【Brighton×MAN.UTD】攻め方が不明確だったマン・ユナイテッドは、ブライトンに連敗!
敵陣でルカクがインターセプトし、ポグバに落とした10分のショートカウンターは、リターンをもらったルカクの左足シュートが右ポストの脇に外れます。前からプレスをかけてくるブライトンに対して、ポグバやマタからの配球でサイドアタックを仕掛けるアウェイチーム。20分、ルカクに踏まれたダンクがプレイ続行不可能となり、クリス・ヒュートン監督は急遽バログンを起用します。25分、先制はブライトン。左サイドでフレッジがソリー・マーチに振り切られ、出ていったバイリーが股間をグラウンダーで抜かれると、リンデロフはグレン・マレーに前に入られてしまい、アウトにかけたボレーを許してしまいます。
1-0とされた2分後、パスカル・グロスが蹴ったファーへのCKはポグバがクリア。これを拾ったパスカル・グロスが中央にグラウンダーを通すと、マン・ユナイテッドのマークが曖昧になっており、フリーのダフィーに左足のボレーを叩き込まれました。枠内シュートがなかったレッド・デヴィルズが1点を返したのは34分。右からのCKのクリアを、ファーにいたルーク・ショーがボレーで叩くと、GKの前にいたルカクが頭でコースを変えました。エースの今季プレミアリーグ初ゴールで元気になるかと思いきや、アウェイチームは受けにまわり、38分にはクノッカールのFKがバーの上を越えていきます。
42分、デ・ヘアのゴールキックがフレッジに合わず、スティーヴンスに奪われると、ノーマークで縦パスをもらったパスカル・グロスをバイリーが後ろから倒してしまい、PK。パスカル・グロスが正面に蹴ったボールは、デ・ヘアの足に当たってゴールに吸い込まれます。3点奪われたこともさることながら、シュートの少なさがとにかく気になります。モウリーニョ監督は、ハーフタイムにマタとペレイラを下げ、ラシュフォードとリンガードを投入。後半の立ち上がりも不安定だったマン・ユナイテッドの守備陣は、50分を過ぎて攻勢に転じると、ようやく落ち着きました。ボールはまわるものの、フィニッシュがないマン・ユナイテッド。モウリーニョ監督は60分にマルシアルを諦め、フェライニの高さに活路を見出そうとします。
フレッジはつなぎ役でしかなく、低いポジションにいるポグバのパスは、通っても相手の守備陣を脅かすに至りません。ゴールへの道筋なきマン・ユナイテッド。70分を過ぎても、オンターゲットはルカクが決めたヘディングだけです。75分、クロスのクリアを拾ったポグバが素晴らしいミドルシュートを放ちますが、マシュー・ライアンが右手で弾き出すビッグセーブ。前線に張るフェライニにボールは出ず、ラシュフォードにもルカクにもチャンスボールは来ず、メリハリのない時間が過ぎていきます。94分、ポグバのパスをボックスで受けたフェライニがダフィーに引っ掛けられ、PK。初戦に続いてポグバが決め、3-2になったところでタイムアップの笛が鳴りました。
昨季プレミアリーグの37節に続いて、アメックススタジアムでブライトンに連敗。セットピースからのルカクのゴール、ポグバのミドルとPKしか枠内にボールがいかず、高さを活かそうとした指揮官の意図を選手たちは汲むことができませんでした。ボールをもらえる位置に動く選手が少ないため、フレッジはセーフティなパスしか出せず、ラシュフォードとリンガードは強引なドリブルをつぶされました。「いくつかの重要なシーンで信じられないミスを犯してしまったが、個人を責めたりはしない」「プレスや評論家は、私が選手を批判すると私に対して批判的になる。そういう方向にもっていかないでほしい」。唯一のプラス材料は、モウリーニョ監督が将来に禍根を残す選手批判をしなかったことです。パニックに陥った守備と不明確な攻撃戦術による敗戦は、チーム全体として受け止め、修正しなければなりません。
次の相手はトッテナム。補強がゼロだったうえに、ソン・フンミンをアジア大会にもっていかれたポチェッティーノ監督は、プレミアリーグ初年度は力を発揮できなかったルーカス・モウラを活かして進化しようとしています。オールド・トラフォードで敗れれば、今季のプレミアリーグはTOP4とセカンド3にきれいに分かれてしまうかもしれません。モウリーニョ監督にとって、ライバルと激突するシックスポインターは、3試合めにしていきなり正念場です。
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固く守って中盤から前線のタレントに得点を期待するという戦術が守備の綻びから破綻してしまいました。
リンデロフやバイリーに対してメディアが批判するのは当然で、却ってモウリーニョが批判を控える構図になったのは幸いでした。
しかし、まだ第2節とはいえ問題は深刻で、修正可能かも懐疑的にならざるを得ません。
シティもデ・ブライネを欠いて厳しい状況が続きます。
リヴァプールが下位との対戦で取りこぼしさえしなければ独走しそうです。
流石に酷すぎてビックリしました。
レスター戦は内容が悪くても肝心なところはやらせてなかったですし、良い点も見受けられました。
しかし…今回は良いところがルクショーがキレてたぐらいでしたし、ヤング、フレッジ、マタのせいで右サイドはフリーパス状態でした。
フレッジは何回ボールを取られ、パスをカットされたでしょうか。正直フィットしている、してないの問題以前の話で、彼の不用意なロストからコーナーキックを取られ、ゴールキックからすぐにボールを取られて、、失点に繋がりました。
そしてもうマルシャルは本当に二度と使わないでって思いました。別に守備的なサッカーをしてないチームでも求められる守備すらこなせない、頑張らない、加えてボールを持っても取られるだけの選手はいりません。
モウリーニョが今やるべきことは4-3-3から4-2-3-1にしてCB二人の前のスペースが空くのを避けること、マティッチが帰ってくるならすぐにフレッジなどと交代させることだと思います。
出遅れましたね…
モウリーニョはカッコつけず戦術フェライニを徹底すればいいと思う。
元々ユナイテッドはデヘアが1番が厄介なチームだし、モウリーニョのチームの象徴は間違いなくフェライニなんだし。
今シーズン、モウリーニョ・ユナイテッドがどうなるか分かりませんが
3年目の崩壊を踏襲してしまった場合、今年の夏にやむを得ず「我スカ」宣言をせざるを得なかった、胸中穏やかではないであろう監督を引っ張ってこれたらマンユナイテッドはめちゃくちゃ手ごわくなるだろうなと思いました。