【Hull City×Chelsea】つまらなくて何が悪い!?ゲームを殺したチェルシー、予定通りの勝ち点3!
前半は、ボールを持つ時間が長かったのはチェルシーですが、攻撃をシュートに結び付けていたのはハル・シティのほうでした。ホームチームは、リヴァモアのミドルなどの積極的な攻撃で、再三チェフが守るゴールを脅かします。最大のチャンスは、テリーがペナルティエリア脇でボールをさらわれた26分。右からクロスに狙ったサグボのシュートはポストの左に外れ、チェルシーは命拾いします。逆に33分のチェルシーの決定機を防いだのは、GKマクレガーです。左からのグラウンダーを受けたオスカルは、ゴール前7メートルでフリーでしたが、至近距離から確実に狙ったシュートはタイミングとコースを読まれ、ゴール上に弾かれます。前半終了直前のダヴィド・ルイスのFKもGKの守備範囲。両者スコアレスのまま、ゲームは後半に入ります。
こういう膠着気味のゲームを打開するのは、往々にして個人技だったりします。56分、アシュリー・コールからのパスをペナルティエリア左隅の「いつもの位置」で受けたエディン・アザールは、そのままドリブルで右に流れながら、キックフェイントを一発入れてDFとGKのタイミングを外し、右足アウトにかかるコントロールショット!アザールのシュート回転のキックは、いつ見ても正確です。ゴール前でコースを空けてしまったハル・シティにこれを止める術はなく、チェルシー、先制!前半、効果的だったプレスが、運動量の低下でかかりづらくなっていたところでのゴールは、ハル・シティにとって絶望的な痛手でした。チェルシーはラスト15分まで追加点を狙いますが、叶わないとみるやオスカルをミケルにスイッチし、「店じまいモード」に突入。しかしそれでも87分、左からドリブルで突破を図ったF.トーレスが、「全盛期」を思い出させるようなフィジカルの強さでDFを引きずりながらシュートをニアに沈め、0-2です。アウェイでセーフティに戦い、とにもかくにも勝ち点3だけ獲れればよい、というサッカーを展開したチェルシーが、望みどおりの結果を得ることができた一戦でした。
ハル・シティは悪くなかったと思いますが、先制点を許してしまったことがすべてでしたね。前半のチャンスを活かして先に点を獲れれば紛れもあったかと思われますが、終わってみれば、チェルシーのペースに乗せられただけ、というゲームでした。「つまらないけど強い」サッカーで、モウリーニョ軍団はプレミアリーグ暫定トップ。月曜日、開幕戦で負けているアストン・ヴィラと戦うアーセナルの取りこぼし待ちです。
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更新おつかれさまです
モウリーニョのチームっぽい試合展開でしたね
前回の第一次政権時も見てたのでこういう試合にも慣れましたが(笑)
チェフはこの試合でチェルシーの歴代クリーンシート数でトップになったみたいです(^^)
プレミアの歴代記録も来季には抜けそうな位置に来てるので是非達成してもらいたいですね
来週はいよいよユナイテッドとの試合ですがスタンフォードブリッジでは負けるわけにはいきません
90分間敵になりますがお手柔らかに
チェルシーさん>
今季のマンチェスター・ユナイテッドは、今まで継続してきた記録を次々と破られていますので、ひとつぐらい破らせてください(笑)
管理人さんのコメント、思わず笑いました
そういえばアーセナルの無敗記録を破ったのもユナイテッドでしたね
↑のコメントは私です。
名前空欄にすると、「プレミア大好き」になるんですね
トーレス下さい。あ、赤い方ね さん>
そうなんです。他人の無敗記録破るの、意外と好きなんです。