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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【MAN.UTD×Chelsea】デ・ヘア、痛恨のファンブル!マン・ユナイテッドはドローで終戦…⁉

エヴァートンとマン・シティに連敗したマンチェスター・ユナイテッドと、リヴァプールに完敗した後、バーンリー戦をドローで終えたチェルシー。オールドトラフォードで開催されるプレミアリーグ36節のシックスポインターは、不振から脱却したい2チームが激突するサバイバルゲームです。勝ち点3を奪えなければCL出場権獲得が厳しくなるホームチームに対して、アウェイチームは3点差以内の負けなら4位キープとなり、ヨーロッパリーグ制覇というルートも残されています。何としてもプレミアリーグ4位以上で終わりたいスールシャール監督は、マンチェスターダービーで選んだ守備的な布陣を捨て、ゴールを狙える4-3-1-2に組み替えてきました。GKデ・ヘア、DFアシュリー・ヤング、バイリー、リンデロフ、ルーク・ショー。MFエレーラ、マティッチ、ポグバ、トップ下にマタを置いてラシュフォード、ルカクの2トップです。

サッリ監督の11人はベストメンバー。GKケパ、DFアスピリクエタ、リュディガー、ダヴィド・ルイス、マルコス・アロンソ、MFジョルジーニョ、カンテ、コヴァチッチ。ハドソン=オドイを失った前線にはウィリアン、イグアイン、アザールが起用されています。立ち上がりから両者とも早いパスをまわし、攻める意志を明確にしています。4分、いきなりマン・ユナイテッドに決定機。ルーク・ショーのロングフィードで抜け出したルカクが、リュディガーをかわして左足を振り抜きますが、飛び出したケパがコースを塞いでCK。右サイドを執拗に攻めていたホームチームは、10分に左からのアタックで先制ゴールをゲットします。ルカクの浮き球で裏に出たルーク・ショーがケパを引き付けて中央に折り返すと、トラップしたマタが冷静に右足で流し込みました

18分のマルコス・アロンソのFKはクロスバーの上。19分のCKのクリアから、パスをもらったジョルジーニョのミドルも浮いてしまいました。1-0となってからは、チェルシーが中盤を支配。マン・ユナイテッドはカウンター狙いに徹しています。28分にルカクが右サイドからドリブルで突破を図ると、ニアでパスを受けたラシュフォードは打ち切れずにCKです。29分にアシュリー・ヤングが左から蹴ったCKは、バイリーのヘッドがわずかに右。一進一退の展開が続き、両者ともフィニッシュの手前で止められています。

1-0で終わるかと思われた43分、絶不調の守護神がやってしまいました。リュディガーのロングシュートはイージーなボールでしたが、デ・ヘアがまさかのファンブル。詰めたマルコス・アロンソが右のポストの内側に当て、アウェイチームが同点に追いつきました。前半はこのまま1-1。後半開始から攻勢のマン・ユナイテッドは、50分にバイリー府が引っかけられ、FKのチャンスをつかみます。GKの手前でバウンドさせたラシュフォードのシュートはケパががっちりキャッチ。53分の右からのFKは、逆サイドのバイリーにボールが流れるも、左足のシュートはケパが落ち着いてさばきました。

62分、ロフタス=チークが入る寸前にリュディガーが足を痛めてリタイア。サッリ監督は、クリステンセンを優先させなければならなくなりました。65分にダヴィド・ルイスが鼠径部を気にすする仕草を見せ、スールシャール監督はラシュフォードをアレクシス・サンチェスにスイッチ。68分にはコヴァチッチと接触したバイリーが足を痛め、ピッチに担架が運び込まれました。代役は、今季プレミアリーグ5試合めのロホ。72分のウィリアンのFKは、デ・ヘアのグローブの先を越えていきます。

75分、コヴァチッチに代わってロフタス=チークがピッチへ。81分にマタが下がり、マクトミネイが中盤に入ります。ロホに削られたウィリアンは走れず、右サイドにペドロ。両者とも決め手がないまま、追加タイムは7分とアナウンスされています。92分にCKを叩いたロホのヘッドは、枠の中にいたペドロがクリア。97分に裏に抜けたイグアインのループシュートは、デ・ヘアが右腕で止めました。やがて笛が鳴り、1-1ドロー。マン・ユナイテッドは4位チェルシーとの3ポイント差を詰められず、CL出場権獲得は絶望的です。

エレーラ、マティッチ、ポグバが久しぶりに揃い、中盤の安定感は格段に上がったのですが…。16本のシュートを許しながら、決定的といえるシーンは最後のイグアインぐらい。結果的には、デ・ヘアのエラーが命取りとなってしまいました。プレミアリーグ30節のアーセナル戦から2勝1分4敗では、6位もやむなし。上の2チームが4試合中3つ落とせば逆転もありますが、そこまで荒れる展開は望めないでしょう。GKの活躍で拾ったゲームは数多くあれど、GKのミスが尾を引いたゲームはしばらくなかったので、この悔しさをどう収めればいいのかがわかりません。残り2戦を勝ち切り、果報を待つしかありませんね。ビールの力を借りなければ到底眠れない夜は、モウリーニョ解任のトリガーとなったリヴァプール戦以来です。

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“【MAN.UTD×Chelsea】デ・ヘア、痛恨のファンブル!マン・ユナイテッドはドローで終戦…⁉” への8件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    ざまぁw

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    エレーラのようにチームを去ることが決まっていても契約が切れるまでは全力を尽くすことがプロフェッショナルな姿勢だと思うのですが、それを見て他の移籍したがってるらしい選手たちは何も感じないのでしょうか…。あっさりと気持ちが切れてしまった選手たちには本当にガッカリしました

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    正直 グダグダのつまらない試合でした。観客に金返した方がいいと思うくらい つまらない試合でがっかりです

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    cl圏争いの直接対決とは思えないほど、テンションの低い試合でしたね

  5. ノリスケ より:

    コンペティション掛け持ちしてる上位陣はホントに動き悪い時期ですね。
    ほぼ2チーム持ってるシティはさて置いても飴ガナスパ総崩れで、ユナイテッドも中3日6連戦の最終戦と考えると…
    残り相手と日程考えると、意外にCL権望めるかもと思ってます。無論、もっと根本的な問題があるんでしょうが

  6. プレミアリーグ大好き! より:

    第二のファーガソンはいないから
    没落は止められそうにないね。
    この調子なら降格争いもありそう

  7. プレミアリーグ大好き! より:

    何かCL権の譲り合いみたいになってる

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