【Watford×Chelsea】まさかの3連発…アザールの同点ゴール直後の大混乱でチェルシーが大敗!
1-1となってからわずか2分後、右からドリブルで斬り込んだヤンマートに誰もついていかず、ロベルト・ペレイラとワンツーを交わしたSBに左足で決められて2-1。さらに88分には、ドゥクレのパスを自陣で受けたデウロフェウのドリブルにダヴィド・ルイスもケーヒルも当たりにいかず、プレミアリーグ復帰後初ゴールを左隅に決められ3-1。91分、左のドゥクレが斜めに出したパスに走ったロベルト・ペレイラに、ワンフェイントで左のサイドネットに叩き込まれて4-1。コンテ監督は、失点を嘆くことも選手を叱咤することもなく、ただただ悲しげに佇んでいます。95分、アザールのヘディングの落としを受けたオリヴィエ・ジルーは、ニアを狙って足の裏でプッシュしますが、GKカルネジスがセーブ。6分の追加タイムはこのまま終わり、チェルシーは前節のボーンマス戦に続いて3点差大敗となりました。
カプェ、デウロフェウ、ディーニー、リシャルリソン。序盤から、ワトフォードの速攻が冴えていました。チェルシーの最初のチャンスは12分。ヴィクター・モーゼスのグラウンダーのこぼれ球を叩いたウィリアンのシュートはわずかに右。アザールは簡単に奪われるシーンが目立ち、カンテやバカヨコから前にいい形でつながりません。30分のバカヨコのイエロー2枚めは、集中力を欠いたためにボールタッチが大きくなり、奪いに来たリシャルリソンを踏んでしまった不必要なカードでした。コンテ監督は、ウィリアンをセスクにチェンジ。0-0で折り返せればよかったのですが、10人のチームはあっさり先制点を奪われてしまいます。40分、ボックス右から縦に抜けようとしたデウロフェウが、飛び出したクルトワに倒されPK。ディーニーがこれを落ち着いて決め、ホームのワトフォードが優位のままハーフタイムを迎えました。
「先発メンバーのチョイスを間違えたかもしれない。今日は個性も自信も感じられなかった。最初からクオリティが低く、怖かった」。試合後にこう語ったコンテ監督が悔いたのは、バカヨコとザッパコスタの起用ではないかと思われます。「退場はチームの戦い方には影響を与えなかったが、PKで0-1となると、10人で追いつくのは難しい」。後半はワトフォードの速攻を食い止める時間が続き、チェルシーらしいテンポのいい攻撃は影を潜めました。それだけに、アザールが切り返しから見事にコントロールしたあのミドルシュートは貴重で、強いチェルシーはこんなひどい試合でもひっくり返してしまうのかと一瞬、期待したのです。
しかしあのとき、チェルシーは既にメンタルで負けていたのでした。再度勝ち越そうとスイッチが入ったのはワトフォード。同点直後のデウロフェウの突破は素晴らしく、1分後には右SBのヤンマートが自ら決めにいこうとするぐらいの獰猛さ。チェルシーは明らかに混乱しており、ザッパコスタも、セスクもカンテも、ヤンマートをあっさり素通ししてしまった守備は絶対に負けないと思い定めたチームのものではありませんでした。自信喪失気味のチームは、今の延長線上で立て直そうとすると時間がかかるかもしれません。しかし今、荒療治で指揮官交代に走るのは、バルセロナと激突するチャンピオンズリーグを諦めることになってしまうのではないかと思います。それは、最も避けるべき選択でしょう。コンテ監督と現在のスタッフで耐え抜き、モラタの復活とともに強いチェルシーを取り戻していただければと祈っています。
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言葉が見当たらないくらいショックです。来季は色々と刷新されるのでしょうが、ずるずると落ちていく姿は見たくないですね、、、
頑なに“失敗作”バカヨコを使おうとするコンテ、点を決めたのに鼓舞しないコンテ、負けているのにも関わらず交代枠を最後まで使わないコンテ…。正直フロントも選手もサポーターも、そしてコンテ本人も、コンテ体制のチェルシーに限界を感じていると思います。バルサに負けてCL敗退するようであれば、次に首が飛ぶのは間違いなくコンテですね…。
最後の何の圧力もない守備には呆然としました。
CLのバルセロナ戦は例年通りの名勝負になると期待してましたが厳しそうですね。
本来はコンテ監督の役割なのでしょうが、こういう時に引っ張れるリーダーがいないのが辛いです。どうしてもJT、ドログバのような選手が恋しくなってしまいます。
個人的にはダビドルイズ2世に期待していますが、来年ローンに出される未来しか見えません。
