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【Everton×MAN.UTD】フェライニ投入は裏目…マン・ユナイテッドは3戦連続の1-1ドロー!

プレミアリーグ14節、週末最後のゲームはエヴァートンVSマンチェスター・ユナイテッド。前節までに首位チェルシーに勝ち点11差に離され、負けられないマン・ユナイテッドは、4-0で圧勝したEFLカップ準々決勝、ウェストハム戦の勢いを持ち込むことができるでしょうか。モウリーニョ監督のスタメンは、GKデ・ヘア、DFバレンシア、ロホ、フィル・ジョーンズ、ダルミアン。中盤にエレーラ、キャリック、ポグバが入り、両翼にはマルシアルとムヒタリアン。トップはもちろんイブラヒモヴィッチです。攻め合いを予感させる立ち上がり。ポグバとフネス・モリのロングシュートは、それぞれ大きく枠を外れます。イブラヒモヴィッチに楔のパスは通るものの、そこから効果的な展開ができないアウェイチーム。中盤でのせめぎ合いが続き、両者ともシュートチャンスがないまま時間が過ぎていきます。

17分、右からのFKをファーのアシュリー・ウィリアムズがヘッドで折り返すと、クレヴァリーのボレーはミートせず、デ・ヘアがキャッチ。27分には右に流れたルカクからカウンターが始まり、縦に抜け出したボラシェが角度のないところから放ったシュートが、ゴール前を横切ります。ポゼッションの時間は長いものの、フィニッシュがないマンチェスター・ユナイテッド。29分、ゴール正面からのイブラヒモヴィッチのFKは、壁に当たってGKステケレンブルクに届きません。マルシアルとムヒタリアンのポジションが低く、バイタルエリアに入り込むポグバはグイェやギャレス・バリーの厳しいチェックにつかまり、ズラタンは孤立。悪いときの彼らのままハーフタイムかと思われた43分、マン・ユナイテッドが最初のチャンスを活かします。マルシアルが自陣から出した縦パスに反応したのは9番でした。ボックスから飛び出したステケレンブルクは及ばず、ズラタンが右足アウトで浮かせたシュートは、バーとポストに当たってラインを越えました。

クライマックスなきゲームは、0-1で後半に突入します。エヴァートンの決定機は53分。ルカクとのワンツーで右から突破したミララスのボレーは、デ・ヘアが腿で弾き出すビッグセーブ。56分に右のボックスの角からマルシアルがFKを蹴ると、高く浮いたクリアを叩いたズラタンのシュートがDFにブロックされます。60分、ポグバが右に展開したカウンターは、切り返しから放ったムヒタリアンのシュートをフネス・モリがカット。直後、右のボックス脇でフリーになったキャリックがクロスをふわりと浮かすと、競り合ったボールがファーに流れたところをエレーラがボレーで狙いますが、ポストを直撃して追加点はなりません。

64分、クーマン監督は、クレヴァリーに代えてデウロフェウを投入。コールマンは肩を痛めたのでしょうか。若いホルゲートに後を託します。足をひねって倒れていたボラシェは、一度は戻ったもののやはりプレイ続行不可能。68分にエネル・バレンシアが左サイドに入り、クーマン監督は一気にカードを使い切りました。75分、グイェのミドルはデ・ヘアがセーブ。必死に攻めるエヴァートンは、右からのFKを頭で合わせたホルゲートの一撃も、守護神が冷静にCKに逃げました。81分、右サイドでデウロフェウからパスを受けたホルゲートが、エネル・バレンシアの頭にぴったりのクロスを上げますが、デ・ヘアの足元に叩きつけたボールは正面にいってしまいました。

80分を過ぎてからマルシアルをラシュフォードに代えたモウリーニョ監督は、85分にムヒタリアンをフェライニにチェンジ。しかし、この采配は完全に裏目に出ました。入って2分もしないうちに、フェライニがグイェを引っかけてPK。レイトン・ベインズが落ち着いて左隅に決めたときには、88分をまわっていました。91分、レイトン・ベインズの強烈なミドルはデ・ヘアがセーブ。その1分後、イブラヒモヴィッチが右サイドから入れたグラウンダーは、ラシュフォードに届きません。時間がないなか、フェライニのイージーなパスミスにため息が響きます。マンチェスター・ユナイテッドが1-0から追いつかれたのは3回め、プレミアリーグでは3戦連続ドローです。

守りを固めたかったのなら、CBまでこなすブリント投入のほうがよかったのではないでしょうか。5分あった追加タイムに勝ち点3を狙うなら、エレーラを下げて、より決定的な仕事ができるマタという策もあったでしょう。セットプレー対策で高さを足したかったのかもしれませんが、ルカクとアシュリー・ウィリアムズをケアすればよかったチームには、ヘディングの強さよりもセーフティにプレイできることのほうが大事だったと思います。プレミアリーグ開幕からそろそろ4ヵ月になろうとしているのに、連携がぎこちない攻撃陣といい、消化不良感が残る一戦でした。うーん、厳しい。マンチェスター・ユナイテッドは、5位トッテナムと勝ち点6差です。

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“【Everton×MAN.UTD】フェライニ投入は裏目…マン・ユナイテッドは3戦連続の1-1ドロー!” への4件のフィードバック

  1. のこ より:

    内容はよくなってきているのにこの結果は残念です。
    モウリーニョはパワープレー対策と説明していましたが、フェライニ投入は疑問が残る采配でした。試合を終わらせるのが得意な監督と思っていたのですが、ここ最近の粘りの弱さはなぜでしょうか…。

  2. スパーズ推し より:

    以前から疑義を呈していますが、モウのフェライニ起用が謎でなりません。
    この試合をして分かる通り、守備は軽率、スペースを埋めたりカバーリングも並以下、攻撃面も推進力は物足りないし展開力も無い。
    ボランチのチョイスとしては劣化したシュバイニーにすら劣ると僕は思います。

    次節スパーズ戦、マンUとしては落とせばCL権レースの脱落リーチがかかる試合になりますね。
    もう少しダイレクトプレーでボール回しのテンポを上げないと、スパーズの高速プレスの餌食になる気がします。
    そういう意味でもこの試合で出番の無かったマタが個人的には一番怖いです。

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    パワープレーを警戒したとはいえこの采配は最悪でした。無失点で抑える事が殆ど出来ていない事を考えれば、より攻撃的にいくか管理人さんの言う通りセーフティにすべきでした。皆さん内容が良くなったと言われますが、これだけのメンバーを揃えたのです。個の高いメンバーがいるだけに下位相手に内容は良くなって当たり前と感じます。エヴァートンなど中堅上位になると途端にギコチなさがでてくるのはチームとしての戦術の限界なのか元々ないのか…。どちらにしろモウリーニョはアプローチの仕方を変える必要があるのかもしれません。モウリーニョはいい監督ですし信じたいです。

  4. makoto より:

    のこさん>
    スタメンの組み合わせと交代策について、あれこれやりすぎることも一因ではないかと思います。ブリントでよかったですよね…。

    スパーズ推しさん>
    序盤戦は汗かいてがんばっててくれていたのですが、今の出来ならパスが出そうなコースをしっかり切ってくれるバスティのほうがいいと思います。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    いい日と悪い日の差が激しく、不安定ですね。それぞれの選手への期待の仕方に一貫性がなく、あれこれ求めすぎるのかもしれません。

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