【MAN.UTD×Hull City】足を痛めたディ・マリアとルーニー。3-0快勝も喜べないマン・ユナイテッド!
プレミアリーグ第13節、オールド・トラフォード。6分にマタからのパスを受けたルーニーが、左45度から逆のポストぎりぎりにミドルシュートを放ち、いいスタートを切ったマンチェスター・ユナイテッド。ディ・マリア負傷でどうなるかと思われたゲームは、前節トッテナムを苦しめたハル・シティがこの日は別のチームのようにおとなしく、16分にはホームチームがさっそく先制します。ルーニーのCKを競り合った後、ハル・シティ守備陣が混乱してルーズボールをクリアできず、ゴール左にいたスモーリングが角度のないところからボレーシュート。GKマクレガーが掻き出したようにみえたシーンは、ゴールラインテクノロジーが得点と判定。1-0となると、マンチェスター・ユナイテッドがゲームを完全に自分たちのものにします。
42分の2点めも、ハル・シティのミスから決まってしまいました。ペナルティエリア右にいたエレーラがロングボールをヘッドで中につなぐと、クリアしなければならなかったCBカーティス・デイヴィスが見送ってしまい、先に触ったのはファン・ペルシ。後ろに落とした優しいボールに反応したルーニーのコントロールショットは、GKがまったく触れないゴール左隅。ハル・シティの不安定な守備を確実にゴールにつなげるマンチェスター・ユナイテッドに、ここまでのところは弱点は見当たりません。
後半に入ると、主役は代わってファン・ペルシ・ショー。57分、ワールドカップのスペイン戦で見せたような後ろからのボールを叩いたダイビングヘッドは、オフサイドの判定。彼らしいシュートが決まったのは66分でした。中盤でボールを奪われたエレーラが、すかさずパスをインターセプトして前線にパス。ファン・ペルシは足を出してきたDFを軽くかわすと、ゴール左上に突き刺さる強烈なシュート!これは、クルトワやノイアーでも弾けないでしょう。3-0、勝負はここで決まりました。
残り20分、ファン・ハール監督はファン・ペルシを下げ、ファルカオ投入。何としても結果を出さなければ、来季の契約がどうなるかわからないコロンビア代表FWには力みがみられ、89分の決定機を外してしまいます。速攻から、右で空いていたマタにつないで中央に走ったファルカオは、折り返しのボールをもらったときには完全にフリー。クロスにシュートを放てば間違いなく4点めでしたが、背番号9の無造作なシュートはマイケル・ドーソンがスライディングで阻止。復帰早々のプレミアリーグ2点めはなりませんでした。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
スカッとするような試合見れて良かったのですがルーニー、ディマリア心配です。サウサンプトン、リバプールとの戦いにこの2人を欠いた状態では挑めないです。
デヘアも休養できて良かったです。
MUFC-7さん>
心配ですね。隣のライバルは、先ほどCB2人を失いました。「ケガ人が少ないチームの勝ち」などとはなってほしくないのですが…。