【West Ham×MAN.UTD】采配はすべて裏目…守備偏重のマン・ユナイテッドが3-1完敗!
キックオフから押しているのはホームのハマーズ。単独でラインを突破できるアルナウトヴィッチ、ヤルモレンコ、フェリペ・アンデルソンの3枚は要注意です。5分、ノーブルのスルーパスでサバレタが縦に抜け出し、鋭いグラウンダーを中央に通すと、ヒールで流し込んだのはフェリペ・アンデルソン!5-3-2という守備的な布陣を選んだモウリーニョ監督にとっては、最悪の展開です。10分を過ぎても、シュートがないマン・ユナイテッド。プレミアリーグ7位のクラブは、6節までに9ゴールしか決めていません。アシュリー・ヤングがボックス脇のスペースに斜めのパスを連発するも、ハマーズ守備陣がアタッカーとの間合いをしっかり詰めて、クロスを許しません。
アシュリー・ヤングのアーリークロスが唯一のチャレンジとなっていますが、ハマーズの4バックの巧みなラインコントロールでルカクとマルシアルがオフサイドを取られています。22分、マクトミネイが右サイドに展開してアシュリー・ヤングを走らせ、きれいなクロスがニアに上がると、ルカクの強烈なヘッドはポストを直撃。27分のルークショーのアーリークロスは、ディオプのクリアミスを拾ったルカクが、タッチが大きくフィニッシュに持ち込めません。ボールを奪われるとすぐに取り返しにいくなど、いつもよりアグレッシブなポグバは、37分に左足のミドルをサバレタにぶつけてしまいました。43分、ハマーズの追加点はヤルモレンコ。左からのCKをファーで受けたウクライナ人FWが、中に持って左足を振り抜くと、リンデロフにヒットしたボールがニアに飛び込んでしまいました。
ルカクのヘッド以外は、ポグバのミドル2発のみ。単発のシュートしかなく、運動量もスペースを創る動きも足りなかったアウェイチームは、同点に追いつくのも難しいでしょう。なぜ、CBはバイリーではないのか。なぜ、戦い方を変えないのか。マティッチに預けたマクトミネイは持ち場に戻っており、中盤の厚みが足りません。48分、ノーブルのミドルはデ・ヘアの正面。51分、ホームチームがカウンターを仕掛けます。左サイドに張ったフェリペ・アンデルソンがアルナウトヴィッチにロングフィードを通すと、昨季プレミアリーグ11ゴールのエースはシュートを打ち上げてしまいました。味方のフォローの遅さに激怒するポグバ。56分、モウリーニョ監督の1枚めのカードは、リンデロフをラシュフォードです。
64分、アシュリー・ヤングのロングクロスがフリーのフェライニへ。強烈なヘッドは初めてのオンターゲットでしたが、ファビアンスキが素晴らしい反応を見せて右手で掻き出し、ベルギー代表MFは天を仰ぎます。70分、ポグバとマルシアルが下がり、マタとフレッジ。直後のCKでニアに走ったラシュフォードがヒールで押し込み、マン・ユナイテッドが1点差に迫ります。ペジェグリーニ監督は、ヤルモレンコに代えてスノドグラス。74分、集中力が切れたアウェイチームは、ラインの裏を狙うアルナウトヴィッチを見失い、ノーブルのスルーパスで7番とデ・ヘアが1対1になります。余裕たっぷりのインサイドキックがネットに刺さり、3-1。82分のマクトミネイのミドルは、ファビアンスキが左に飛んでセーブしました。
マン・ユナイテッドの反撃はここまで。今季プレミアリーグ7試合で3勝1分3敗、失点12という数字は、CBの補強がなかったからという言い訳が通るレベルではないでしょう。守備的な布陣を選んだのに5分で失点、マクトミネイを中盤に上げて4-4-2か4-2-3-1で攻めるべきと思っていたところで最悪の時間帯に追加点、マクトミネイとスモーリングの急造CBで激痛の3点め。「モウリーニョ監督の采配がことごとく裏目に出た」としかいいようがない完敗でした。細かいミスが目立ったリンデロフと、直前のパスミスの後に相手を追わなかったポグバの交代はいずれも懲罰的に見え、しこりが残らないかと心配になります。いやー、厳しい…。3戦勝利なしの指揮官を語る見出しには、そろそろ「sack」の4文字が躍るかもしれません。(フェリペ・アンデルソン 写真著作者/Werner100359)
