【MAN.CITY×Brighton】ペップの大誤算!? レロイ・サネが3アシストでランキングTOPへ!
ミッドウィークに開催されたプレミアリーグ31節の延期試合、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦は、Wプレーメイカーのデブライネとダヴィド・シルヴァを外して、悠々と勝利を飾りました。16分の先制点は、ペップの最新作がポゼッションを主張して押し込むだけではないことを誇示しました。自陣でワンツーをかわしたサネが、ドリブルでハーフラインを越えると、外から猛然とスプリントしたのは右SBのダニーロです。ラインの裏に出たスルーパスのタイミングは完璧。GKと1対1になったダニーロは、冷静に左のサイドネットに蹴り込みました。
20分の失点は、エデルソンなら喰らわずにすんだのではないでしょうか。右から中に斬り込んだクノッカールが縦に流すと、ゴールマウスを飛び出したブラボはプレパーにかわされ、クロスを許してしまいます。ゴール前で待っていたウジョアのヘッドは文句なし。GKは、出たら触らなければなりません。これで試合はおもしろくなりましたが、15分もしないうちにマン・シティが勝ち越しゴールを奪います。コンパニがガブリエウ・ジェズスに当てると、ストライカーは脇にいたフェルナンジーニョにはたき、ボールは一気に左サイドのサネへ。ファーをよく見ていたウインガーのラストパスがベルナルド・シウヴァに通ると、容赦ない左足シュートがニアポストぎりぎりに決まりました。
前半は2-1。後半もマン・シティが当然のようにイニシアティブを握っていますが、GKブラボと急造の最終ラインだけに、ブライトンにもチャンスは巡ってきそうです。58分にクロッカールがイスキエルドに落とし、速いクロスが入ったシーンは、プレミアリーグ最少失点のマン・シティ守備陣がバタバタになりました。ブラボがクロスをファンブルし、CKに逃れようとしたダニーロのキックはパスカル・グロスに当たってクノッカールの前へ。コンパニのチェックを気にしたアタッカーは、シュートを打ち上げてしまい、ピッチを叩いて悔しがっています。残り20分を過ぎても、ベンチのデブライネが起用される気配はありません。今日は、完全にお休みなのでしょうか。これは、まずい。懸念は、数分後に現実のものとなってしまいました。
プレミアリーグ2017-18シーズンのアシストランキングは、マン・シティがTOP4を独占しています。これは凄い…!と盛り上がりながら毎日眺めていたので、数字はしっかりインプットしておりました。この試合の前までは、TOPのデブライネが15、サネが12、スターリングとダヴィド・シルヴァが11。前半に2つのアシストを決めていたサネが、アシストハットトリックとなれば、デブライネに並んでしまいます。72分のショートコーナー。ギュンドアンがクイックに出したボールは、ゴールライン際にいたサネへ。ダイレクトでマイナスに折り返したグラウンダーに、フェルナンジーニョが迷いなく左足を振り抜きます。完璧なシュートが左隅に刺さり、3-1。戦況を見守る同僚の前で、サネがランキングTOPに並んでしまいました。
ペップは知らなかったのか、あるいはこだわっていなかったか。デブライネは気にしていたのか。あくまでも個人記録であり、チーム運営に優先するものではないことは理解しつつも、いささか気になるターンオーバー&サネの大暴れでした。3-1でマン・シティが快勝した試合で、私が最もテンションが上がったプレイを紹介して、この稿を締めたいと思います。28分にボングを引きずるようにして右サイドを突破したヤヤ・トゥレの馬車馬ドリブルです。セント・メアリーズでセインツと戦う最終節は、アシスト王争奪戦の行方とヤヤのラストランを堪能させていただければと思います。レロイ・サネ…素晴らしい!
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あまりサッカー見ない妻が一緒に試合みてて、ヤヤトゥーレが飛び抜けてうまく見えると言ってました。(シルバとかいたらまた違ったかもですが)
やっぱりまだまだ見たい選手です!
主さんと同じでヤヤの突破には興奮しました。ジェズスの強烈なニアへのシュートが決まっていれば完璧でしたね。その後のジェズスがヤヤに手を差し伸べるシーンも感慨深いものがありました。
交代時コンパニにキャプテンマークを渡すシーンは自然と涙が溢れました。
ラストのラストサウサンプトン戦、有終の美を飾ってほしいものです。
シティに2度もの戴冠をもたらしたヤヤの功績や偉大なるものがあります。セレモニーではコロも駆け付けて全員がヤヤを称えました。来シーズンに想いを馳せるまえに、最終節での勝ち点100達成を見届けたいです。