いよいよ残り5試合…「BBC」がリヴァプール&マン・シティの対戦相手を徹底チェック!
残り2試合となったリヴァプールは、37節にセント・ジェームズ・パークでニューカッスル、最終節はアンフィールドでウルヴス。28日にバーンリーの本拠地ターフムーアに乗り込むマン・シティは、ホームのレスター戦とアウェイのブライトン戦を残しています。37節はレッズがラファエル・ベニテス、マン・シティがブレンダン・ロジャースとの元レッズ指揮官対決。「勝てば助けてくれなかったといわれ、負ければ手抜きといわれる」とぼやいていたベニテス監督に対して、2013-14シーズンの36節にマン・シティに敗れて優勝を逃したロジャース監督のほうは、リベンジのチャンスに闘志を燃やしているものと思われます。
「BBC」がおもしろいデータを紹介しているのは、日曜日に昨季プレミアリーグ王者と戦うバーンリーです。昨季の7位という躍進が嘘のように不振に陥り、15位に停滞しているチームは、過去10シーズンで4回も前シーズンのチャンピオンを倒しています。2009年8月にマンチェスター・ユナイテッド、2015年3月にマン・シティ、2017年1月にレスター、2017年8月の開幕戦でチェルシー。ペップ就任後のマン・シティには1分4敗と未だ勝っておらず、今季のエティハドでは5-0で大敗していますが、1年前の2月には無敵だった水色のシャツにホームで1-1と大健闘しています。
1ポイントを得られれば残留が確定するショーン・ダイク監督のチームは、復調した後半戦でマン・ユナイテッド、トッテナム、チェルシーから勝ち点をゲットしており、タルコフスキー、ベン・ミー、ロートン、テイラーにバスを用意されたらやっかいです。バーンリー相手に3シーズンで5ゴールを挙げているアグエロは、チームを連覇に導く1発を決めることができるでしょうか。デブライネを欠いたマン・シティは、早い時間にゴールを決めて相手の最終ラインを釣り出したいところです。
対戦成績が微妙なのはレスターで、ペップが来てからのプレミアリーグ5試合は3勝2敗と苦戦しています。今季のキングパワーでは2-1で逆転負けを喫しており、カラバオカップでも1-1の後のPK戦で3-1と辛勝。ジェイミー・ヴァーディー、ジェームズ・マディソン、デマライ・グレイ、ハーヴィー・バーンズ、ユーリ・ティーレマンスが繰り出す速攻をまともに喰らうわけにはいきません。最終節のブライトンは2シーズンで4連勝と問題にしておらず、その前の2試合に勝てればトロフィーに手が届くでしょう。
一方のレッズは、ベニテス監督との対戦は2勝1分。前半戦のホームゲームで7敗を喫したチームですが、年明け以降のセント・ジェームズ・パークで6勝2敗と持ち直しているのが気になります。3ヵ月半もの長きに渡って負けを知らないチームは、カンプ・ノウのバルサ戦から中2日というハードスケジュールを乗り切ることができるでしょうか。アンフィールドで行われる最終節のウルヴス戦も、バルサとのセカンドレグの直後に組まれています。レッズが最後に敗れたのは、このチームとのFAカップでした。ビッグ6に4勝4分3敗と勝ち越している昇格チームは、アンフィールドといえども油断できる相手ではありません。
こうして過去の対戦成績を辿っていくと、有利といわれるマン・シティもすんなり優勝できるわけではないことが見えてきます。1敗のチームが優勝できないシーズンになるのか、30勝が2位に終わるなどということが起こるのか。予想不能の名勝負は、泣いても笑っても5試合を残すのみです。
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もう両方優勝でいいと思います笑
うーむ、本当に両方に優勝の価値がありますね。
レッズがCL戴冠、シティがリーグ連覇とFA、カラバオで3冠はダメでしょうか。
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ダメです
シティにとっては今日のバーンリー戦までが一連の超過密日程で、この後は余裕のある間隔でいけるので今日の一戦が本当に大事(毎試合言ってますが)。
バーンリーはプレミア残留が決まった後どんなゲームをしてくるのでしょうか。チェルシー戦のような引き分け狙いでしょうか、それとも残留のプレッシャーから解き放たれてオープンに来るでしょうか。
引いたバーンリーにシティがどうこじ開けていくか。マフレズ、両シウバのカットインでPK誘発できれば。とにかくバーンリーはシュートブロックの鬼ですからね。