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【Brighton×Arsenal】エメリ采配空回り…ドローのアーセナルに見る3つの課題。

首位リヴァプールが先に快勝。11ポイント差でプレミアリーグ5位のアーセナルは、アウェイといえども勝ち点を落とすわけにはいきません。13位のブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンは3連敗中ですが、好調のグレン・マレーとセットピースには要注意です。さっそくエメリ監督のスタメンを見てみましょう。GKレノ、DFリヒトシュタイナー、パパスタソプーロス、コシールニー、コラシナツ。中盤はグエンドゥジ、ジャカ、ルーカス・トレイラの3センター、トップ下のエジルの前にオーバメヤン&ラカゼットという布陣でしょうか。

キックオフから4分、グエンドゥジからのロングフィードで、ボックス右に走り込んだオーバメヤンが巧みなループシュートを放ちますが、マシュー・ライアンがぎりぎりで触ってCK。7分には右サイドでルーカス・トレイラが粘り、中央に出た浮き球をエジルがヒールで前に送ると、バログンから奪ったラカゼットはシュートコースを見出せずに左にヒールパスを通しました。ノーマークのオーバメヤンが確実に右隅に突き刺し、0-1。リードして前半を終えたいガナーズは、早い時間に追加点を奪って楽な展開に持ち込みたいところでした。

12分のプレパーのミドルは、レノの正面。18分に右サイドから仕掛けたリヒトシュタイナーとオーバメヤンは、フィニッシュまで辿り着けませんでした。ボールを持つ時間が長いガナーズは、ファイナルサードで形を創れず、ブライトンのサイドアタックのほうが効果的です。24分、スティーブンスがボックスの右に走ったモントーヤに浮かし、グレン・マレーとレノがもつれたシーンは、ストライカーがファールを取られました。30分、ルーカス・トレイラの鋭い縦パスでオーバメヤンがラインの裏に抜け出すと、フリーのシュートはマシュー・ライアンが右と読んで弾き出すビッグセーブ。エジルが最前線に出た33分のチャンスは、10番が後ろに逸らしたヘッドをオーバメヤンが打ち切れませんでした。

ブライトンのカウンターが炸裂したのは35分。自陣深くからプレパーが最前線に大きく蹴ると、リヒトシュタイナーのヘッドは後ろに逸れ、ロカディアに渡ってしまいました。飛び出してきたレノをかわして無人のゴールに流し込んだ9番は、今季プレミアリーグ初ゴール。反撃するアーセナルは、ボールをもらえるスペースに入れないエジルが消えており、エメリ監督はハーフタイムにイオビに代える大胆な策を敢行しました。後半に入り、最初のチャンスは48分。ワンツーで抜けたラカゼットの右足シュートがDFに当たると、拾ったリヒトシュタイナーは味方につなげず。52分にロカディアのサイドチェンジを受けたソリー・マーチが中央に浮かすと、マークを外したプレパーのヘッドは惜しくも左に外れました。

59分、ボックス左にロングボールが上がり、ロカディアが脇に落とすと、強引に突破を図ったプレパーのシュートはニアポストの脇を抜けていきます。61分、ラカゼットをラムジー…。エジル交代の意図はわかりますが、プレミアリーグ6アシストのMFを投入するなら前線のポイントは残して、迷いながらプレイしていたルーカス・トレイラを諦める手もあったのではないかと思います。70分にはコシールニーを下げてメートランド=ナイルズ。77分、CBに下がったジャカの裏を取ったソリー・マーチはループシュートを枠に落とせず、2分後にスティ-ブンスのロングフィードをもらったロカディアの左足シュートは、ファーポストの外に切れていきます。

クリアがイオビの足に当たってポストすれすれに転がったシーンが、アーセナルの最後のチャンス。後半の枠内シュートがゼロに終わったアウェイチームには、課題が残った一戦でした。ボールを奪われた後の対応の遅さ、前線のスペースを創る動き、サイドでボールを持たれた際のマークの確認。リヴァプールなら、パスの出しどころをチェックして潰していたカウンターが多く、パパスタソプーロスが棒立ちになってプレパーのヘッドを許したシーンは、クロスが上がる前に相手の位置を見ておくべきでした。

攻撃面では、縦志向が強いルーカス・トレイラが自信なさげにプレイしていたのが、前線のもらい方の悪さを物語っていました。73分にジャカ、ルーカス・トレイラ、ラムジーと縦につながり、8番がメートランド=ナイルズにスルーパスを通した形が理想的な展開です。いい形で縦パスが入るように、精力的に動いていたラカゼットがいなくなったために、後半のガナーズはシュートを打てなくなってしまったのだと思います。最終スコアは1-1でしたが、明らかにブライトンの勝ち試合でした。采配が空回りしたエメリ監督は、次節のリヴァプール戦で同じ失敗を繰り返すわけにはいきません。

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