【MAN.UTD×Watford】攻められ続けたマン・ユナイテッド、2トップが決めて何とか勝ち点3!
5分、左のロベルト・ペレイラボックスに入ってボールをキープし、ニアに短いパス。フリーだったドゥクレは力んでしまい、右足のシュートはニアポストの左に外れます。9分にポグバの長いスルーパスに走ったラシュフォードは、ボックス左でカバセロにカットされてCK。12分にデウロフェウのサイドチェンジがヤンマートに通り、ファーに上がったクロスをディーニーが頭で折り返しますが、デ・ヘアが左手で掻き出してピンチを逃れます。17分にマタとポグバで狙ったカウンターは、マタのスルーパスでラシュフォードが抜け出すかと思いきや、GKフォスターが枠の外に飛び出してクリア。攻守がめまぐるしく入れ替わるゲームは、どちらが先にゴールを決めてもおかしくありません。
25分に左から中に斬り込んだデウロフェウのミドルは、デ・ヘアの正面。マンチェスター・ユナイテッドの先制点は、ルーク・ショーが演出したカウンターからでした。30分にパスカットに成功した左SBは、ドリブルでハーフライン手前まで上がり、最前線のラシュフォードに完璧なスルーパス。フォスターと1対1となったエースが、落ち着いて左隅に流し込みました。マタがボックス左を完全に崩した33分の決定機は、速い折り返しからのこぼれ球を叩いたマルシアルのボレーをフォスターがビッグセーブ。アシュリー・ヤングの縦パスに反応したラシュフォードがフォスターをかわしたチャンスは、ゴールライン際からのグラウンダーが味方につながりませんでした。
44分のデウロフェウの危険なFKは、スモーリングがダイビングヘッドでクリア。シュート8本を許す苦しい展開でしたが、マン・ユナイテッドは1点リードで後半に向かいます。最初の5分はワトフォードの時間。サイドでの1対1で劣勢のホームチームは、シュートを打たせず踏ん張っていたのですが、51分にヤンマート、53分にロベルト・ペレイラにミドルを喰らい、デ・ヘアが忙しくなっています。ハビ・グラシア監督は、55分にヤンマートを下げてキコ・フェメリア。57分にドゥクレのシュートをフィル・ジョーンズがブロックすると、マティッチがボックス内でドリブルをカットされ、ウィル・ヒューズの左足シュートがファーポストすれすれを抜けていきました。
62分、マタとエレーラに代わってリンガードとアンドレアス・ペレイラ。中盤で競り負け、カウンターも機能しないマン・ユナイテッドは、残り20分でシュート数5対17というひどいスタッツに甘んじています。72分、ルーク・ショーとマルシアルが左から仕掛けた攻撃が中央に戻り、右に回ったボールをアンドレアス・ペレイラが縦に転がすと、リンガードのグラウンダーがフリーのマルシアルへ。最初のヒールキックはフォスターに止められますが、こぼれ球にすかさず反応して放った左足シュートが枠に収まりました。
2-0とした直後、スールシャール監督はマルシアルに代えてロホを投入し、逃げ切りモード。終始攻め続けたワトフォードがようやく1点を返したのは、90分になってからでした。左からのパスを受けたドゥクレがワンツーで最終ラインを切り裂き、デ・ヘアの目の前から左隅に流し込みました。3分という短い追加タイムでワトフォードは攻めきれず、2-1のままタイムアップ。運動量が少なく、中盤を支配されたマン・ユナイテッドにとって、勝ち点3が唯一の収穫でした。
マティッチがミスを連発し、ポグバとエレーラはポジションを上げられず。デウロフェウ、ドゥクレ、ロベルト・ペレイラに振り回されたマン・ユナイテッドは、前半の途中から採用した4-3-1-2も功を奏したとはいえませんでした。再三サイドを崩されていた後半は、ポグバをラシュフォードの後ろに置く4-2-3-1のほうが、対抗策たりえたのではないでしょうか。33節のプレミアリーグは、アウェイでウルヴス。ルカク、リンガード、フレッジらを活かして走力を高められなければ、ヌーノ・エスピーリト・サント監督とポルトガル代表の精鋭たちには許してもらえないのではないかと思います。運動量とデュエルの強さが目立ったワトフォードのアグレッシブな戦いぶりをリスペクトしたいゲームでした。とにかく勝ってよかった…!
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守備的なサッカーですね
ファンハールの指摘は的外れというわけではないようです
もう既に立て直しは成功と言えるので次のステップに進んで欲しいですね
全体的にポゼッションできませんでしたね
それでも勝ち点3を取れたことは大きいです
ちょっと今回マティッチ酷すぎましたね うまくコンディションが戻ればいいんですが