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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【MAN.UTD×Burnley】ラスト3分からの連発でマンチェスター・ユナイテッドはドロー決着!

プレミアリーグ6連勝と絶好調のマンチェスター・ユナイテッドに対して、バーンリーも後半戦は3勝1分と調子を上げています。オールド・トラフォードで行われるミッドウィークのナイトゲーム。スールシャール監督はエレーラとリンガードを休ませ、マタとアンドレアス・ペレイラを起用しています。GKデ・ヘア、DFアシュリー・ヤング、リンデロフ、フィル・ジョーンズ、ルーク・ショー。中盤にはアンドレアス・ペレイラ、マティッチ、ポグバ、3トップにマタ、ルカク、ラシュフォードです。マン・ユナイテッドの最初のチャンスは4分。左サイドから上がったルーク・ショーが速いクロスを入れると、ファーにいたラシュフォードがトラップからシュート。DFにブロックされて枠にはいかなかったものの、直近のプレミアリーグで4戦連発の10番の動きは今日も軽快です。

9分、ラシュフォードがルカクに縦パスをフィードしてカウンターが発動。ベン・ミーとタルコフスキーを引き付けたストライカーが軽く左に流すと、走り込んだラシュフォードがGKヒートンと1対1になりますが、アウトにかけたシュートは明らかにキックミス。息を詰めて観ていたゴール裏のサポーターは、揃って頭を抱えています。16分、バーンリーの左からのアタック。ウェストウッドがニアに転がしたボールは、フリーのアシュリー・バーンズに届きますが、フィル・ジョーンズが戻ってシュートを打たせません。19分のショートコーナーは、マタのクロスのクリアがルーク・ショーの前に落ちるも、ボックス手前からのボレーは右に切れていきました。

ポグバはパスコースを切られ、アシュリー・ヤングの再三のクロスはバーンリー守備陣が確実にカット。プレミアリーグ6位のチームは突破口を失い、30分を過ぎてもオンターゲットがありません。34分、ルカクのクロスをラシュフォードが触れず、こぼれ球に反応したルーク・ショーが右足で叩くと、タルコフスキーがコースを塞いでCKに逃れました。41分、敵陣でのインターセプトからポグバがショートカウンターを仕掛けると、カットされたボールをアンドレアス・ペレイラが拾ってマタへ。中に斬り込んで放ったシュートはニアに外れ、マン・ユナイテッドはオンターゲットゼロでハーフタイムを迎えました。

46分、ルカクの落としを中央で受けたマタが、自らのパスミスのトラップをすかさずカットして左足を振り抜くと、右隅を襲った一撃はヒートンががっちりキャッチ。49分のポグバのミドルも、ヒートンが左に倒れて懐に収めます。51分、アンドレアス・ペレイラが最後方でジャック・コークに奪われる致命的なミス。ラストパスを受けたアシュリー・バーンズがゴール上に突き刺し、プレミアリーグ16位が先制します。反撃に出るマン・ユナイテッド。53分のラシュフォードのコントロールショットは、ヒートンが左に飛んでセーブしました。

57分、左から放ったマクニールの強烈なシュートは、デ・ヘアがかろうじてパンチ。スールシャール監督は、コーチたちと話しながら穏やかに戦況を見つめています。62分、アンドレアス・ペレイラに代わってリンガード。右サイドから仕掛けるマタとアシュリー・ヤングのクロスは、ことごとくバーンリーの最終ラインに止められています。66分、アシュリー・ヤングの速いクロスをニアのルカクが叩くと、ヒートンがぎりぎりで左に弾くビッグセーブ。67分にルカクが下がり、アーセナルとのFAカップでゴールを決めたアレクシス・サンチェスが登場しました。

マイケル・キャリックとスールシャールの表情が険しくなってきました。残り時間は15分、マタのFKは壁にヒット。ショーン・ダイク監督はマクニールを下げ、グズムンドソンを投入します。81分にウェストウッドがクロスを入れると、クリス・ウッドはどフリーでした。アシュリー・ヤングは戻り切れず、完璧なヘディングが左隅に決まりました。87分、リンガードがベン・ミーに倒されPK。ポグバが今季プレミアリーグ8ゴールめをゴール左に叩き込み、オールド・トラフォードのテンションが上がります。90分のポグバの強烈なミドルは、ヒートンがセーブ。92分、アシュリー・ヤングのクロスをアレクシス・サンチェスがヘッドで叩くと、ヒートンが弾いたボールをリンデロフが左足で押し込みました

残り1分となっても、勝てると思っていました。追加タイムは5分だったのに、94分57秒で笛を吹いたジョナサン・モスにブーイングを浴びせながらも、最後に2点をもぎ取って無敗を継続したチームに半ば満足しています。ホームで勝ち点1は、もちろんいい結果ではないのですが、前半戦では見られなかった終盤の猛攻はファーガソン時代のようでした。ラシュフォードのシュートミスとアンドレアス・ペレイラの軽率なプレイを咎めたくなる一戦ではありますが、今日はバーンリーの必死の守備をリスペクトするべきでしょう。プレミアリーグの連勝は6でストップしましたが、このチームならTOP4フィニッシュを達成してくれると信じています。リンデロフ、執念のプレミアリーグ初ゴール、おめでとう!次こそはクリーンシートで勝ちましょう。

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“【MAN.UTD×Burnley】ラスト3分からの連発でマンチェスター・ユナイテッドはドロー決着!” への1件のコメント

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    アンドレアス悔しいだろうなあ、交代も懲罰的だったし。ポグバはうまいですね。中難易度のパスも簡単に見せるし。それはポグバの技術とフィジカルがあってこそであり、ペレイラは100%のパスから始めて、少しずつ出来ることを確実に増やしていけばいいと思いました。冷静紳士のマタが乱れるなどメンタル面でこれヤバそうと思ったけど、なんとか追いつきました。強いチームはディフェンス陣が点を取る印象なので、リンデロフはリーグ初ゴールおめでとう。サンチェスのパスミスが気になったけど、10人でブロックを組み、ヒートンが当たってたチームによく追いついたと思います。読みにくかったらごめんなさい。

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