【Chelsea×Arsenal】最後はアザール!左サイドを蹂躙したチェルシーが接戦を制す!
ダヴィド・ルイス、ペドロがミドルを連発。縦に速い攻撃を志向するチェルシーが、序盤のペースを握っています。7分、イオビが上がってきたモンレアルを縦に走らせ、クロスがニアに入ると、エジルのボレーは右にアウト。この直後、チェルシーのカウンターがあっさり決まります。ジョルジーニョがマルコス・アロンソに通したスルーパスが秀逸。この瞬間、オフサイドポジションにいたペドロはCBを出し抜いてボックスに入り、優しいグラウンダーを難なく左足で流し込みました。13分、今度はカンテがムスタフィの裏を取り、ニアで落としを叩いたロス・バークリーのシュートは惜しくもバーの上。アーセナルは、昨季プレミアリーグでも課題だった右サイドの連携が今ひとつです。
縦1本からオーバメヤンがシュートを打ったのは17分。その2分後、グエンドゥジが素晴らしいスルーパスでベジェリンを走らせ、ガナーズが決定機をつかみます。マイナスの折り返しを受けたのはオーバメヤン。触れば決まりでしたが、エースは珍しくボレーをふかしてしまいました。1分後、後方からのロングフィードを受けたモラタが、ムスタフィを簡単にかわして左足のシュートを流し込みます。1-1かと思いきや、あっという間の2-0。今のガナーズにとって、厳しいギャップです。ミキとエジルのシュートがブロックされた32分、左に展開したボールをイオビが中に折り返すと、今度はミキがフリーのボレーを打ち上げてしまいました。
ダヴィド・ルイスがするするとドリブルで上がって左に浮かすと、ウィリアンが完全にフリーになりますが、ニアに入ったカンテのボレーはカットされてしまいます。37分、モンレアルのインターセプトからイオビがボックスに持ち込むと、クロスのこぼれ球に反応したのはミキ。左足のボレーはケパのグローブを弾き、ゴール左に突き刺さりました。2-1となった直後のチェルシーの速攻は、モラタの強烈なシュートをチェフがセーブ。41分、ベジェリンとの連携からミキが右サイドでフリーになり、完璧な高速グラウンダーに走り込んだイオビがボレーで決めました。
イオビのグラウンダーはオーバメヤンのボレーがポストをかすめ、ミキが再度出した高速グラウンダーは、今度はイオビが打ち上げてしまいます。前半は2-2、最後はアーセナルペース…というより「ミキ&イオビペース」。エメリ監督はハーフタイムでジャカを見切り、ルーカス・トレイラを投入しました。後半に入ってしばらくは、互角の展開。ペドロのループシュートは、大きくバーを越えていきます。52分、ルーカス・トレイラがボックスの右でドリブルをカットされ、ペドロが中のカンテに流すと、左を狙ったフィニッシュはパパスタソプーロスがブロック。57分にロス・バークリーが右に流れながら放った決定的なシュートは、チェフが右手に当てるビッグセーブでCKに逃れました。
60分、ロス・バークリーとウィリアンが下がり、アザールとコヴァチッチが登場。プレミアリーグ初出場となるコヴァチッチは、早期にフィットするでしょうか。64分のジョルジーニョのミドルは、DFにヒットしたボールにチェフがよく対応しました。圧倒的なチェルシーペース。エメリ監督は、68分に冴えなかったエジルに代えてラムジーを入れ、状況の打開を図ります。73分のダヴィド・ルイスのFKは、チェフがセーブ。残り15分を前にイオビに代わってラカゼットが入ると、サッリ監督はモラタをジルーにスイッチします。
右に出たラムジーの強烈なシュートをケパが弾くと、ラカゼットが詰める前にGKがフォロー。81分、ホームチームの勝ち越しゴールは、アザールの巧みなプレイから決まりました。ベジェリンの股間を抜いたグラウンダーが、ルーカス・トレイラのマークを外したマルコス・アロンソに通り、ニアで合わせた左足のボレーにチェフは触れず。85分にアザール、その1分後にマルコス・アロンソと、アーセナルは右サイドを簡単に突破されています。90分にミキが落としたボールを叩いたラムジーのボレーは、わずかにバーの上。アザールとジルーが2対1としたカウンターは、大奮闘のチェフがフリーのジルーをストップしました。3-2、ブルーズ連勝。ガナーズの連敗スタートはヴェンゲル時代には1度もなく、プレミアリーグが創設された1992-93シーズン以来となります。
4バックに綻びが目立ったホームチームと、右サイドが完全に崩壊したアウェイチームの最終スコアは、5-4が妥当だったのではないでしょうか。アーセナルの逆襲によって試合はおもしろくなりましたが、新監督ゆえに課題山積という印象でした。チェルシーは、横からのボールへの対応が最優先課題。完全復活間近のアザールが戻れば前線は脅威で、ロス・バークリーとコヴァチッチがさらにフィットすれば、破壊力は増すのではないかと思われます。一方のアーセナルは、ムスタフィとベジェリンの守り方、エジルの復活、ラムジーの機能のさせ方など、攻守とも多くの宿題が突き付けられています。ウェストハム、カーディフ、ニューカッスルと続くプレミアリーグで、勝ち点3をゲットしながらクオリティを高めることができるでしょうか。次節、ペジェグリーニ監督率いるハマーズとの連敗チーム対決は必勝です。
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オーバが幾つかあったチャンスの、どれかを決めていれば…という思いはあります。にしても、カウンター2発とバックパスをさらわれての失点は、ガッカリです。まあチェルシーはチェルシーで、何度サイド深くの侵入からマイナスのパスで、グラウンダーミドルを打たれてるんだ、と思いましたが。
早くエジルのコンディションが回復し、オーバやミキに絶品パスをバンバン通して欲しいものです。今は我慢です。
3失点目に繋がったラカの不用意なバックパスが悔やまれます。前半の終盤であれだけチャンスを作れたことを考えると、何とか勝ちたいところでしたがアザールとコバチッチの投入で流れが完全に持ってかれましたね。悔しいスタートですが、所々にポジティブな面も見えたので、辛抱強く応援していきたいと思います。
上の方がおっしゃる通り今は我慢です。
ただトレイラは先発で使うべき。今日もグエンドゥジは良かったので中盤にこの2人は使い続けてほしいですね。
ムスタフィはもう厳しいかなぁ、、
エメリが2発とも大きく打ち上げても形は良かったぞと、鼓舞しているのが良かったです。ポジティブにいこう!
