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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Liverpool×Stoke】ララナ&ヘンダーソンに脱帽!リヴァプールが怒涛の4発で逆転勝利!

プレミアリーグ18節、リヴァプールの本拠地アンフィールドに乗り込んだのは、マーク・ヒューズ監督のストークです。開幕当初は守備が落ち着かず、プレミアリーグ7戦未勝利と出遅れたチームは、初勝利以降は5勝3分2敗と復活。今季から加わったブルーノ・マルティンス・インディがイングランドの水に慣れ、失点が少ないチームに生まれ変わりました。コウチーニョを失ったクロップ監督は、現在のベストメンバーで臨みます。GKミニョレ、DFナサニエル・クライン、デヤン・ロブレン、クラヴァン、ミルナー。アンカーにヘンダーソンが入り、インサイドMFにはララナとワイナルドゥム。オリギ、フィルミーノ、マネの3トップは破壊力抜群です。

立ち上がりから、オリギやマネがラインの裏を狙うパスを通そうとするリヴァプール。5分のCKは、ボックスの外にいたヘンダーソンがフリーでしたが、ダイレクトで合わせたシュートはGKリー・グラントの頭上です。10分を過ぎ、アンフィールドの空気に慣れてきたストークは、12分に先制します。右からのクロスに合わせたクラウチのヘディングがクラヴァンにクリアされると、左サイドでルーズボールの支配権を奪ったピーテルスが、ニアにクロス。飛び込んだウォルターズのヘッドは、ミニョレは弾けなかったか。ボールはGKの右手に当たって枠に吸い込まれ、2試合連続クリーンシートだったレッズは1点を追う展開となりました。16分、ララナが敵陣でボールを奪取し、フィルミーノの落としをミルナーが右足で狙いますが、クロスバーの上に外れます。

ストークのハイボールに悩まされるレッズは、17分にあわや2点めというピンチを迎えます。ウォルターズが競ったボールに絡んだのはジョー・アレン。もたついたレッズ守備陣をかわして右から放った一撃は、ミニョレがかろうじて足に当てて防ぎます。21分、ボックスに入ってワンツーでマネに決めさせようとしたのはララナ。カットされたボールを拾った20番の左足は、着いていたウィーランに当たって左に外れます。このCKをニアから狙ったワイナルドゥムのミドルははね返され、右サイドに出たボールをデヤン・ロブレンが中に放り込むと、クリアに反応したフィルミーノがマークを振り切り強烈なシュート。GKグラントの脇を抜けたボールは、ゴール前に残っていたクラウチが冷静に外に蹴り出しました。リードしたストークは、時折見せるサイドからの突破が鋭く、レッズ守備陣はゴール前に入り込んでくるジョー・アレンに要注意です。

34分、レッズの同点ゴールは鮮烈でした。オリギからのロングフィードが右サイドのマネに通ると、グラウンダーは味方に通らず。グレン・ジョンソンが大きくクリアできればよかったのですが、右足にヒットしたボールをララナに拾われてしまいました。とはいえ、まったく角度はありません。普通ならクロス。しかしララナのチョイスはシュート!虚を突かれたグラントが狭いすき間を抜かれ、ボールは逆のサイドネットに突き刺さりました。38分にもララナは右サイドを突破し、フィルミーノが足を振るだけでOKの優しいラストパス。11番のボレーは微妙に浮いてバーをかすり、逆転はならなかったものの、ララナのセンスが光る決定機でした。

44分の逆転ゴールは、左サイドから。ララナのパスを受けたミルナーが脇にいたフィルミーノに落とすと、左足で放った完璧なシュートは右のポストの内側を叩いてゴールイン。47分には左からのグラウンダーをミルナーがかかとでタッチし、流れてきたボールをマネがダイレクトで狙いますが、わずかにポストの外。ようやくレッズの猛攻が終わり、ストークはひと息つきました。後半開始からの落ち着かない時間帯を、どちらが制するかに興味が湧きます。

50分、ワイナルドゥムのパスで左サイドを上がったミルナーが、マネとのワンツーで裏に抜け出しダイレクトショット。インフロントで巻いたボールは曲がり切らず、逆のポストの外を抜けていきます。後半は互角の展開。レッズの守備陣がジョー・アレンを空けるのが気になりますが、サイドに出たボールにミルナーとナサニエル・クラインがしっかり対応しています。60分、レッズが決定的な3点めをゲットしました。ヘンダーソンが左のオリギに通したスルーパスで勝負あり。GKの前を抜ける速いグラウンダーに戻ったイムビュラには、オウンゴールかマネに決められるかという残酷な二択しかありませんでした。無念のオウンゴールが枠に転がり3-1。ストークは、いよいよ苦しくなりました。

ヒューズ監督は、67分にウィーランに代えて19歳のソブヒ。この試合を勝ちにいく采配ではなく、年明けからのプレミアリーグの戦い方を見据えた用兵に見えます。クロップ監督は、ララナとオリギを下げて、エムレ・ジャンとスタリッジ。こちらも視野に入っているのは、4点めよりも次のマンチェスター・シティ戦でしょう。ところが70分、入ったばかりのスタリッジがショークロスのバックパスをさらい、グラントを抜き去って4点めを決めました。今季プレミアリーグ初のクネクネダンスを見たサポーターは最高潮です。75分、ディウフに代わって入ったアフェライは、今季プレミアリーグ初出場。後半戦のストークは、ロングボールを多用するスタイルからつないでサイドを突破するサッカーに回帰するはずです。

