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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【MAN.UTD×Everton】 マンチェスター・ユナイテッド完勝!モウリーニョは何を想う?

13日のレアル・マドリード戦に備えて、何人か主力を温存したマンチェスター・ユナイテッド。香川、リオ・ファーディナンドはベンチ外。ここまで1試合しか休んでいないキャリックまでベンチに下げ、両サイドにギグス・バレンシアを置き、サイドからの崩し主体で攻めていくフォーメーションです。一方、試合前に急きょ、ディスタンを欠くことになり、ナイスミスとイェラヴィッチをベンチに下げたエヴァートン。満を持してターンオーヴァーする首位チームと、苦しい台所でやりくりしている5位チームの差が、試合が始まってすぐにピッチの上に現われることとなりました。(ライアン・ギグス/写真著作者:James Adams)

マン・ユナイテッドはサイドからの攻撃に加え、ラインを高く設定するエヴァートンディフェンスの裏にスルーパスを通しにいきます。10分過ぎに、ルーニーのパスから抜けたファン・ペルシがキーパーもかわすものの、シュートは惜しくもポスト。漂ってくるゴールの予感に応えたのは直後の13分。べテランがさっそく先制します!ロングボールをバレンシアがヘッドで落とし、受けたファン・ペルシが丁寧にギグスへ。ギグスはすかさず、利き足ではない右でシュート。これが右ポスト内側に当たる完璧な弾道で1-0。先に獲ったことで試合のイニシアティブを完全に掌握します。そして前半終了直前にラファエウのスルーパスをファン・ペルシ、今度は枠にしっかり打ち、DFのクリア及ばず2-0。マン・ユナイテッドの前半の枠内シュートは入った2本のみ。裏を突くキラーパスが見事にはまり、効率のよい攻撃でリードを広げました。

こうなると、後半は安全運転モードに突入です。味方ボールになるとペースを落とし、ショートパスをまわして相手のバランスが崩れるのを待ち、裏にスペースができれば素早くボールを出し、中で合わせる。ただただ、この繰り返しです。後半半ばにCKからエヴァンスのヘッド、直後のクレヴァリーのシュートがいずれもハワードにセーヴされると、さらにギアを落とし、カウンターでしか攻撃をしなくなります。時折、ファン・ペルシが相手ゴールを脅かし、相手ボールになるとルーニーまで下がってパスコースをカットすることに専念し、そのままタイムアップ。これといったピンチもなく、観戦していたレアル・マドリードの監督にも手の内をさらすことなく、完勝でした。

さて、エヴァートンですが、前半のチャンスは28分のオスマンのシュートのみ。後半を合わせても、ベインズの左からの突破とスモーリングのミスを拾ったイエラビッチのシュートぐらいしかサポーターが腰を浮かすシーンがありません。シュートはいずれも横のボールに強いデヘアに弾かれ、ゴールの予感がまったく感じられないまま、90分を消費してしまいました。ケガや不調でひとりふたり、主力を欠いただけでサッカーの質がはっきり下がってしまうのが、今のこのチームのポテンシャルなのでしょう。この状態では上位は望むべくもないので、何とか5位奪還、もしくはFAカップ優勝で、来季ヨーロッパで戦う権利を得られれば、今シーズンは大成功ですね。

マンチェスター・ユナイテッドはこれで2位に12点差をつけ、プレミアリーグは独走態勢。目線はチャンピオンズリーグに移ります。13日のレアル・マドリードとの試合で、香川とリオが出場することになるでしょう。香川とチチャリートが、いわば隠し玉。アウェイでの初戦で何とか得点を奪い、第2戦を優位に進めたいものです。

今日の試合を観たジョゼ・モウリーニョは、どこをチェックしたでしょうか。ラファエウが上がった後ろのスペースと、デヘアのハイボール処理のまずさ、スモーリングの軽いプレーあたりは目をつけているかもしれませんね。カシージャスを欠き、チーム状態がよいとはいえないレアルですが、どんなサッカーで来るのでしょう。

13日、マンチェスター・ユナイテッド、必勝です!

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