バカヨコ、ケーヒルを使い続けるならアケ、チャロバー、ロスタフチークなどのアカデミー出身の選手を使ってくれというアブラモビッチの主張も確かに一理あるなと思うボーンマス、ワトフォードとの2試合でした
一方のワトフォードのデウロフェウはプレミアがやっぱり合ってるんだなと改めて思いました。彼はバルセロナの都合に振り回された人だと思うので頑張って欲しいなと個人的には思ってます。願わくばワトフォードに完全移籍してプレミアで安住の地を見つけて欲しいなと。しかし、デウロフェウ、ディーニー、リシャルリソンの前線3枚は怖すぎますね。。他のビッグ6もこの3人に食われそうな予感がします
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優勝した翌年に突然チームが崩れたモウリーニョ時代を思い出します。
事情は違いますが、ここ数年のプレミアは優勝したチームの維持が難しいですね。
モウリーニョが崩れたときとコンテが今回解任されそうになっている理由の共通点としてフロント主導の補強があると思います。
モウリーニョのときはシロホジ、ファルカオでコンテのときはバークリーやバカヨコ。
そんなフロント主導の補強でも近年のチェルシーがいい成績を残してこれたのは監督ガチャで優秀な監督を引いてこれたからだと思います。
さて、次は誰を連れて来るんですかね。
フロントが変わらない限りまた同じことを繰り返すことになるのは目に見えていますが。
コンテ擁護論の多くが監督の満足できる補強が出来ていないことを挙げてフロントのせいにしていて、それを一昨年のモウリーニョ政権3年目の崩壊と関連づける方が多いですが、モウリーニョの3年目の補強に比べたら遥かに良い補強をしてもらっていますよね?それをコンテは活かしていますか?
確かにコンテはモウリーニョと違って優勝メンバーのマティッチ、コスタを放出していますが、その分バカヨコ、ドリンクウォーター、リュディガー、モラタ、ザッパコスタ、クリステンセン(復帰)を補強していますよね。バカヨコ、ケーヒルが足を引っ張っているのにリュディガー、ドリンクウォーターを使わない監督の責任もありますよね。
あとバカヨコを非難する人がいますけどそういう人たちは3-4-3、3-5-2の戦術が特異なこと、ボランチにタスクが多いことを考慮していますか?
この試合の退場は完全にバカヨコの責任ですけれど。
もうバカヨコを失敗作と呼ぶ人はきっと昨夏マンチェスターで貢献しているマティッチを高く売れたと万歳してたんじゃないんですか?
バカヨコはまだ22歳で本領発揮すればモナコ時代のようにシティの選手を蹂躙できるぐらいの実力があるんですからもっと長い目で見た方が良いですよ。
僕は飴サポじゃないしコンテも好きではないですが、上のコメントには同意できないですね。
いくら能力が高い選手を取ったとしても現場の監督が欲している選手じゃなきゃ意味がないんですよ。
冬の補強なんて即戦力が求められるなかバークリーを取ってきましたがコンテはあまり起用していませんよね。
コンテが本当に欲しかった選手ならそうはならないはずです。
後、バカヨコについてですがタスクが多いからできなくても仕方ないなんてことがCLを争うチームで許されると思っているんですか?
特異性とかいっていますが前任のマティッチはこなせていたことなんですよ。
なのにマティッチをライバルに売り、後釜にプレミアの経験がないバカヨコを連れてきたフロントの責任は大きいと思います。
もちろんコンテにもミスはあり、現場の長である以上チームが負ければ批判されるのは仕方ありませんがすべてコンテが悪いという言い方はおかしいと思いますね。
前節に続いての衝撃的な惨敗となりましたが、今後CLと国内カップ戦を残している上位チームはボトム10を徘徊するチーム相手に楽な試合はほとんど無いと言っても過言じゃないでしょう。
ライバルチームのサポーターゆえにあまり見たくなかったラスト10分の攻防(…にすらなってなかったですが)は、チェルシーの緩みよりもワトフォードの攻撃が素晴らしかった、で良いと思います。
監督が欲しい選手を補強できることが当たり前だと思っていることの方がおかしいと思いますよ。
その候補が豪華であればあるほどね。ビダル、ナインゴランを取れる保証なんてなかなかできないでしょう。
しかもスタメンの選手を放出しておきながら代わりの選手を全く補強できなかったのであれば完全にフロントの責任だと思いますが、モラタ、バカヨコ、ドリンクウォーターを補強できていますよね?それを活用できないのは監督の責任も大きいですよね?
