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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Tottenham×Swansea】 またもや危ないトッテナム…2試合連続PKゲットで「1-0×2=勝ち点6」

サッカーの巡り合せ、バイオリズムはわからないもので、昨季1回もPKを蹴ることがなかったトッテナムが、今季開幕直後、2試合連続で決勝PKによる勝利です。プレミアリーグ第2節、ホワイトハートレーンでの初戦は、トッテナムがスウォンジーを1-0で下しました。

バレンシアからやってきたCFソルダード、フランスのリーグ・アンから獲得したMFシャドリとカプエ、ブラジル代表パウリーニョ、先日のヨーロッパリーグでの活躍で抜擢された22歳タウンゼント。デンベレを除き、MFとFWをすべて新戦力で固めたトッテナムは、初戦のクリスタル・パレス戦に続き、この日もスウォンジーに手を焼きます。開始直後は、明らかにスウォンジーペース。それでもパウリーニョやカプエが中盤の起点となり、シャドリやタウンゼントにボールが出るようになると、徐々にフィニッシュにつながるプレイが増えてきます。前半のハイライトは、デンベレとパウリーニョのシュート。特にパウリーニョのボレーはあわやゴールという一発でしたが、バウンドしたボールは無情にも枠を外れ、結局0-0の折り返し。あと一歩で点が入りません。

スウォンジーもまた、このオフは大規模な補強をし、メンバーが変わっているチームですが、この日は新加入のシェルベイと不動のトップ下、ミチュが空回り。彼ららしいパスワークでの崩しを試みるものの、なかなか前線に効果的なパスが出ません。そして決勝点は、58分。シェルベイがタウンゼントを倒したとのジャッジですが、これが微妙。私には、タウンゼントのシミュレーションに見えました。ともあれ、主審は毅然とPKスポットを指差し、ソルダードがこれをきっちり決め、ホームチームが先制です。この日のスウォンジーには重い1点。この後は両者ともこれといった決定機なく、トッテナム逃げ切り勝ち。コンディションもサッカーの中身もまだまだ発展途上のトッテナムにしてみれば、2試合連続の1-0勝利は貴重です。

とはいえ次戦、トッテナムはプレミアリーグ開幕3戦めにしていきなりのノースロンドン・ダービーです。初戦はアストン・ヴィラにやられたものの、ジルーがチャンピオンズリーグを含む3試合連続ゴール中で、カソルラのコンディションも上がっており、アーセナルの調子は悪くありません。それでも何とかここは、勝ち点1を獲っておきたいところ。大敗でもしようものなら、未完成のチームゆえに、その後に影響を残してしまうかもしれません。ヴィラス・ボアス監督に、さっそく最初の試練です。

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