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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Huddersfield×MAN.CITY】またもチームを救ったスターリング!マン・シティは逆転で18連勝!

何と何と、先制はハダースフィールドでした。46分、2本続いたCK。ニアで競り合い、ヘディングで後ろに逸らしたのはシンドラー。このボールがオタメンディの頭に当たってゴール左隅に突き刺さってしまいました。ここまでチャンスが多かったのはもちろんマンチェスター・シティ、しかしスコアは1-0。プレミアリーグ9節のホームゲームでマンチェスター・ユナイテッドを屠った曲者が、2度めの「ジャイアントキリング」を達成するかもしれません。

ミッドウィークのチャンピオンズリーグでは、フェイエノールトに1-0辛勝。既に首位通過を決めているチームにとってはモチベーションを維持するのが難しい試合だったからか、プレミアリーグ首位チームはいつになく淡白でした。何とか欧州を5連勝とした後の今日のゲームは、サネ、ダヴィド・シルヴァ、フェルナンジーニョがスタメンに戻ってきています。アグエロ、スターリング、デブライネは健在で、前の6人はベストメンバーといっても差し支えないでしょう。最終ラインはカイル・ウォーカー、コンパニ、オタメンディ、デルフで、GKはもちろんエデルソン。マンチェスター・シティが負ける要素は見当たりません。

開始早々から自らのペースに持ち込んだマンチェスター・シティ。ハダースフィールドはハーフラインを越えるのもひと苦労で、プレミアリーグ首位チームは敵陣で奪ってサイドから仕掛ける攻撃を繰り返しています。7分のCKに合わせたコンパニのヘッドは右にアウト。13分にはデブライネの右からのFKを、ラインの裏に飛び出したアグエロが押し込みますが、ホームチームの守備陣が巧みにオフサイドトラップをかけており、ゴールは認められません。0-0のまま、ハーフコートマッチ続行。時折ハダースフィールドのロングフィードがマン・シティのSBを襲いますが、チャンスになる気配はありません。17分に右SBのトム・スミスが放った左足ミドルは、エデルソンの頭上を越えていきます。

22分、ボックス左から突破したサネのグラウンダーは誰も触れず。29分にもサネがドリブルでえぐり、脇にいたデブライネにラストパスが通りますが、足元に入ったボールを打ち切れずにGKレッスルに奪われてしまいます。34分、右から中央に持ち込んだダヴィド・シルヴァが縦にスルーパスを通すと、アグエロがシュート態勢になった瞬間にシンドラーがスライディングでカット。ハダースフィールドの守備は、26番をつけたCBのカバーリングで耐えています。

37分、アグエロのポストプレーからバーすれすれのミドルを放ったのはオタメンディ。さらに1分後、ダヴィド・シルヴァが縦パスをダイレクトでラインの裏に流すと、斜めに走ってきたアグエロが強烈なボレーを放ちます。レッスルが弾いたリバウンドをスターリングがフォローするも、DFを気にした一撃は右に外れてしまいました。ハダースフィールドの最初のチャンスは40分。ムーイが右からハイクロスを上げると、シンドラーが後ろに逸らしてヨルゲンセンがボレー。ポストの左に外れた瞬間、決められなかったCBは頭を抱えます。冒頭のゴールシーンは、デルフの中途半端なポジショニングをデポワトレが咎め、スルーパスがトム・インスに通って得たCKからでした。最初のキックはコンパニがクリアしますが、2度めが実って1-0。ハダースフィールドにとっては、最高の前半でした。

ビッグクラブのサポーターたちが期待に胸を膨らませて見つめる後半、始まって1分も経たないうちにスコアはイーブンに戻ってしまいました。カイル・ウォーカーからパスをもらったデブライネが、ボックスのなかにいたスターリングを走らせるパス。マローンが後ろからつかんでしまい、倒れた瞬間レフェリーを見た7番はすぐにPKが宣告されたことを知りました。キッカーはアグエロ。ぎりぎりまでレッスルの動きを見たストライカーは、逆をとって右隅に転がします。今季プレミアリーグで9発めを決めたエースは、出場した試合で6試合連続ゴールです。こうなると、地力の差が出るでしょう。一方的に攻め立てるアウェイチーム。後半のポゼッションは90%超え。55分のダヴィド・シルヴァのミドルは、バーの上に消えていきます。