アーセナルは前線から「プレスのようなもの」をかけているのですが、その後列以降の連動がないためにプレスになっていない印象です。エジルはその手のディフェンスは苦手ですし、ベジェリンも中途半端。
まだ戦術のダウンロード中なのでしょうからしばらく見守りますが、ここから先、スタメンの変動も起こりそうな予感です。
特にボスの最後期の秘蔵っ子ジャカは。。。奮闘してもらわないと、トレイラにその地位をあっさり奪われそうです。
頑張れ。
自陣ボックス内でのツーライン間のコミュニケーションがうまく取れていないのでしょうか、低いクロスに対して枚数は足りているのにあっさりフリーにさせていました。この手の攻撃のスペシャリスト、マンチェスターシティと戦う時、一体どうなることやら…
勝ててよかったです。しかし優勝を狙うにはディフェンスのクオリティを高めないといけません。
チェルシーは第1節勝利で大きな可能性を感じさせましたが、今節では守備の綻びに懸念が残りました。対リヴァプール、スパーズで持ちこたえられるでしょうか。
アーセナルは逆に期待が膨らみました。あんな簡単そうなシュートを外すかと思ったらビューティフルゴールを決めてました。
両チームとも攻撃にいくつかの型を作ろうとしており、攻撃的で、楽しいフットボールが期待できます。
チェルシーは、カンテが前目にいてカウンターされた時のジョルジーニョとバークリーの中盤への圧力、上がり気味なアロンソのカバーに入るのが同じく上がり気味のルイス、サイドからのクロスにボールウォッチャーが多い、ケパもDF陣を掌握できていない、などなど課題山積の守備でしたね。サッリはこの辺り、どう改善してきますかね。
ムスタフィ→マヴロパノス
エジル→ラカゼット
次節は試してほしい所です。
ベジェリン→リヒトシュタイナー
チェフ→レノ
これは迷う所ですね。
ジャカ→トレイラ
これもやってほしい所でした。
正直、開幕2連敗は想定内だったので、悔しいですが内容もあれですし、納得するしかないですね。
とにもかくにもバランスが悪いに尽きますね。
不必要なものの多くがバランスが悪い事から発生するので、チーム一丸となって頑張って欲しいです。
カウンター主体のチームに変えた方が強いんじゃないのかな?
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アーセナルがビッグ6の他のクラブに勝つイメージというのが今は湧かないので今シーズンは戦術の浸透と使える選手とそうでない選手の見極め、ゲンドゥージ、トレイラ、マブロパノス、イウォビ等の成長の為のシーズンと考えた方がいいですね。始まったばかりですが正直クオリティの部分でアーセナルは他のビッグ6のクラブとはかなり差があるので。とは言っても一応CL出場圏内は狙うと思いますが。
サポーターとしては、守備の際の課題をハッキリさせ、攻撃の形はしっかり作れていた、コバチッチ&アザールも良かった、プランBのジルーは健在等の収穫もあり、オマケに勝ち点3、しかもビックロンドンダービーでの白星なので文句無しです。
後はその課題をどう片付けるかですね。次節のニューカッスル戦でどう修正するのか、楽しみです。
100億でパニックバイされた人は大丈夫でしょうか
監督が変わったばかりだとしても、どっちも守備が軽すぎる
アーセナルは裏を抜かれまくり、チェルシーはグラウンダーのクロスを簡単に打たせすぎて簡単に2失点
このままだと2チームは仲良くEL圏内
チェフは凄い良かった、ケパはパニックバイだったな、背も低いし、シュートストップもイマイチでいいとこなし
アザールいいなぁ・・・。
エジルと交換して、なんて思わないことにしよう。
それにしても守備がうまく機能しない。
大ボス時代と変わりないような気がしなくもない。
あのフザけたハイラインは一体なんなんだろう。
監督変わったばかりって言い訳になるんですかね?
就任一年目の戴冠なんてプレミアじゃ珍しくもなんともないんだけれども。
でもエメリ。頑張れ。
エメリが「点を取って勝つチーム」の方向に向かっているようで、そこは少し安心しました。
まずは点を取るためにチームがどう動くか、その中で発生するハプニングにどう対処して守るのか。モウリーニョとは反対方向の思考ですね。
アーセナルにはその姿勢が良く似合うし、戦術理解度が高まれば自ずと結果も付いて来るでしょう。
100億でパニックバイされた人は大丈夫でしょうか
みなさま>
就任初年度でプレミアリーグを制覇したコンテ監督がチームのコンセプトを固めたのは、6試合を過ぎてからです。新監督といえども最終的な結果は求められますが、出遅れは許容されるべきでしょう。エメリ監督、サッリ監督とも、時間が必要なのではないかと思います。とはいえ、アーセナルはムスタフィで新戦術を構築するのか、若いCBを抜擢するのかを考えたほうがいいでしょう。ジョルジーニョとグエンドゥジは期待大、ケパ、ルーカス・トレイラ、コヴァチッチの評価はこれからですね。