【Saints×Arsenal】厳しかった急造守備陣…3失点のアーセナルが4ヵ月ぶりの敗戦!
10分を過ぎると、アウェイチームにミスパスが目立つようになり、セインツが速攻の機会を増やしています。18分、右からのパスを受けたアームストロングがリヒトシュタイナーをかわして右足を振り抜くと、コースを読んでいたレノがセーブ。プレミオアリーグ19位が先制したのは、この直後でした。中盤のアームストロングが左のターゲットに預けると、完璧なクロスがゴール前へ。コシールニーの裏から飛び出したダニー・イングスが、冷静にヘディングシュートを叩き込みました。反撃に出たガナーズが追いついたのは28分。モンレアルを走らせたイオビの縦パスが見事でした。速いクロスに走り込んだミキが頭を突き出し、ボールはマッカーシーの左手の先を抜けてネットを揺らしました。
1-1となり、主導権を握るのはガナーズです。30分、グエンドゥジがボックスに縦パスを入れると、オーバーラップしたルーカス・トレイラがヴェステルゴーアをかわすラストパスをフィード。カットしようとした吉田麻也は触れず、オーバメヤンが決めるかと腰が浮いた瞬間、ベドナレクが戻って左にクリアしました。39分、右サイドで短いパスをつないだセインツのアタックは、真ん中でラストパスをもらったアームストロングが果敢に狙うも、うまくミートせずレノがキャッチ。44分、右のレドモンドが軽く浮かしたアーリークロスは、コシールニーとリヒトシュタイナーの間に入ったダニー・イングスの頭にぴったりでした。右隅に飛んだヘディングに、レノは1歩も動けず2-1。リヴァプールから来たストライカーは、今季プレミアリーグ6ゴールです。
前半終了間際にベジェリンが負傷リタイア。エメリ監督は後半頭からラカゼットを投入し、ジャカとコシールニーを中央で組ませる4バックにシフトします。46分、イオビのパスを受けたミキがアウトにかけた絶妙なスルーパスを裏に通し、オーバメヤンがマッカーシーと1対1になりますが、トーキックはGKが体に当ててブロック。53分、グエンドウジとラカゼットがボックス手前でロメウを囲んで奪い、脇にいたミキに預けると、左足のシュートがヴェステルゴーアに当たってマッカーシーの逆を突き、スロー再生のようにゴールに転がりました。
59分、セインツの右からのサイドアタック。クロスが逆サイドに流れ、走り込んだマット・ターゲットが左足を振り抜くと、中央の壁に阻まれ3度めの勝ち越しはならず。コシールニーに倒されたレドモンドは負傷交代となり、63分にシェーン・ロングが前線に入ります。68分にバックパスがマッカーシーに出ると、ラカゼットが突進してキックをカットするも、拾ったオーバメヤンは打てず。残り20分となり、エメリ監督はイオビを下げてメスト・エジルで勝負です。セインツの切り札は、ダニー・イングスのポジションに入ったチャーリー・オースティン。リヒトシュタイナーも足を痛めたか、74分にメートランド=ナイルズに後を譲りました。
75分、セインツのCK。吉田麻也のヘッドをレノがビッグセーブで阻み、押し込んだシェーン・ロングはオフサイドです。ミキ、オーバメヤン、エジルとつながった81分のカウンターは、グエンドゥジが右足で巻いたシュートに飛び込んだオーバメヤンのボレーが枠にいきません。85分、勝ち越しゴールを決めたのはセインツでした。中盤でエジルのミスタッチを吉田麻也がインターセプトし、ルーカス・トレイラをかわしたホイビュルクが右のシェーン・ロングに展開すると、ファーに上がったクロスに飛び出したレノが触れず。プレミアリーグのアーセナル戦で出場全試合ゴールのチャーリー・オースティンがヘッドで押し込み、相性のよさを示す記録を5試合に伸ばしました。
やはり厳しかった急造守備陣。CBコンバートのジャカよりも、コシールニーのポジショニングのまずさが気になりました。3失点は、いずれも6番の背後に入った選手のヘディングシュート。前でカットできず、ストライカーにプレッシャーをかけることもできなかったのは、長いブランクで感覚が鈍っていたからでしょうか。アグレッシブなパスが見られなかったエジルは勝ち越しゴールのきっかけを作ってしまい、2人のストライカーはチャンスを活かせませんでした。マッカーシー、吉田麻也、ダニー・イングス、チャーリー・オースティンは素晴らしかったと思いますが、ガナーズのベテラン勢の微妙なプレイが気になった一戦。プレミアリーグ19位に敗れたのはショックですが、気持ちを切り替え、カラバオカップのノースロンドンダービーに臨んでもらえればと思います。
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エメリのアホはまた握手もしないで逃げるように通路に入って行きましたね。本当にこの男はダサい。
更新ご苦労様です。イングスが2発決めてくれたのはレッズサポとしては嬉しいところです。
やはり攻撃より守備のほうが重要だと再確認した試合でした。
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ホールディング、ムスタフィ、ソクラテスがいかに頼れる存在であったか、痛感した試合でした。
新監督を迎えて意識改革が浸透中のサウサンプトンの、格好の稽古相手になってしまいましたね。
3の方の言われる通り、きっちり受け止められるという土台の上に、安定した攻撃があるのだと思い知らされた試合でした。
こんなに選んだようにDFばかり怪我するなんて、頭が痛いです。
カバーしようとして、トレイラまで怪我しそうで怖いですね。
オーバメヤンがあそこまではずすと勝てない。
ムヒタリアンは負け試合で2ゴールとは本当に持ってない。
ラカゼットをELで使ってPLで先発させないのは正直意味不明です。
コラシナツは怪我ですか。3バックにしてからベジェリンと共に攻撃のアクセントになっていただけに残念。
3失点すべてクロスからのヘッド。勝つべく試合を落とした印象が強いです。
負けにふさわしい試合をいくつも勝ってるシーズンだから文句はないけど。
5位のくせに無敗がどうの、虚しいだけだし。仕切り直しで。
コシエルニーは絶対に戻ってこないと思っていたので、その姿をピッチで見られたのは本当にうれしい。ただご指摘の通り今日のパフォーマンスは正直悲しかった。本当の意味で彼が戻ってくるのかどうか。うーん。
負けていなかったことはチームのメンタリティとして非常に重要なことでしたので、負けた後の次が気になります。しっかり切り替えが出来れば良いのですが、そこはエメリのマネージメント力に期待したいです。
冬はCB、CF補強必須ですね。