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動き出しも少なく躍動感がないユナイテッドでしたね、、ハマーズが前節から調子を上げてきただけに結果も含めて浮き彫りになった印象です。
モウリーニョorポグバ、どちらを取るのかでしばらく持ちきりでしょうか、、
あんまりモウリーニョの事イジメ過ぎるとまた信者達が押し寄せてきますよ
4連敗した時はどうなることかと思いましたが流石はペジェグリーニ。中盤を安定させるとチームが一気に良くなりましたね。いやぁ、それにしても今日のノーブルは素晴らしかったです
一方のユナイテッドはちょっと深刻ですね。個人的にモウリーニョを切ってジダンを呼び、ポグバを残すという選択はあまり良くないのではかなと考えています。そうすれば今度はライオラの影響力が増すでしょうし、それがクラブにとって良いことではないのは明白です
火種になりかねない2人をクラブから去ってもらい、新たに再出発するのが復活への一番の近道ではないかと…
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ウィルシャーが怪我で離脱、カルロス・サンチェスがウルヴス戦でミスをしたことにより、中盤が固まり、安定感が出てきたのは怪我の功名でした。
フェリペ・アンデルソンも段々とフィットしてきて、ハードワークをしていただけにゴールという結果が出たのは良かったです。
アルニーもボロボロの中ファイトしてくれている姿には心が打たれます。
チームの調子が上がってきた1番はスキッパーの存在が大きいです。ここ数試合の働きっぷりは凄まじく、ワンクラブマンが良いパフォーマンスをすればファンは沸きますし、ロンドンスタジアムが良い雰囲気になるのはファンとしてとても嬉しいです。
ユナイテッドは前線は孤立、中盤はパスの出しどころがないことが多かったです
攻撃の仕方がクロスくらいですしあれでは勝てないですし
次たまたま勝ててもそのうちまたこんな内容の試合をしそうですね
モウリーニョ信者ですがこれはもう解任した方がいいと思いますね。
チェルシーの3期目とまったく同じ展開ですし解任するなら早い方がいいと思います。
ただあの守備陣じゃ誰が監督やっても厳しいとは思いますが。
守備が安定しないからカウンターもできないし、ウィングに突破力がない上に守備に人数割きすぎてるからクロス上げてルカク、フェライニ頼みにするしかない。
まさに八方ふさがりですね。
解任は目の前でしょう。
攻撃の閉塞感は以前から変わりませんが守備も安定しない現状は見てられません。
ファンハール監督の解任時以上にギクシャクしているのが辛いです。
みなさま>
さすがにまずいですね…。今のメンバーでは守備は厳しいという声をいただいておりますが、今の景色がそう見えるというお話で、戦術整備&モチベートで昨季プレミアリーグNo.2の堅守を取り戻せる可能性はあるのではないかと思います。駆けっこを厭わないバイリーを中心に据え、前線と中盤で刈り取る戦い方にシフトできるかどうかですね。大きな戦術変更はリスクではありますが、サッリ監督に勇気をいただいた今、長い目で見れば取り組む価値は充分にあるのではないでしょうか。もちろん、最適な監督を招聘するのが必須条件ですが、このまま戦うよりは復活の可能性は高いと思います。
もちろんモウリーニョにも問題はあるとしても、普通にいまのユナイテッドのメンバーも相当キツイっすよ。
それこそ、サッリの率いているチェルシーのDFラインと比べても、Mアロンソ、Dルイス、リュティガー、アスピリクエタvsLショー、スモーリング、バイリー、バレンシア…客観的に見て、選手の能力は全ポジション明らかに劣ってますから。
すでにモウ本人もやる気失っているのは目に見えているので、これは監督交代だろうけど、今のユナイテッドじゃ誰が監督やってもせいぜい4位滑り込みがやっとですよ。このままクビにするなら、おそらく去年2位になれた手腕のほうをむしろ評価されるようになるんじゃないかな。
↑ハイそうッスね。おっしゃるとおりなんでしょう。