しかもバカヨコはコンテ監督希望の選手ですし、マティッチが出ていったのは本人が強く移籍を希望していたし、シーズン後半出番が少し減少していてさらにコンテが新しくボランチを探しているのをマティッチが悟っていたからでフロントが無責任に放出したわけではないですよね。
あと僕はユナイテッドファンなのですが、コンテチェルシーの3-4-3には感嘆していてよく試合を見ていた上に高校時代に同じフォーメーションのボランチをやっていたのでコンテの3-4-3の欠点として4-2-3-1などよりもボランチの負担が大きすぎることも気になっていたんです。実際マティッチの時にも良いプレーをしていましたが、ミスもちょくちょく見受けられました。
僕はタスクが多いからミスをしても仕方がないと言いたかったのではなく、上のコメントのようにバカヨコのミスを単純に個人のせいにするのはおかしい、チーム全体にも問題があると言いたかっただけです。3-4-3のツーボランチは思いっきりプレスをかけられるとほとんどパスコースがない状態に追い込まれやすい。
さすがにバカヨコの今回の退場は明らかに個人の問題ですよ。
最後に僕が言いたいのは今のチェルシー状態が悪いのはコンテにも責任があると思うし、シーズンが終わるまで様子を見るべきだと思っているということです。
ユナイテッドファンが監督が欲しい選手取れるのが当たり前と思っているのがおかしいとか言ってるのは笑っちゃいますね。
ファンハール時代からいくら突っ込んでんだよってツッコミ待ちなんでしょうか。
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ユナイテッドでも監督が欲しがる選手が取れたわけではありませんよ?
ファン・ハールの一年目の大量補強の半分以上はフロント主導によるパニックバイで監督希望の選手は一部でしたし、2年目の補強は他のビッグクラブとさほど大差のない、むしろシティよりも少ない金額の補強です。
監督希望で取った選手も競合相手が沢山いるワールドクラスの選手ではありません。
モウリーニョ政権になってからは監督の希望でポグバ、イブラ、ムヒタリアン、ルカクといったワールドクラスの選手を獲得しましたが、昨夏はペリシッチなどのクロスがうまい強力なサイドアタッカーの補強に失敗しましたし、ボランチの補強も第1希望はダイアーでしたが、失敗してマティッチになりました。(むしろマティッチで大正解でしたが。)
あと言っておきますが移籍市場でのマンチェスターユナイテッドの資金力、モウリーニョのカリスマ性はチェルシー、コンテよりも遥かに上なので同列で語ること自体間違いだと思いますよ?
あと煽りたいならもう少し勉強して名前を変えてからどうですか?
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内部の人間でもない人が、内部事情をわかりきったかのように言うのはダサいですね。
>>マンチェスターユナイテッドの資金力、モウリーニョのカリスマ性はチェルシー、コンテよりも遥かに上なので同列で語ること自体間違いだと思いますよ?
ユナイテッドが低迷したのってこういう驕りが原因だと思ってるわ
モイーズもよくなかったけどその時の選手やコーチ陣のコメント見てるとなに勘違いしてんだかって思ってた
もちろんファンもね
おはむさん
調子に乗り過ぎました。申し訳ないです。
そもそも僕はコンテにも十分に低迷に対する責任があること、新加入のバカヨコを安直にダメレッテルを貼ることはおかしいと言いたかっただけなので。
プレミアリーグ大好きさん
少し言い過ぎたので謝罪しますが、でもユナイテッドの状況とチェルシーの状況を同じように考えるのはおかしいですよね?
あなたは結局論点をずらして揚げ足をとるだけなんで話になりません。
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>プレミアリーグ大好き!さん
その前の「移籍市場での」の部分を引用しないのはずるくないですか?
