【West Ham×MAN.CITY】両サイドが輝いたマンチェスター・シティ、圧巻の4発!
この日も、絶好調スターリングが止まりません。19分、中央のダヴィド・シルヴァが左のサネに長いボールを送り、22歳のドリブラーが古巣対決のサバレタをかわすと、速いグラウンダーにスターリングが飛び込み、こちらはプレミアリーグ7発めです。2点をリードされたハマーズが、ようやくつかんだチャンスは20分。マイケル・アントニオが右サイドを崩し、フリーのアルナウトヴィッチに落とすと、左隅を狙ったシュートはエデルソンが抑えます。直後の決定機も、この2人で仕掛けた速攻でした。アルナウトヴィッチが右に流したボールを受けたマイケル・アントニオが、ボックス入り口から右足で放った強烈な一撃は、エデルソンが肩に当ててクリア。33分にフェルナンジーニョが前線に浮き球を送り、ボックス左のギュンドアンが折り返すとサネのトラップはブロックされますが、仕切り直しのアタックからマン・シティが3点めをゲットしました。
右サイドで空いたスターリングにフェルナンジーニョが素晴らしいロングフィード。ダイレクトのグラウンダーを受けたサネは、ゴール前で冷静にバルブエナをかわし、左隅に流し込みました。先制点でも起点となったのはフェルナンジーニョ。アンカーの配球がいかに重要かは、ジョルジーニョを封じられて苦戦しているチェルシーを見てもよくわかります。45分、スルーパスでボックス右に抜け出したサバレタは、クロスを選んでカットされてしまいました。前半は3-0。ハーフタイムのペジェグリーニ監督は、スターリングにやられていたマスアクに代えてクレスウェルを投入しますが、この試合に勝つための采配ではないでしょう。
後半開始早々にラッシュをかけたマン・シティは、5分を過ぎるとペースダウン。チチャリートに後を譲ったディアンガナは、ユース上がりの20歳ですが、プレミアリーグ最強チームと戦った55分はいい経験になったのではないでしょうか。58分、オビヤングが中盤で粘ってカウンターを発動させると、チチャリートが右に出した見事なスルーパスで抜けたマイケル・アントニオは、フィニッシュをポストの根元にぶつけてしまいます。68分にフェリペ・アンデルソンがルーカス・ぺレスに代わると、ペップはギュンドアンを下げて17歳のフォーデンを起用。スターリングをマフレズ、アグエロをガブリエウ・ジェズスも、先を見据えた交代策でしょう。
圧勝を締めくくる4点めは、追加タイム3分に決まりました。ドリブルで上がったマフレズが、右のガブリエウ・ジェズスに預けると、ファーに上がったクロスをトラップしたサネが左足で右隅に突き刺し、この日2点めとなりました。やっぱり強い、マン・シティ。0-4ながらシュート数は9対9で、ハマーズはよく戦っていたと思いますが、相手が隙を見せた際のプレイの精度が高いペップのチームがことごとくチャンスを活かし、圧勝フィニッシュです。
サバレタを抜き切らずに最高のタイミングで出したサネのグラウンダー、フェルナンジーニョからのボールを中央に送ったスターリングの完璧なタッチ。代表では、これほどのプレイを見せていない両サイドのスピードスターは、ペップの下では輝きます。的を絞れないマン・シティのアタックを止められるチームがあるように思えないのですが…プレミアリーグはもちろん、欧州にも。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
更新有り難うございます。
前半にポンポンと3点が入ってしまい、安心して観られる「フレンドリー・マッチ」になりました。
これだけ見事に決まると、ウェストハムのディフェンスが緩すぎるんじゃないかと思ってしまいますが、それほど素晴らしい得点でした。
ダヴィド・シルバのゴールはもはや芸術の領域!それを予測・感知してパスを出したスターリングも素晴らしいです。
結果的に4-0でしたがあまり良いパフォーマンスではなかったです
リヨン戦のスカッドにギュンドアン、ジェズスが外れてしまったようです
フォーデンの出場機会が増えそうなのは楽しみですが怪我人が増えているのは不安ですね