【Everton×Arsenal】最後の猛攻は実らず…逆転されたアーセナルがアウェイ初の敗戦!
サイドを制したほうが勝利に近づくのでしょうか。6分、左からオーバーラップしたモンレアルのグラウンダーがマークを外していたエジルに届くも、足元に入り過ぎ、ボレーは浮いてしまいました。アーセナルが再三狙うサイドチェンジが味方につながれば、一気に決定機に持ち込めそうです。エヴァートンは前線からプレスをかけず、自陣に引いてパスコースを切りにいくため、アーセナルがボールを支配する時間が続きます。19分のアーセナルの先制点は、ボックス手前でインターセプトに成功し、ジャギエルカに足を踏まれたコクランのお手柄でした。FKのキッカーはアレクシス・サンチェス。低い弾道のキックはアシュリー・ウィリアムズに当たってコースが変わり、逆を取られたステケレンブルクが弾き切れずにゴールに吸い込まれました。
ゴールシーンしか枠内シュートがなかったシブい前半は1-1。セカンドハーフの立ち上がりは、アーセナルが再度ゲームを支配しています。54分、左サイドでインターセプトに成功したチェンバレンがアレクシス・サンチェスに縦パスを通すと、グラウンダーの折り返しにエジルがフリー。枠を捉えていれば決まる絶好機でしたが、左足の名手のボレーは浮いてしまいました。58分、今度は中央から仕掛けたガナーズ。ウォルコットのパスを受けたのは、何とベジェリン。右のエジルに出たスルーパスは、ステケレンブルクの飛び出しに遮られます。直後、ロングフィードをルカクが胸で落とすと、ロス・バークリーの左足ミドルはファーのポストすれすれを抜けていきます。コクラン、モンレアルがボックス脇を崩した60分過ぎの波状攻撃は、ラストパスが中に合わず、ガナーズは勝ち越しゴールを決められません。ピッチ脇では、ジルーが黙々とアップを続けています。
クーマン監督は68分、アーロン・レノンをミララス。その2分後、ヴェンゲル監督はウォルコットとチェンバレンを下げ、ジルーとイオビを投入します。ロス・バークリーが右から入れたきわどいクロスはコシールニーがカット。76分、左サイドにまわったアレクシス・サンチェスがニアのイオビにラストパスを通すも、ワントラップボレーが枠にいきません。残り10分、クーマン監督は思い切った起用をみせます。よく走っていたエネル・バレンシアに代わったのは、プレミアリーグデビューとなるキャルバート・ルーウィン。85分のCKは、落ち際をプッシュしたジャギエルカのシュートをチェフがビッグセーブでしのぎましたが、2度めのCKでアシュリー・ウィリアムズをフリーにしてしまいました。ヘディングシュートは完璧、エヴァートン逆転!88分、ヴェンゲル監督は、コクランをルーカス・ぺレスで勝負です。
90分、マッカーシーに代わってフネス・モリが入り、エヴァートンは5バック。93分にジャギエルカが2枚めのイエローで退場となると、アーセナルはチェフまでゴール前に上げて最後の猛攻を仕掛けます。93分30秒、イオビからパスを受けたアレクシス・サンチェスがジルーめがけてクロスを上げると、ステケレンブルクのパンチのこぼれ球をモンレアルがシュート。フネス・モリに当たったボールはイオビの足元に落ちますが、フリーの決定的なボレーはゴールライン際でレイトン・ベインズにブロックされます。クーマン神話は生きていました。エヴァートンがホーム無敗を継続。アーセナルは逆転で痛い敗戦を喫しました。
ムスタフィを失った守備陣は2度の横からのボールにマークがずれてしまい、攻撃陣はラストパスとフィニッシュに精度を欠きました。エジルのボレーが枠におさまっていれば、結果は逆になっていたのではないかと思います。いい時間帯でゴールを決められなかったプレミアリーグ2位チームが、少ないチャンスをことごとくシュート終わらせていたホームチームにワンチャンスを活かされてしまった一戦でした。首位との3差は埋まらず。本日、チェルシーが戦う相手は、最下位のサンダーランドです。(レイトン・ベインズ 写真著作者/Александр Осипов)
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エバートンはゲイェの獲得が当たり、よりいやらしいチームに変わっていました。それでもアーセナルはうまくやっていたと思います。
今日は負けには値しない戦いをしていたと思っていたので、ガッカリですが、今季屈指の好カードでした。相手を賞賛して、気持ちを切り替えて欲しいと思います。
クリーンシートが最近ない気がするので、シティ戦は失点しないことを重視したうえで、勝ち点3を奪いたいところです。
冬の朝、ミッドウィークにこのテンションの試合を見せてもらえると、ああプレミアの季節がやってきたなーと実感します。
エバートン、いいチームですね。負けたのは残念ですがナイスゲームでした。
おっしゃるとおり、エジルがあれを沈めていれば‥。
これまで得意な相手であったエバートン、本当に今日はよいフットボールを展開してましたね。後ろのジャギエルカ、ウィリアムズのCBコンビが若々しく見えました。おまけにベインズ、コールマンのサイドバックも躍動してましたね。さすがわクーマンさんと思ってしまいました。
惜しむらくはガブリエルの危機察知とコミュニケーション力が少し足りず、マークがずれてしまったことでしょうか。また、今シーズン、週中の試合はある程度ターンオーバーしないと余りよい結果が出ていない傾向にあるように思います。ジルーは先発で見たかったです。
が、まだ二位には位置しているので、年末年始のタイトなスケジュール、ターンオーバーを上手く使いながら、取りこぼしなしで何とかチェルシーに食らいついて行って欲しいです!
アーセナルはチャンスは少なかったですね。ただ
負けに値する様な内容ではなかったと思います。
でもここは素直にエバートンを褒めるべきですね。全員が戦ってましたね。
新参さん>
どちらが勝ってもおかしくないゲームでした。レイトン・ベインズ、コールマン、アシュリー・ウイリアムズががんばりましたね。
むんさん>
絶好のチャンスだったんですけどね…。バーを越える前に「エジル!」といってしまいました。
ヤンガナ大好き!さん>
来週がサバイバルマッチですね。決して悪くなかったので、勝つチャンスは十分あると思います。
Davinciさん>
そうですね。後半最初の20分で決めたかったですね。ナイスゲームでした。