【MAN.CITY×Everton】サネ&ジェズスで2発!マンチェスター・シティがエヴァートンに完勝!
決定機をひとつずつオフサイドとされた立ち上がり。両者ともサイドアタック重視の戦い方を選んでおり、ボックス脇を崩したほうが先にゴールを決めそうです。10分、ボックス左でガブリエウ・ジェズスがマイケル・キーンをかわしますが、ミナが戻ってボールをさらいました。15分、縦パスを追いかけたディーニュがカイル・ウォーカーから奪ってクロスを上げると、フリーで走り込んだリシャルリソンの右足ボレーはクロスバーの上。20分にホームチームが右サイドで得たFKは、マフレズのシュートのクリアを拾ったフェルナンジーニョの強烈なミドルが、ピックフォードの頭上に外れます。
21分、サネがゴール前に浮かしたボールをマイケル・キーンがクリアミス。ピックフォードが素晴らしい反応で左に弾き出し、イングランド代表CBをオウンゴールのピンチから救いました。しかし1分後、先制はマン・シティ。プレスを嫌がったミナが大きく蹴り出すと、トラップしたギュンドアンが左のサネに渡し、縦へのスルーパスでガブリエウ・ジェズスがGKと1対1になりました。今季プレミアリーグ1ゴールと不振のストライカーは、ピックフォードの脇を抜くニアへのシュートをネットに突き刺し、満面の笑顔でサポーターの歓声に応えています。
30分、CKの流れから左サイドのギュンドアンが中に入れると、ラポルテのヘッドは左にアウト。33分にリシャルリソンとのワンツーで右サイドを崩したコールマンは、速いクロスをエデルソンにクリアされてしまいます。40分、左から上がったギュンドアンのシュートがDFに当たると、中央でリバウンドに反応したマフレズの強烈なボレーは、ピックフォードが右に飛ぶビッグセーブ。前半は1-0で終わり、エヴァートンの希望は次の45分につながりました。しかし…。
マン・シティの猛攻が続いていた50分、カイル・ウォーカーのクロスがクリアされ、フェルナンジーニョが左のサネに展開すると、柔らかいクロスにマイケル・キーンがかぶってしまい、裏にいたガブリエウ・ジェズスのヘッドがゴールに刺さりました。マルコ・シウヴァ監督は、コールマンとベルナルジに代えてウォルコットとルックマン。惨敗のリスクを怖れず、サイドにスピードがあるアタッカーを配しました。エヴァートンが1点を返したのは、65分。左サイドでクリアを拾ったディーニュのクロスが秀逸でした。ヘッドで競り勝ったのは、カルヴァート=ルーウィン。今季プレミアリーグ3ゴールめは、右隅に吸い込まれる文句なしの一撃でした。
66分にサネに代わって入ったスターリングは、3分後にフェルナンジーニョの左からのクロスに走り込み、強烈なヘッドを突き刺しました。3-1となった71分、ルックマンが左に飛び出したカウンターは、落としをダイレクトで叩いたリシャルリソンが枠を外してしまいます。74分、左サイドからのルックマンのグラウンダーは、ウォルコットのボレーがうまく当たらずバウンドしてバーの上。ペップはここで、デブライネのプレミアリーグ復帰に踏み切ります。80分、シグルズソンが下がってトム・デイヴィス。83分に右から上がったウォルコットが折り返すと、カルヴァート=ルーウィンのラボーナは、エデルソンが冷静にキャッチします。結局エヴァートンはオンターゲット2本に終わり、3ゴールのマン・シティが完勝で暫定首位に立ちました。
ホッフェンハイム戦で2発、エヴァートン戦では2アシスト。レロイ・サネという決定的な仕事ができるウインガーが、チームを勝利に導きました。序盤は彼ららしくないパスミスが目立ったのですが、先制してからは、いつものプレミアリーグ最強チーム。2-1とされた直後のスターリングの1発があまりにも大きく、健闘していたエヴァートンは完全にしびれました。デブライネが足慣らしを済ませたチームは、年末のクリスタル・パレス、レスター、セインツは勝ち点3を奪えるでしょう。年明けのエティハド、リヴァプールとの直接対決が次のクライマックスです。
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更新有難うございます。
ついにジェズスにゴールが出ました。しかもダブル!
今後はケチャップのようにドバドバと量産して欲しいものです。
デ・ブライネも復帰して陣容が整いつつあります。