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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Tottenham×Newcastle】ハリー・ケインの1発を守り切ったトッテナムは、CL出場権獲得!

直近のプレミアリーグ4試合を1勝1分2敗と、失速中のトッテナム。残り2試合を1勝1分ならチャンピオンズリーグ出場に手が届きそうですが、プレミアリーグ10位のニューカッスルは楽に勝てる相手ではありません。ポチェッティーノ監督は、中盤センターにワニャマとシソコを並べています。ロリスの前には、トリッピアー、ダヴィンソン・サンチェス、フェルトンゲン、ベン・デイヴィス。2列めのデル・アリ、エリクセン、ソン・フンミンとプレミアリーグ27ゴールのハリー・ケインは、早い時間にゴールを決めて、ベタ引きの相手に苦しむ展開を避けたいでしょう。

スパーズの最初のチャンスは10分。右から直接ゴールを狙ったエリクセンの直接FKは、GKドゥブラフカが左手で弾き出すビッグセーブ。1分後、ゴール前で一瞬空いたアヨゼ・ペレスが右足で巻いたシュートは、スピードが足りずロリスの懐に収まります。14分のシェルヴィのFKは、ロリスの手をかすめてポストに当たり、ウェンブリーにどよめきが湧き起こります。25分のCKは、相手のクリアミスをダイレクトで叩いたワニャマの一撃がバーの上。CKに競り勝ったラッセルズのきわどいヘディングは、ロリスが右に飛んで指先で弾きました。

29分、左足に持ち替えられなかったマット・リッチーがニアにクロスを入れると、ドワイト・ゲイルはヘッドをコントロールできません。フェルトンゲンの強烈なミドルは、ドウブラフカの正面。前半のスパーズにおける最大の決定機は、40分のカウンターでした。ロリスのパントが敵陣に飛ぶと、ルジュンはハリー・ケインに追いつけず。あっという間にエースとGKが1対1。ロリスのアシストかと腰を浮かした瞬間、まさかのミスキックでチャンスは潰えました。ロリスのダイビングが目立った前半。ラファエル・ベニテスのチームはやはり侮れません。

後半開始から5分、スタンフォード・ブリッジでチェルシーが失点を喫したのと同じタイミングで、スパーズが待望の先制ゴールをゲットしました。デル・アリ、ハリー・ケイン、ソン・フンミン、ハリー・ケインとテンポよくつながった中央突破。プレミアリーグ得点王を諦めていないエースが、見事なコントロールショットを右隅に浮かしました。スパーズベンチに、チェルシーの苦戦は伝わっているでしょう。58分、古巣対決のイェドリンがグラウンダーを入れると、落としを受けたアヨゼ・ペレスのミスキックがロリスの前にこぼれ、詰めたマット・リッチーはGKに遮られて枠に押し込むことができません。

62分のケネディのミドルは、苦手な右足による力のないキック。シソコのラストパスをフリーで受けたデル・アリが狙ったのは、DFの外から巻いて枠を襲うシュート。読んでいたのか、ドゥブラフカの反応が速く、追加点は決まりませんでした。72分、左サイドでダヴィンソン・サンチェスを振り切ったマーフィーは、外してはいけないフリーの一撃を大きく浮かしてしまいました。左足を痛めたトリッピアーは、アルデルヴァイレルトにチェンジ。87分には、腿を痛めたワニャマに代わり、ダニー・ローズが中盤に入ります。

チェルシーは、勝ち点1で終わりました。勝てばスパーズのプレミアリーグ4位以上が決まります。途中出場のラメラのラストパスで、ダニー・ローズがGKと向き合いますが、右足のシュートはドウブラフカがストップ。ロリスの素晴らしいセーブが目立った苦しい試合でしたが、スパーズは最後まで守り抜きました。CL出場権獲得、おめでとうございます。アルデルヴァイレルトやダニー・ローズに移籍の噂がありますが、前の4人の引き留めに成功すれば来季も期待できるのではないでしょうか。タイトルには手が届かなかったものの、CLでレアル・マドリードを圧倒するなど、チームとしての成長が感じられたシーズンだったと思います。いやー、素晴らしい!

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