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【MAN.CITY×Everton】上位総崩れの週末、唯一の勝者はマン・シティ!しかしアグエロ負傷は痛い…!

昨日、「アグエロがシーズンを通じて元気なら、マンチェスター・シティがプレミアリーグ3位以内を外すことはないでしょう」と書いたばかりですが、試合開始からわずか2分、本拠地エティハドでエヴァートンと戦う彼らは、最悪のアクシデントに見舞われてしまいました。アグエロ、負傷退場。エヴァートンの選手と立て続けに2回接触して転倒したプレミアリーグのリーディングスコアラーは、ゆっくり歩くのがせいいっぱいという状態でピッチを後にしました。急遽入ったのは、負傷明けのジェコではなく、今季のプレミアリーグで11分しか出場していないポゾ。マンチェスター・シティ、いきなりピンチです。

しかし、エースのリタイアで攻撃の迫力を失うのではないかと懸念されたホームチームに、余計な心配は必要ありませんでした。ルカクとエトーを縦に並べ、いつもはSBのコールマンを一列上げて戦うエヴァートンは、0-0で引き分ければOKというサッカーをするつもりはなかったはずです。ところが、序盤はマン・シティが圧倒するハーフコートマッチ。右サイドを短いパスで攻略するナスリ、サバレタ、ヘスス・ナバスのコンビネーションが脅威で、エヴァートンはなかなか攻勢に転じられません。

18分、CKに飛び込んだマンガラが、ボールの落下点にいたエトーの腰を足の裏で蹴る危険なプレイでイエローカード。決して故意ではないものの、色の違うカードを出すレフェリーもいるのではないかと思われるシーンでした。一方、24分にエヴァートンCBジャギエルカがPKを取られたシーンは、一転して厳しいジャッジ。キッカーのヤヤ・トゥレは、両者を通じて前半唯一の枠内シュートを左隅に決め、マンチェスター・シティが1点をリードします。

後半も、ホームのマンチェスター・シティペース。とりわけキレていたのは、左サイドを疾走するジェームズ・ミルナーです。49分にミルナーが出したグラウンダーは、ゴール前でフリーだったポソにドンピシャでしたが、逆をとられたGKハワードが足を残してブロックするビッグセーブ。攻めの糸口がつかめないチームを見かねたロベルト・マルティネス監督は、56分にベシッチを下げ、ロス・バークリーをピッチに送り出します。マンチェスター・シティも、63分に久々のジェコ、78分にはランパード登場です。ランパードは、ピッチに入ってすぐにチャンスメイク。左を走ったジェコに中央から出した絶妙な浮き球を、ジェコがヘッドで落としてすかさずミルナーがボレー。シュートは浮いてしまったものの、美しい連携でした。エヴァートン最大のチャンスの起点はギャレス・バリー。82分に彼が出した前線へのパスをエトーがダイレクトで左に流すと、ルカクが決定的なボレーを放つも、GKジョー・ハートが左手で弾き出してリードを守ります。

終わってみれば、唯一のゴールはPKで、マンチェスター・シティの辛勝でした。試合後、ロベルト・マルティネス監督は、「ジャギエルカが取られたPK、飛び蹴りをする形となりながらイエローで済んだマンガラとフェルナンドなど、多くのジャッジが自分たちに厳しかった」と不満を語っていました。少なくともいえるのは、PKとなったミルナーとジャギエルカの接触は、倒れたミルナーもファールを受けたとは思っていなかった、ということ。彼は転倒後、すぐに起き上ってそのままプレイを続けようとしていました。1-0で試合が終わった今は、「レフェリーがPKだといったのでPK」としかいえませんが、マルティネス監督が愚痴をこぼしたくなる気持ちはわかります。

とはいえ、ハワードのセーブで何とか追加点を食い止めていたエヴァートンには勝ち点3のチャンスはなく、マンチェスター・シティの勝利という結果は妥当でしょう。チェルシー、アーセナル、リヴァプール、エヴァートン、トッテナムと、昨季プレミアリーグの上位クラブが1勝もしておらず、PK以外のゴールはラムジーのボレーとドログバのヘッドのみ。大相撲なら座布団が舞い、競馬なら3連単100万円以上がつくような大荒れの週末だっただけに、昨季プレミアリーグ王者のこの1勝は、勝ち点3以上の価値がある貴重な勝利です。アグエロのケガは激痛ですが、ここ3試合で勝ち点5を失ったチェルシーとはいよいよ3差。マンチェスター・シティが、ようやくいつものポジションに到着しました。

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“【MAN.CITY×Everton】上位総崩れの週末、唯一の勝者はマン・シティ!しかしアグエロ負傷は痛い…!” への3件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    アグエロの離脱は痛いですね
    多くの人が予想してたとは思いますが残念です
    得点王を狙えそうでしたし本人もダメだとわかって涙目でした
    殴り合いを期待してましたがシティ優勢でした
    エバートンはELの影響と怪我人の影響があるのかもしれませんが
    それでもシティはアグエロ、シルバ、コンパニがいません
    1つ言いたいのはバークリーのダイブです
    以前の試合でもダイブしてましたよね
    あの場所でファールをもらっても点には繋がらないでしょう
    好きな選手だけにやめてもらいたいです

  2. a より:

    さあ、ユナイテッドも続きたい……!

  3. makoto より:

    プレミアリーグ大好き!さん>
    1ヵ月だそうですね。ローマ戦、大丈夫でしょうか?

    aさん>
    続きました!

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