【Chelsea×Huddersfield】チェルシー痛恨のドロー…ハダースフィールドは執念の残留決定!
ましてやハダースフィールド戦では、アザール、ジルー、ヴィクター・モーゼスがベンチです。カバジェロ、リュディガー、クリステンセン、アスピリクエタ、マルコス・アロンソ、ザッパコスタ、カンテ、セスク、ウィリアン、ペドロ、モラタ。体を張って守るハダースフィールドの最終ラインを崩すことができるのかと、不安を覚えながら観ていたのですが、序盤のチェルシーは快調でした。ザッパコスタのクロス、マルコス・アロンソの強烈な左足シュートと、アグレッシブに攻めるホームチーム。9分にはひとりかわして放ったウィリアンのミドルが、左のポストの脇を抜けていきます。12分のCKは、アスピリクエタがヘッドでファーポスト際に流すと、リュディガーのボレーはゴール前2メートル。枠に収めさえすればOKでしたが、左に外してしまい、今季から加わったCBは頭を抱えます。
ハダースフィールドのチェックは厳しく、21分に左サイドから仕掛けたカンテは、3人に囲まれて潰されます。30分、セスクのクロスをニアで合わせたモラタのボレーは、GKレッスルの正面。41分にカンテのスルーパスでラインの裏に抜けたモラタは、あっさりレッスルをかわしますが、角度を失いシュートは打てません。ゴール前に走り込んだカンテはラストパスに追いつけず、チェルシーは貴重なビッグチャンスを逃してしまいました。前半は0-0で終わりましたが、もちろん昨季プレミアリーグ王者が優勢です。ハーフタイムには、「45分あれば、1点は決められるのではないか」と思っていました。
後半が始まって5分、先制は何とハダースフィールドです。ハーフライン手前からの縦1本。リュディガーとの駆けっこに勝ったデポワトレは、最初のシュートは飛び出してきたカバジェロに当てますが、目の前に落ちたリバウンドを無人のゴールに冷静に流し込みました。コンテ監督は54分にザッパコスタを下げてジルーを投入し、4バックにシフト。59分にはペドロに代えて、アザール投入です。ホームチームが同点に追いついたのは、62分でした。右SBのアスピリクエタの高速グラウンダーはモラタの後ろに出ますが、ヨルゲンセンのクリアがマルコス・アロンソの頭にヒット。ボールは絶妙なコースを辿り、ゴール右隅に吸い込まれました。
残り15分。チェルシーはバイタルエリアで詰まるシーンが目立ちます。76分、敵陣で奪ったビリングが、ドリブルで持ち込んでシュートを放つも右にアウト。アザールのドリブルには、レッズ戦で見せた鋭さがありません。79分にマルコス・アロンソの強引なシュートがDFに当たってこぼれ、モラタとレッスルが追いますが、手を使えるGKの勝ち。83分の息詰まる混戦は、クリステンセンのヘッドをレッスルが弾き出し、ボールはポストにヒットします。89分のモラタの強烈なシュートも、レッスルがセーブ。ワグナー監督は、そわそわしながら戦況を見守っています。最後まで決められなかったチェルシーは、相手のミスでもらったゴールのみに終わりました。
プレミアリーグ残留を決めたハダースフィールドの選手たちは、絶叫しながらピッチに折り重なっています。ニューカッスルに勝ったトッテナムがブルーズに4ポイント差となり、残るはレッズとブルーズの一騎打ち。ブライトンにアンフィールドでドローならOKのリヴァプールは、圧倒的に優位です。肩を落としてピッチを去る青いユニフォームを見ながら、今季のチェルシーの勝ち点ロストは、いつもこんな試合だったなとぼんやり思いました。自力で局面を打開してくれた昨季までのエースを懐かしみながら。
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ブライトンはアウェイで今季たったの2勝。リバプールはアンフィールドで今季無敗。
ゲームオーバーですね・・・
ま、今季を象徴する試合でしたね
色々悪かったことの全てのツケが回ってきましたし、それは誰か1人のせいでもありません 来季以降どういうビジョンでチームを作っていくのかを見守りながら気長に応援していきます