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モウリーニョ監督のチョイスはやはりマティッチ。現地メディアが「今週決まる」と報道!

モナコのヴァディム・ヴァシリエフ副会長が「ファビーニョは残す」と語ったと伝えられ、暗礁に乗り上げたかと思われたマンチェスター・ユナイテッドのセントラルMF補強が、ようやく決着しそうです。「Manchester United close to signing Chelsea midfielder Nemanja Matic」。イギリスメディア「スカイスポーツ」が、チェルシーがネマニャ・マティッチがプレミアリーグのライバルクラブに移籍することを許可したと報道。プレシーズンツアーに帯同せず、コブハムに残ってトレーニングしているセルビア代表MFが、8月8日に行われるUEFAスーパーカップでレアル・マドリードと戦えるように手はずが整うと伝えています。チェルシーでプレイした3年半で、プレミアリーグ121試合4ゴール。2度のリーグ制覇に貢献したマティッチは、チャンピオンズリーグ準優勝のユーヴェよりもモウリーニョ監督とのタッグを選ぶようです。

数日前より、「インディペンドント」「デイリー・メール」もマティッチ決着間近と報じておりましたが、移籍金の額は4000万ポンド(約58億円)で一致しています。明日29歳になる選手をこの値段で売れれば、チェルシーとしては悪くない話ですが、昨季プレミアリーグで7アシストを決めたセントラルMFは古巣を後悔させることができるでしょうか。本ブログのコメント欄では、「ひと頃の運動量がなくなり、衰えが目立った」といった声に対して「フィジカルの強さは相変わらずで、まだまだやれるはず」と評価する意見もありました。私の見立ては、「モウリーニョ監督のサッカーでアンカーに専念するなら機能する」。エンゴロ・カンテとコンビを組んだ昨季は、攻撃面での貢献も期待されて上下動を繰り返しており、与えられた役割自体が難しかった面もあるのではないかと思います。新チームで求められるのは、バイタルエリアのカバーとCBのサポート、ボール奪取後の前線への展開といった明確なミッションでしょう。必要ない場面でラフプレーが目立ったフェライニや、高さがないエレーラを上回る堅実な守備で、ポグバが安心して攻め上がれるようにしていただければと思います。

リンデロフとルカクに加えてマティッチ獲得に成功すれば、残るターゲットはイヴァン・ペリシッチです。シンガポールで29日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのチェルシー戦で決勝ゴールをゲットしたサイドアタッカーについて、スパレッティ監督は「移籍話は終息した。今から代役を探すのは難しい。彼の移籍には反対する」とコメント。相当な金額を用意しなければ話をつけるのは難しそうですが、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ開幕前に最後の新戦力を獲得することができるでしょうか。仮にペリシッチが獲れなくても、デ・ヘアと現在の攻撃陣を全員残せれば、モウリーニョ監督のチームは2年めのジャンプアップが期待できると思います。カギを握るのは、ムヒタリアン、マルシアル、ラシュフォード。昨季は納得のいくシーズンではなかった3人が、ゴールを量産してくれれば、プレミアリーグ優勝も充分狙えると思われます。

優勝チームの主力メンバーとはいえ、29歳になる中盤の選手に4000万ポンドはなかなかのお値段です。1~2年前なら、もう1000万ポンドぐらい安かったかもしれませんね。いや、ネマニャ・マティッチのような素晴らしい選手が獲れるなら、タグには目をつぶりましょう。トッテナムが最初の選手を獲る前に補強を終えようとしているマンチェスター・ユナイテッドには、UEFAスーパーカップの快勝とプレミアリーグのロケットスタートを期待しています。

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“モウリーニョ監督のチョイスはやはりマティッチ。現地メディアが「今週決まる」と報道!” への7件のフィードバック

  1. yuto より:

    BBCからも獲得間近の知らせが出ましたし、あともう少しでしょう。
    同時にフェライニのガラタサライ行きも決まりそうですね。
    今日のヴァレンシアガ戦を見ても、あの空中戦の強さは手放したくないところですが・・・続報に期待します。
    ついでにペリシッチについては、やはり無理して取りに行かなくてもいいようなと感じてしまいます。
    サイドか中央になるかはわかりませんが、今シーズンはアンドレイアス・ペレイラがブレイクすると思っているのですがいかがでしょうか。

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    髪型以外フェライニのほぼ上位互換と言えるのではないでしょうか? モウリーニョのサッカーには必須で、素晴らしいロングショットで均衡を破ることもできるいい選手ですが、40Mはやはり高い気がします…

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    マティッチはチェルシー時代から見てきましたがわりとムラの激しい選手のような気がします。

    もちろんユナイテッドに加われば現在よりもチーム力はアップするとは思いますが29歳に58億を費やすなら高くてもダイアーやファビーニョを取って欲しかった。

  4. nor より:

    ルカクを取られ、予定通りにマティッチを渡してしまうとすると、まんまとやられた感は否めないですね。確かに高いような気がしますし、チームとともに昨年、一昨年、二年前と調子が天地ほど違ってみえたのも事実ですが。ただし、赤いユニホームが似合いそうな気はします。願わくば、ICCでパッとしなかったチェルシーの新加入2人が予想を凌駕する活躍をしてくれるのを期待するのみですが、、

  5. B より:

    うーん…寂しい
    新天地でホントに活躍して欲しいけど、ユナイテッドって…いや、もう…言葉がない

  6. Djdj より:

    £40mで合意らしいです、以前報じられた額よりかは安いですね。
    チェルシーサポーターからすれば寂しくなりますね。14-15と16-17の優勝メンバーである彼には、実績的にも年齢的にも精神的支柱として出来る限りクラブにいて欲しかったのですが…
    コンテとしても苦渋の決断だったことでしょう。バカヨコが加入した事により、恐らくスタメンはカンテとバカヨコのフランス人コンビ。 マティッチよりも、その2人との明確な違いを生み出せるセスクの方を優先したのでしょうね。
    本当は戦力として手放したくないが、それでもライバルクラブから魅力的なオファーが来た為、断腸の思いで手放した…。誰が何と言おうと私はそう信じてます。
    マティッチが移籍決まるからユナイテッドの練習着を着ているなんて話は全く信じてませんよ!本当ですから!

  7. makoto より:

    yutoさん>
    私も、未だにペリシッチは微妙です。アンドレアス・ペレイラは、ずっと注目している選手なので、出てきてほしいです。今の布陣では、どのポジションで使えばいいのか難しい選手ではあります。彼がブレイクすると、外れるのはリンガードのような気もして複雑です。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    そうですね。2500~3000ぐらいならすっきりだったのですが。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    私もファビーニョがイチ押しだったのですが、両方ともガードが堅かったのでしょうね。

    Djdjさん Bさん>
    チャンピオンズリーグがあり出番はないわけではないので、バカヨコの名前が出てからも、しばらくは移籍するとは思いませんでした。チェルシーサポーターからすると、優勝チームを支えてくれた恩人だと思いますので、ルーニーを失ったばかりのチームのサポーターとして同様のお気持ちはわかります。

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