その部分に関しては、どーんさんのおっしゃってることは間違ってないのでは?ブランド力や資金力を考えれば移籍市場を有利に立ち回れるのはチェルシーよりユナイテッドだと思います。その2チームよりも下だと思われるレッズサポからすれば悔しいのですが笑
フロントを非難する声があるが、アブラモマネーがなきゃそもそもビッグクラブになってすらいないのに何言ってるんだろ。
更新お疲れ様です。
みなさん熱い論戦してる中水を差すようで申し訳ないのですが、デウロフェウはストーク戦(アウェー)にも出てたはずなのでプレミアリーグホーム復帰戦ゴールではないでしょうか?
私も論を交わせるようもっと勉強します…
更新ご苦労様です。
私はフロントと監督が関係が悪化しているクラブに成功はないと強く思います。
まぁ現在のチェルシーでいえば・・・どっちもどっちかなと。
コンテが現在の不調の原因を補強が実現しないことだけに求めるのならばそれはコンテの勘違いです。私に言わせればチェルシーに限らず全てのクラブが監督の望む補強を全て実現出来るわけではありません。チェルシーより明らかに資金を有しているマンチェスター勢も獲得出来ない選手はいますよね。チェルシーより
明らかにブランド力に優れたスペインの2強やバイエルンも獲得出来ない選手はいますよね。大なり小なりクラブには補強に制限があります。その制限を監督は受け入れ必要であれば妥協しその上でチームを目標へと導くわけですからね。
逆にフロント側が現在の不調の原因を全てコンテに向けることも理解不能です。
そもそもどれだけ優秀な監督でもチーム状態を常に好調のまま維持出来るはずがありません。大なり小なり好不調の波はあります。これから佳境を迎える時期に昨季の優勝監督でありまだプレミアで2位を狙える位置にいる人物を解任しても更なる混乱を呼ぶだけです。降格圏まで低迷しているのならまだしも・・・
最後に本音を。この程度の不調で解任と騒がれるクラブの監督はストレスフルな生活だろうなぁ・・・きっとコンテはベンゲルを羨望の眼差しで・・・
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みなさんへ>
すみません。実は10日ほど、発熱と風邪がおさまらず、書くのが精一杯でコメント欄まで手がまわらずになっておりまして。熱いコメント、ありがとうございます。私の見解については、今日の稿で書かせていただいたのでそちらもお読みいただけるとうれしいのですが、こちらでも少々。
フロント主導⇒監督主導に関しては、一長一短だと思います。ヴェンゲルさんのように、半ば経営にまでタッチして長期政権を続けるよさは、継続性、長期的なチームづくり、コスト効率だと思われますが、フットボールのマーケットとクラブの規模が巨大化した今は、そのうまみが小さくなってきているのではないかなと思います。肩書はともかく、FDの役割を担う方がさまざまな視点を加味して選手、スタッフ、指揮官を編成するという形にしていかないと監督が忙しすぎてまわらないのではないか、と。
そうした場合に、最大のポイントは「フロントと監督の連携」で、コンテ主導かフロント主導かよりも、「両者の思惑を最大公約数的にとれるチームづくりと日々のチームマネジメントができるかどうか」となります。私は、コンテ監督の発言をチェックしていくなかで、現在のチェルシーはさほど悪い関係ではないのではないかと思いました。夏の補強は齟齬があったかもしれませんが、冬の3人はクラブと現場の思惑をうまく加味したまずまずの着地だったのではないか、と。
また、チェルシーがフロント主導で選手を獲るので監督が苦しむという話については、部分的にそうなのかもしれませんが、事実ベースでいえば、
・直近10年でプレミアリーグ3回制覇、FAカップ4回優勝、CL・EL制覇
・直近3年で2回リーグ制覇
のクラブは成功しており、フロントの運営も監督の力量も素晴らしいと思います。マンチェスター・シティやアーセナルの実績は足元に及ばず、マンチェスター・ユナイテッドは後半の5年がアウトです。クロップさんやヴェンゲルさんが好きな私としては、優勝してドライなクラブたちを見返してほしいという個人的なロマンは密かに持っているのですが、ユース強化も含めてチェルシーが素晴らしいという視点は外せません。いずれにしても、コンテさんもフロントも、残してきた成果を見れば悪しざまにいわれるようなことはしていないですよね。そこは、冷静になりませんか?プレミアリーグ最強のクラブには、「…悔しいけど、成功ですよね。…悔しいけど」という気持ちです。