【WBA×Chelsea】圧巻アザール!3-5-2がはまりつつあるチェルシーがプレミアリーグ4連勝!
ケーヒル、アスピリクエタ、クリステンセンの3バック。コンテ監督との確執が報じられたダヴィド・ルイスは今日もベンチです。WBにザッパコスタとマルコス・アロンソ。セスク、カンテ、バカヨコの3センターに、アザールとモラタの2トップ。チェルシーの最初の2点は、秀逸な2トップの個人力でもぎ取ったゴールでした。17分、中央で仕掛けてきたアザールにギャレス・バリーが簡単に抜かれてしまい、左足のアウトにかかった強烈なシュートを許します。GKフォスターは手に当てるのが精一杯、しかしボールが転がった先にはモラタがいました。ダイレクトで打った左足のシュートが無人のゴールに刺さり、0-1。モラタはこれがプレミアリーグ8ゴールめです。31分、今度はモラタがアシスト役にまわります。セスクの縦パスをヒールで流したラストパスはエクセレント。最終ラインの裏に出たアザールがフォスターを抜き去り、左足でゴールに流し込みました。
完全に意気消沈したWBAは、37分の左からのFKで3点めを決められてしまいます。セスクのキックがゴールを横切り、ファーポストのそばに落ちるとマルコス・アロンソが完全にノーマーク。コースだけ間違えないように丁寧に合わせたボレーがネットの天井に刺さり、前半で勝負が決まりました。昨シーズンは、セットプレーからのゴール数がプレミアリーグNo.1だったWBAは見事にお株を奪われ、絶望的な45分に突入することになりました。
後半が始まってすぐの50分、カンテがドリブルでカウンターを仕掛けて右のアザールに預けると、リヴァモアとギブスが10番に簡単にかわされ、右足のシュートはフォスターが足でブロック。こぼれ球を競ったセスクはなぜ、0-3と大きくリードしているゲームでシミュレーションを取られるようなことをするのでしょうか。チェルシーのセントラルMFが不要なカードをもらった4分後には、サロモン・ロンドンがダイブを咎められます。56分、カンテが攻め上がり、右のモラタにパスを通すと、ニアを狙ったシュートはフォスターがセーブ。WBAの最大の問題は、セントラルMFが中央のスペースを埋められないことです。ピューリス監督は、ハーフタイムにクリホヴィアクをヤコブに代えるという「止血」を施したのですが、問題は解決したようには見えません。
62分、4点めはまたもアザール。セスクのロングフィードをボックス手前やや左で受けた10番は、集中力が切れ気味だったヘガシーを切り返しでかわしてガラ空きのゴールに悠々と右足で蹴り込みました。モラタとアザールのコンビネーションが向上し、コンテ監督の3-5-2は昨季の3-4-3に負けないクオリティに近づきつつあります。縦への推進力があるバカヨコとキラーパスを持つセスクが安心して前に出られるのが、カンテをアンカーに置いた3センターの効果です。67分からセスク、アザール、カンテが次々と下がったのは、チャンピオンズリーグをにらみつつドリンクウォーター、ペドロ、ウィリアンのガス抜きという意図でしょう。84分にアスピリクエタがボールの処理に手間取ったところをマクリーンが奪い、クルトワと1対1になったのがプレミアリーグ16位チームの唯一の決定機でした。左足のシュートがポストの右に外れ、WBAは0-4という無惨なスコアでホームゲームを落としました。
チェルシーはこれでプレミアリーグ4連勝。負傷で出遅れていたアザールが、ようやく真価を発揮し始めました。水曜日にカラバフに勝てば決勝トーナメント進出が決まるチャンピオンズリーグは問題ないと思われますが、できればローマをかわして首位通過といきたいものです。プレミアリーグのライバルたちが全チーム首位でグループステージを終えると、ラウンド16の相手は2/3の確率でバルサかパリとなります。アゼルバイジャン遠征の直後にアンフィールドでリヴァプールという息が抜けないスケジュールですが、きわどいゲームを采配によって勝ち点3にしてきたコンテ監督の腕の見せどころでしょう。来週末のクロップレッズとのシックスポインターもまた、楽しみな一戦です。
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セスクのあれが本気でシミュレーションを狙ったように見えるなら眼科行った方がいいですよ!
リブさん>
「ダイブ」「もらいにいった」と書かずに、「シミュレーションを取られるようなこと」と書いた最大のポイントは「アピール」です。また、眼科行った方がいいなどというケンカ腰ないい方をするほど明確なシーンでもなかったと思います。
ここの管理人ってチェルシーのこと嫌いだよね。
プレミアリーグ大好き!さん>
嫌いなチームの試合を全試合見るなどということはできませんよ。そもそも、セスクについての記載は、「不要なカードをもらってしまうと、あなたのような大事な選手を重要な試合で失う可能性が上がります。ぜひ自重を」という趣旨です。今回の文章のどこをどう読んだら、嫌いなどという言葉が出てくるのか大変興味があります。読んでらっしゃらないのかもしれませんが。