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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Tottenham×Leicester】エリクセン1ゴール1アシスト!勝負強いスパーズが執念の勝ち点3!

夏も冬も補強ゼロ、ウェンブリーの間借りを切り上げる目処は立っておらず、ハリー・ケイン、デル・アリ、ベン・デイヴィスが負傷離脱。踏んだり蹴ったりのトッテナムが、プレミアリーグ史上最高レベルの優勝争いに5ポイント差で加わっているのは、素晴らしいのひとことです。26節の相手は、リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッド相手に善戦を続けたレスター。ジョレンテ、ソン・フンミン、エリクセンを前に置いたチームは、勝ち点を落とすのではないかと思っていました。中盤にはシソコ、オリヴァー・スキップ、ハリー・ウィンクス、ロリスの前にはトリッピアー、ダヴィンソン・サンチェス、フェルトンゲン、ダニー・ローズ。キックオフから押していたスパーズは、2分にダニー・ローズのクロスを受けたトリッピアーがゴール右からシュート。ハーヴェイ・バーンズにブロックされますが、好調の中堅クラブを相手に悪くない立ち上がりです。

エースのジェイミー・ヴァーディーをベンチスタートとしたピュエル監督は、デマライ・グレイを最前線で起用しています。8分の右からのFKは、マグワイアのヘッドをロリスがセーブ。スパーズ守備陣は、セットピースに要注意です。9分、モナコから来たティーレマンスが縦にスルーパスを入れると、ラインの裏に出たハーヴェイ・バーンズの左足シュートは右に逸れていきます。ジョレンテの高さを活かそうとするスパーズですが、ハイクロスはうまく合わず、好調のソン・フンミンもシュートコースをこじ開けられません。

18分、右のエリクセンがジョレンテに当て、落としを受けたソン・フンミンがボックスに入ってきたダニー・ローズにラストパス。ひとりかわした左SBの決定的なシュートは、シュマイケルがよく反応しました。21分、ティーレマンスが左サイドでハーヴェイ・バーンズを走らせ、マイナスの折り返しがジェームズ・マディソンへ。今季プレミアリーグ5ゴールの新鋭は、力んだシュートを右に外してしまいます。サイドにおける攻防は、まったくの互角といっていいでしょう。31分にチルウェルのスルーパスでハーヴェイ・バーンズがボックス左に躍り出ますが、右足のシュートは惜しくもニアポストの脇を抜けていきました。

スパーズの先制点は、33分のCKからでした。トリッピアーがニアにいたエリクセンに預けると、速いクロスがゴール前へ。マグワイアの前に入ったダヴィンソン・サンチェスがダイビングヘッドを突き刺し、今季プレミアリーグ初ゴールをゲットしました。左サイドを執拗に攻めるレスターは、決定的なクロスを上げることができず。47分、ゴールライン際から蹴ったティーレマンスの速いクロスをロリスがファンブルしますが、アウェイチームはCKを活かせませんでした。最初の45分は1-0。セカンドハーフもイーブンの展開です。48分に右からのクロスをジョレンテが頭で合わせますが、ボールは枠にいきませんでした。

ティーレマンス、ゲザル、リカルド・ペレイラと右につながった51分のチャンスは、クロスに競り勝ったデマライ・グレイのヘッドをロリスが動かずキャッチ。55分にハーヴェイ・バーンズがニアに折り返すと、デマライ・グレイはまたもGKの正面に打ってしまいます。58分、エンディディが左のデマライ・グレイに預けてスプリント。リターンをもらったセントラルMFがかかとで中央に流すと、ゲザルの裏から入ってきたジェームズ・マディソンがフェルトンゲンに倒され、マイケル・オリヴァーさんはPKを指示しています。デマライ・グレイと代わったジェイミー・ヴァーディーがそのままキッカー。温まっていなかったエースは、左隅に蹴ったボールをロリスに弾き出されてしまいました

レスターが追いついていれば、違う結果になっていたかもしれません。63分にゴールを決めたのはスパーズのほうでした。リカルド・ペレイラがクリアをオリヴァー・スキップにぶつけてしまい、奪ったエリクセンがジョレンテとワンツー。盤を支配する天才プレーメイカーが、狭い隙間を射抜くスーパーショットをゴール左に叩き込みました。65分、最前線でハリー・ウィンクスに競り勝ったヴァーディーがボックス左にラストパス。ロリスと1対1になったハーヴェイ・バーンズのフィニッシュは、GKが伸ばした足に阻まれてしまいます。

ポチェッティーノ監督が71分にオリヴァー・スキップをアルデルヴァイレルトに代えると、ピュエル監督は1分後にゲザルをイヘアナチョ。76分、エンディディが右のリカルド・ペレイラに展開し、ティーレマンスとのワンツーが決まって高速グラウンダーがゴール前へ。ダヴィンソン・サンチェスを振り切ったヴァーディーが押し込み、レスターが2-1とギャップを詰めました。80分にジョレンテが下がり、ワニャマ。リカルド・ペレイラのクロスをフリーで捉えたヴァーディーのボレーは、クロスバーの上に浮いてしまいます。右から仕掛けたイヘアナチョが切り返しから左足を振り抜くと、惜しくもニアポストの外。88分にレスターの指揮官はハーヴェイ・バーンズを岡崎慎司、スパーズはダニー・ローズをカイル・ウォーカー=ピーターズです。

勝負が決したのは91分。チルウェルのクロスをシソコがクリアすると、前がかりになっていたレスターの最終ラインは敵陣に入っており、ハーフライン手前にいたソン・フンミンが独走。シュマイケルのポジションを見たアタッカーが左隅に決め、ポチェッティーノ監督はガッツポーズでウェンブリーのスタンドを盛り上げています。3-1、スパーズ快勝。あのPKが、ターニングポイントでした。シュート数12対20、オンターゲット5対9とホームチームを圧倒したレスターは、天才エリクセンのキックとロリスのビッグセーブに勝ち点ゲットを阻まれました。

セットピース、ミドル、カウンター。チャンスメイクの数ではレスターに及ばなかったスパーズが、勝負強さを見せてくれました。ジョレンテをポストに使って左右から攻める戦術は実らなかったものの、エリクセンの素晴らしいラストパスとスーパーショットで2点を奪い、最後は絶好調ソン・フンミン。11月24日のチェルシー戦で今季プレミアリーグ初ゴールを決めた韓国代表は、その後の12試合で10ゴールとリーグ屈指の決定力でハリー・ケインの穴を埋めています。エースがマンチェスター・ユナイテッド戦で負傷した後、「トッテナムの戦績は落ちないのでは?」と書かせていただいたのですが、プレミアリーグの4試合すべてで終盤にゴールを決めて4連勝。首位との5ポイント差をキープし続けている補強ゼロのチームが何位で着地できるのか、戦いぶりを最後まで見届けたいと思います。素晴らしい!

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