ピッチ脇にはアルベルト・モレノ。3人めのお役御免はフィルミーノです。リヴァプールは、ヘンダーソンが素晴らしい出来で、74分に左のデヤン・ロブレンに浮かしたパス、1分後のナサニエル・クラインへのロングフィード、83分にスタリッジの足元を狙った縦パスは、いずれも1点ものでした。最後まで5点めを獲りにいったレッズが快勝。チェルシーとの勝ち点差6をキープしました。デヤン・ロブレンの対応が遅れて先制を許した守備陣も、後半は文句なし。マネ8ゴール、ララナ7ゴール、フィルミーノが6ゴール、ミルナーとコウチーニョが5ゴール、オリギ4ゴールとどこからでも点が獲れる攻撃陣は、相変わらずの多彩な攻撃を披露してくれました。やはり、強い!今年最後の試合にふさわしいアンフィールドのマンチェスター・シティ戦が、今から楽しみです。

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“【Liverpool×Stoke】ララナ&ヘンダーソンに脱帽!リヴァプールが怒涛の4発で逆転勝利!” への9件のフィードバック

  1. ぐら より:

    さすがの攻撃力でした
    不祥事のフィルミーノはどれくらい欠場するんでしょうかね

  2. K より:

    感動したのはマネがキツいチェックに怒って勝手にプレーを辞めた後、クリーンにボールを奪い返して無言のキャプテンらしさを発揮したヘンドのプレーです
    ジェラードからキャプテンに指名され、誰からも賞賛される人間性の一端を見ました。スタリッジのプレミア初ゴールに遠くから祝福に駆けつけたのも素晴らしい

    セントラルとしてはパスコースがないとボールを受けても何も出来ないと非難してましたが、アンカーとしては素晴らしいボール奪取能力、ボールを失わない確実なプレー、視野の広いパス供給力です

    飲酒運転のフィルミーノは冴えないサイドでのプレーが更に不祥事で落ちましたが、得点を決め切る辺りは流石でした。反省して信頼を取り戻して欲しいですね
    今年のミニョレは加入当初のまあまあなプレーですし、チャンのコンディションも、スタリッジの笑顔も戻ったようで安心しました
    質の高いGK、前と後ろのサイドの控え、チームのキーマンであるララナの控えが居たら今季も来季も優勝を狙えるチームとなりそうです
    鉄壁の守備を誇る青いチームは直接対決以外だと2ポイントしか詰められそうにありませんし、勝ち続けるしか有りません。次節はマネのスピードで相手の高いDFラインを切り裂くことを期待してます

  3. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    先制点を取られてどうなるかと思いましたが、ストークの攻撃になんとか耐えて、ララーナのゴールにフィルミーノの禊のゴールと満足の前半で折り返し、後半はレッズペースで見事な勝利でした。やはりスタリッジのゴールは大きいですね。彼も今シーズン初ゴールを決めることが出来ホッと一安心ではないでしょうか。現在の調子で今年最後の大一番をアンフィールドでシティを迎えられるのは大きいですね。期待してます!

  4. nyonsuke より:

    更新お疲れ様です。

    前半25分までのストークの出来がよかったのでヒヤヒヤしましたが今年のレッズはやはり一味違いますね。
    次節にコウチは間に合いそうにありませんが、この調子であればやってくれるのではないでしょうか。
    ミニョレはまだまだ安心してみていられませんが、アンフィールドですから競り勝てると思います。
    それにしてもヘンダーソンはいよいよレッズの顔となってきましたね。
    的確なポジションとタックル、ロングフィードはもはやクロップサッカーに欠かせません。
    クラインへのロングパスは鳥肌ものでした。
    チェルシー戦のようなゴールがもっと決まるようになれば、本当にジェラードのようなキャプテンになれると思います。
    マン・シティ戦も期待しています!

  5. makoto より:

    ぐらさん>
    裁判の出廷日だけではないでしょうか。続報を待て、ですね。

    Kさん>
    ヘンダーソンのアンカーは完全にはまりましたね。懸案のポジションについては、ロリス・カリウスの奮起と若手の台頭に期待しています。

    Mackiさん>
    抜け目ないスタリッジらしいゴールでしたね。トップフォームに戻ってくれれば、前線に負傷者が出ても得点力を落とさず戦えそうです。

  6. makoto より:

    nyonsukeさん>
    ナサニエル・クラインへのパスは、私も「おお!」と声を挙げてしまいました。オリギとデヤン・ロブレンを走らせたパスも秀逸でしたね。大晦日が楽しみです。

  7. グッチ より:

    更新お疲れ様です。チェルシーが抜け出しつつあるこのタイミングで2、3位の対決というのは何とも難しい次節ですね。
    ヘンダーソンとララーナが輝く影ながらワイナルドゥムもここ数試合噛み合ったいいパスとポジショニングを見せていると思います。あとはゴールを奪える選手になれば…

  8. makoto より:

    グッチさん>
    ワイナルドゥムは、昨季は2列目でゴールを重ねていたのですが、レッズ移籍以降はチャンスを逃す姿が目につきますね。動きは悪くないので、どこかで結果を出して吹っ切れてくれるといいですね。

  9. makoto より:

    グッチさん>
    ワイナルドゥムは、昨季は2列目でゴールを重ねていたのですが、レッズ移籍以降はチャンスを逃す姿が目につきますね。動きは悪くないので、どこかで結果を出して吹っ切れてくれるといいですね。

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