【Liverpool×Hull City】フリーのシュートを外しまくるも、エースが締めてリヴァプール快勝!
この日の復帰が話題となっていたジェラードはベンチスタート。フラナガンが欠場した左SBにはシソコが入り、ジョー・アレンに代わってイアゴ・アスパスが先発するリヴァプール。ケガ人が多いなか、ぎりぎりのやりくりが続きます。対するハル・シティは「いつものメンバー」。ハドルストーン、リヴァモア、ムハマディの中盤と、デイヴィーズとフィゲロアが締めるDFラインで、トップはサグボです。
前半は静かな出だし。18分、コウチーニョの右クロスをスアレスが見事なヘディングで決めますが、これはわずかにオフサイド。24分には、スアレスが厳しいマークを受けながらもコウチーニョにつないでシュートまで持っていくと、直後の25分、左サイドから抜け出したスターリングがGKと1対1となりますが、GKマクレガーの正面にシュートをぶつけてしまい、ゴールならず。イアゴ・アスパスはフィットしているとはいえず、なかなか点が奪えませんが、DF陣はハル・シティの迫力のない攻撃を落ち着いてさばいており、後は「いつ先制するかだけ」という状態でゲームは進みます。
すると36分、CKからアッガーがヘディング。これがGKとゴールの中に入っていたDFの間の絶妙なコースに落ち、リヴァプールがやっと先制です。このゴールで勢いに乗り、41分にはコウチーニョのロングパスをゴール前にいたイアゴ・アスパスがダイレクトで落とし、走り込んだヘンダーソンがどフリーでシュート。46分にもヘンダーソンのパスから、スリップして体制を崩すDFチェスターを尻目にコウチーニョがフリーで右足シュート。この2発はいずれも決まったと思われましたが、なぜかシュートを枠に飛ばせず、1-0のままハーフタイム。この時間帯で決めておけば、後半を待たずしてハル・シティは諦めていたはず。45分が終わったところで、敵地セント・メアリーズでサウサンプトンと戦うチェルシーも、エミレーツにカーディフを迎えたアーセナルも0-0。プレミアリーグ上位勢のなかで唯一、先に点を奪えたのはよかったのですが、決定力に課題を残した45分でした。
しかし後半に入った50分、ペナルティエリアのすぐ外、やや左という絶好の位置でFKを獲得。これを蹴るのはもちろん、スアレスです。右足でカーブをかけたシュートをGKマクレガーはまったく触れず、エースの今季20点めで2-0!これで決まりです。62分には、イアゴ・アスパスに代わってジェラード登場。64分に右からのクロスをヘンダーソンが左足アウトに当てたテクニカルなシュートはゴールならず。試合終了直前にも、コウチーニョがドリブルで3人を抜きながらもフィニッシュを決められず、スコアは2-0のまま。4~5点獲ってもおかしくなかったぐらい、両者の間には明確な差がありましたね。DF陣も90分を通じて慌てるシーンはなく、リヴァプールの快勝でした。
リヴァプールの最大の懸念は負傷者ですが、これからは少し楽な日程となります。1月5日のFAカップはオールダム戦で、問題なし。そこから1週間休んで、アウェイのストーク戦、アンフィールドに戻ってアストン・ヴィラ戦と続きます。この3つは、負けないでしょう。「1月28日のマージーサイドダービーまでに何人戻ってくるか」「この間の3試合でジェラード、イアゴ・アスパス、シソコらの調子が上がるか」ですね。これまでサブに甘んじていた選手や、ケガで本調子ではなかった選手のフィジカルが上向いた状態で、ホームでアーセナルと戦う2月を迎えられればベストです。首位との勝ち点差は6しかないので、いわゆる「シックスポインツ」を制すれば、背中が真ん前に見える状態です。ここから2月中旬までが次なるヤマ場。エヴァートンさえ叩ければ、おもしろいことになりそうです。
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次節リッジが帰ってきます。
長かった、、、
リバサポさん>
おお、そうなんですね。楽しみですね!
写真と記事が合ってないのが残念。