【Arsenal×WestHam】 ポドルスキ・ワールドへようこそ!アーセナル5発快勝!
アーセナルが爆発しました。サウサンプトン戦の観戦記で、「ポドルスキとウォルコットが消えて脅威がないため、相手のラインが上がり、プレッシャーがきつくなった」と書きましたが、今日は真逆!先制ミドルシュート、3点めの絶妙なコンビプレー、4点めの完璧なグラウンダークロス、5点めの抜け出しと、まさにポドルスキ・ワールド。サニャやウォルコットより圧倒的にクロスの精度が高く、中へ入ってくればミドルやワンツーなど多彩なプレイで崩しに参加でき、裏に抜け出すスピードは一級品。そんな彼のよさが出尽くした試合でした。
試合開始からアーセナルが押していましたが、当初はウォルコットにはパスが出るものの、左からの展開がなく、攻めてはいながら単調でした。もう少し、攻めのバリエーションがないと厳しいんじゃないかと思った矢先に、何とウエストハムが先制!18分、コーナーキック。ジルーがヘッドでクリアしたボールは、ペナルティエリア外で待ち構えていたコリゾンへ。彼はシュートを打つと決めていたのでしょう。流れるようなトラップから、迷わずズドン!これにはジルーもシュチェスニーもお手上げ、打ったヤツが偉い、というゴール。4試合連続で先制されてしまったアーセナル。焦りが出なければいいけれど、と心配し始めたそのとき…。
ポドルスキ・ワールドの幕開けを告げる、ファンファーレ代わりのミドル一閃!動画で何度見直しても、毎回惚れ惚れしてしまう一発!先制点献上からたった4分で同点にしたことで、アーセナルは再び自らのペースを取り戻しました。前半は、双方惜しいシーンがひとつずつありましたが、それぞれギリギリでDFが難を逃れ、そのままハーフタイム。主導権はアーセナルが握っているものの、1-1で前半終了なら、ウエストハムは文句なし。
ハーフタイム、先週に続いてまたもやヴェンゲルが魔法の言葉でチームに催眠術をかけたのでしょう。後半開始からアーセナル、怒涛の攻勢。しかし、いいリズムで攻めているときにきっちり点を獲れないと、えてして逆に決められてしまったりするものです。隣で観戦していたグーナー(アーセナルファン)の相方に、「ここで決められないとやばいんじゃない?」と不安を口にした直後、コーナーキックをジルーがボレー、勝ち越し!
この勝ち越し点を合図に、わずか10分であっという間の5-1。あの有名なルート・ファン・ニステルローイの名言「ゴールはケチャップのようなもの。出ないときには出ないが、ひとたび出ればドバドバ出る」状態でした(これは瓶入りケチャップ主流の欧州ならではの表現ですね。日本のチューブ式は、いつでも出ますから)。このたたみかけるような攻撃のなかで、3点め以降、すべてのゴールのラストパスをフィードしたのが、ルカス・ポドルスキだったのです。ジルーの左足の浮き球ワンツーを、ポドルスキが柔らかい左足トラップで受けて軽く流し、中でDFに背を向けながらカソルラが芸術的な左足ヒールでゴールに流し込むという「左3連続ゴール」で3-1。裏に抜けたポドルスキが、完璧なグラウンダーでウォルコット、ジルーに立て続けに決めさせて4-1、5-1。勝負はここで終わり。後はポドルスキとジルーを「2点獲ったからいいよ、休んで」とばかりにお役御免させて、アンドレ・サントスとチェンバレンを試してタイムアップ。今日はバカ勝ちモードのアーセナル、5発、快勝。
足を痛めて退いたヴェルマーレンの具合と、アルテタ復帰のXデイがわからないことは懸念材料ですが、いい状態で、リヴァプール戦を迎えることができそうです。相手の守備力が上がった時、どこまで今日のようにカソルラとポドルスキを機能させられるかがカギです。ライバルとの直接対決、負けられない試合がまだまだ続きます。
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