56分、ホッグがダヴィド・シルヴァを倒してしまい、イエローカード。やや右からのFKは、サネがカーブをかけたシュートが白い枠を叩き、ジョン・スミススタジアムに乾いた音が響き渡ります。64分、フェルナンジーニョが相手の足が当たってないのに転倒し、ダイブとジャッジされてイエローをもらいます。緊張感の高い展開が続き、競り合いはフェアではあるもののファールが目立つようになってきました。70分になっても1-1。ペップもヴァーグナー監督も選手を代える気配はありませんでしたが、74分にハダースフィールドが先に動きました。マローンをレヴェは、不安な左サイドの補修でしょう。

ペップが勝負に出たのは80分。ガブリエウ・ジェズスを入れるために下げたのは、主将のコンパニです。セカンドハーフのハダースフィールドはここまでノーチャンスでしたが、トム・インスに代わってクヴァナーが入った後、CKからの波状攻撃でチャンスをつかんだものの、シュートに至らないままエデルソンにボールを奪われてしまいます。ペップ采配は、84分に結果が出ました。右のスターリングがデブライネとワンツーを仕掛けると、リターンがDFに当たってコースが変わり、7番に渡りません。しかしこのボールに反応したのはガブリエウ・ジェズス。スライディングシュートがレッスルにストップされると、浮いたボールが走り込んできたスターリングの腿にヒットしてゴールに吸い込まれました

目的を達成すると、ペップはアグエロをギュンドアンに代えて逃げ切りモード。初めて1点を追う立場になったホームチームは、必死の反撃に転じます。88分、ムーイのFKは外からサイドネットに触るきわどい弾道。ダヴィド・シルヴァがマンガラに後を譲り、マンチェスター・シティは最後まで守り切りました。危ない一戦でしたが、結果は今までと変わりません。美しいゴールシーンこそなかったものの、マンチェスター・シティが勝ち点3を加え、プレミアリーグ13戦めで12勝というハイペースをキープしました。

苦戦の原因は、デブライネから決定的なパスが出てこなかったこととシュートの精度の低さでしたが、ペップが指示どおりに動けるクオリティの高い選手たちは、最後まで冷静にファイトしました。疲労がたまっているように見えるベルギー代表MFは気がかりで、タイトなスケジュールが続く12月にマンチェスター・シティは停滞期を迎えるのではないかと思ったりしますが、ライバルクラブのサポーターは独走の首位を心配している場合ではありません。今節のプレミアリーグで歓喜の瞬間を2回味わったのは、マンチェスター・シティだけなのですから。プレイの質の高さもさることながら、チームとしてのメンタルの強さも勝ち点37のなかに含まれているのではないかと思います。カラバオカップのPK戦勝利を引き分けとカウントしなければ、マン・シティは公式戦18連勝です。いやー、強いです。

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“【Huddersfield×MAN.CITY】またもチームを救ったスターリング!マン・シティは逆転で18連勝!” への3件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    ダービー前のシャフタール戦は累積で休めますが、過密日程の中で上手いことデブライネを温存していって欲しいですね。
    代わりになるであろうギュンドアンは、ヤヤではなくジーニョがアンカーの時に使ってあげればより積極的にプレー出来て良さが出るのかなと思います。

  2. シティふぁん より:

    スターリングには今季何度も救われてます
    デブライネは攻撃だけじゃなく守備でもかなり貢献してくれますからなかなか代えられないです
    かなり厳しい試合でしたが采配が当たりユナイテッドとに勝ち点を縮められずにすみました

  3. makoto より:

    プレミアリーグ大好き!さん>
    賛成です。フェルナンジーニョのフォローがある状態のほうが、ギュンドアンはよりいいプレイをしてくれそうですね。

    シティふぁんさん>
    とはいえ、デブライネお休み時の最適解は持っておきたいですね。こちらが先に勝ち点を失いそうで、優勝争いできるイメージがありません。いやー。

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