【Liverpool×West Ham】エースが帰ってきた!スタリッジ、感動の復活ゴールでレッズ3連勝!
このところのプレミアリーグで8試合負けなし。キャピタルワンカップでは、チェルシーでも90分で決着をつけられなかった絶好調のリヴァプールは、ミッドウィークの激戦の疲れを感じさせない試合運び。難敵ウェストハム相手に、3戦連続のクリーンシートとなる2-0快勝を決めました。勝利を重ねるたびにサポーターの大声援が高まるアンフィールドは、この日も最高の雰囲気でチームを後押しします。ララナがサイドに復帰し、ジェラードを欠く以外はいつものメンバーのリヴァプールは、前半からウェストハムを圧倒。マルコヴィッチやヘンダーソンが次々とシュートを放ち、長短のパスのバリエーションがある攻撃は、ウェストハムの対応を難しくします。最初の決定機は24分。中盤の底にいたヘンダーソンからのロングパスを受けたアルベルト・モレノがコウチーニョに落とすと、スターリングとのワンツーで見事に左を突破したコウチーニョがフリーでシュート。この一発はコースが甘く、GKにセーブされるものの、リヴァプールの攻勢は止まりません。
ウェストハムの反撃は、エネル・バレンシアの突破とセットプレーのみ。CBが抜かれさえしなければ、ゴールを決められることはないでしょう。最初の45分でよかったのは、周囲をうまく使えていたスターリングと、中に飛び込む意識が高く、いつもより積極的にフィニッシュを狙っていたマルコヴィッチ。終了間際、スターリングがドリブルで仕掛けて転倒した後のボールに反応し、ゴール前からフリーで放ったマルコヴィッチの一撃は、焦ったのか左ポストの外。決めてほしいシーンでしたが、この日のレッズが無得点で終わるという結果は想像できません。
最初の歓喜は、後半が始まって6分でした。サコからボールを受けたアルベルト・モレノが中にいたスターリングに正確なフィード。スターリングがコウチーニョに落としたボールはCBリードにカットされますが、これをすかさず奪い返したコウチーニョは、DFラインの最後に絶品スルーパス!抜け出したスターリングは、GKの脇に流し込むだけでした。追いつきたいウェストハムは、ホームでリヴァプールを3-1で破ったゲームとは別のチームのようなおとなしさ。レッズのDF陣が慌てるシーンはほとんどありません。68分、アンフィールドは拍手と絶叫。ダニエル・スタリッジ、4ヵ月半ぶりのプレミアリーグ復帰です。
スタリッジは入って早々、いきなりファールをもらうと、最前線の右にポジションをとり、緩急のある絶妙な動きで味方からのパスを引き出します。DFとの駆け引きとゴール前でクロスを受けるポジション取りは、やはりスターリングより数段上。80分のゴールは、コウチーニョがパスを出すタイミングを動きで指示するような、もらい方のうまさが光った一撃でした。
リヴァプール、いいですね!来週はマージーサイドダービー、その次はトッテナムと、プレミアリーグは難敵続きとなりますが、ロジャース監督の3-4-3が負けるイメージはありません。最終的な結果がどうあれ、苦しい時に安易な監督交代に走らなかったのは、よかったのではないでしょうか。暫定ながら、3位までの勝ち点差5は、2週間あればひっくり返る射程圏内です。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
更新ご苦労様です。
スタリッジ最高の復帰でした。COCの敗戦を引きずらずチームは今良い状態かと思います。昨シーズンのレッズが戻って来たかと思います。CL争いが面白いくなってきましたね。
Macki さん>
CL、激戦ですね。あれだけ守備が固くてよく戦っているセインツですが、やはり残れないかもしれません。