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【Liverpool×Wolves】2-0快勝、しかし…!素晴らしいチーム、最高のサポーターでした。

首位マンチェスター・シティと2位リヴァプールの差は1ポイント。クロップ監督のチームがトロフィーを手に入れるためには、勝利が必須条件です。プレミアリーグ2018-19シーズンも、いよいよ最終節。昇格初年度に7位に食い込んだウルヴスには敵地で0-2で完勝しているものの、FAカップでは2-1で敗れており、アンフィールドでも簡単に勝てる相手ではありません。フィルミーノが不在の3トップは、サラー、オリギ、マネ。中盤にはワイナルドゥム、ヘンダーソン、ファビーニョが並び、アリソンの前にはアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン。今季プレミアリーグで22ゴールを挙げ、2年連続の得点王を目前にしているモー・サラーは、有終の美を飾ることができるでしょうか。ブライトンVSマン・シティを横目でチェックしながら、最終決戦の結末を見届けたいと思います。

キックオフからボールを支配するリヴァプール。最初のシュートは4分、縦パスに反応したオリギが右から放った一撃は、ルイ・パトリシオが落ち着いてキャッチしました。ウルヴスは自陣にこもり、15分を過ぎてもハーフコートマッチ。中盤でまわせるホームチームは、シュートレンジにパスを通せず攻めあぐんでいます。17分、ヘンダーソンとのワンツーで右サイドを突破したアーノルドがグラウンダーを入れると、バルサ戦と同じようにニアでコースが変わったボールが中央へ。フリーで待っていたサディオ・マネが、今季プレミアリーグ21発めとなるイージーなボレーをゴール右に叩き込みました。

1-0となり、ウルヴスが自陣から出てきました。黄色いシャツのボールキープには容赦ないブーイング。25分にロバートソンが放った強烈なミドルシュートは、ルイ・パトリシオが左に飛んでセーブします。アメックスでブライトンが先制したという報に沸き上がったアンフィールドは、直後のアグエロの同点ゴールにどよめいています。早い時間に追加点がほしいリヴァプール。33分のCKをネヴェスがヘッドでクリアすると、ボックスの外で待っていたサラーのボレーは浮いてしまいました。

44分、左からジョッタが仕掛けたカウンターは、逆サイドから走り込んだドハーティのダイレクトショットがクロスバーにヒット。前半のリヴァプールは、1-0でリードしながらもシュート5本に留まっています。アンフィールドの素晴らしいサポーターは、ラポルテの逆転ゴールをピッチに感じさせずにハーフタイムを過ごしました。後半開始早々の48分、アーノルドのFKはニアポストの外。54分、ロングフィードを受けたドハーティ―がロバートソンの背後を取って折り返すと、ホニー・カストロのボレーは赤い壁に捕まってしまいました。

60分、ヒメネスが右から打ったミドルはアウトにかかって枠の外。63分のレッズのカウンターは、左サイドから上がったマネのラストパスを受けたオリギが、振り向きざまのボレーを打ち上げてしまいます。直後、オリギが下がってミルナー。65分にドハーティが右サイドから上がり、デンドンケルとのパス交換を経てグラウンダーを通しますが、ヒメネスがうまくミートできずに左に外します。

69分、右からのロングフィードをヒメネスがスルーし、ジョッタがGKと1対1になるもアリソンがビッグセーブ。残り20分のせつなさを、忘れることはないでしょう。マフレズのゴールを許したブライトンが切れてしまい、ギュンドアンが決めて1-4。マン・シティがプレミアリーグ連覇を確実にしています。希望を失ったサポーターたちは、まだ終わっていないという理由だけで選手を鼓舞し続けています。素晴らしいセービングを披露しているアリソンは、このまま終われば今季プレミアリーグのゴールデングローブですが、勝ったとしても満面の笑顔を見せることはないでしょう。

勝負が決まったのは81分。マティプのインターセプトからアーノルドがアーリークロスを入れると、マネがヘッドで押し込んで22ゴールのサラーに並びました。84分、ロバートソンに代わってジョー・ゴメス。リヴァプールとマンチェスター・シティの優勝争いは、直接対決で1勝1分のペップが連覇達成となりました。クロップ監督が最後に切ったカードは、ワイナルドゥムをチェンバレン。30勝7分1敗、プレミアリーグ最少の22失点という文句なしの足跡を残した選手たちは、顔をこわばらせながらボスと抱擁をかわしています。

ついに終わりました。これだけの戦績を残したチームに、足りなかったものを指摘しようとは思えません。2つの最強チームがぶつかってしまった。ただ、それだけです。32勝を積み上げたマン・シティを最後まで震えさせたチームに、エキサイティングなシーズンをありがとうといいたい。悲願のプレミアリーグ制覇には届かなくても、欧州の頂点に立っていただければと思います。最高のチーム、そして最高のサポーター。祭りの後のせつなさに耐えながら、何度も自分に言い聞かせています。「彼らをリアルタイムで観続けてよかった」と。

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“【Liverpool×Wolves】2-0快勝、しかし…!素晴らしいチーム、最高のサポーターでした。” への9件のフィードバック

  1. Macki より:

    早速の更新とリスペクト溢れる内容ありがとうございます。悔しいですが、今シーズンはシティがレッズ以上に強かった。ただそれだけです、、、。しかしレッズはCL決勝が残ってます。これを何としても獲得し最高のシーズンにしたいと思います!YNWA!

  2. JUDE より:

    いつも楽しい記事をありがとうございます。
    ワールドカップロシア大会から見始めた新参者ですが、プレミアリーグ、リヴァプール、そしてこのブログに出会えて本当に良かったです。
    開幕から今日まで本当に楽しい日々を過ごさせていただきました。
    まだCLが残っていますが、選手たちには本当にお疲れ様でした、と伝えたいです。

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    実際30勝7分1敗なんてぶっちぎり優勝のスコアのはずだからなあ

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    シーズン最多勝点が1位昨季のシティ、2位今季のシティ、3位今季のリバプールですからね
    ほかのシーズンならリバプールは優勝でしたがシティに軍配が上がりました

  5. まさやん より:

    シーズン終了お疲れさまでした。
    リヴァプールは残念でしたが14連勝されたら仕方ないですね。
    来年はもっとよくなると思ってるので、また熾烈な優勝争いを期待したいです。
    シティは三冠取ってもらって国内最強ですが、リヴァプールは欧州最強の称号をいただきましょう!

  6. アイク より:

    今シーズンもありがとうございました。お疲れ様でした。
    優勝に届かず悔しい結末となりました。「まだCLがある」という希望が今は救いです。バルサを倒せて本当に良かった。
    ブライトン先制には絶叫しましたが笑笑。儚くて眩しい夢を見せてくれました。ありがとうブライトン。
    そして足元を見れば、難しいゲームをしっかりモノにした素晴らしいラストゲームでした。アリソンのクリーンシート、勝負強いマネ、若い両サイドバックの躍動。この強さが本物であることを最後まで示してくれました。去年の忘れ物を取りに行きましょう、マドリードへ。

  7. Motsuki909 より:

    同一クラブから複数の得点王を輩出する、というのは史上初でしょうか。それに加えてゴールデングローブを獲得したGKと、シーズンMVPのCBに、アシストランキングで2桁を記録した両SBを擁していた今季のリヴァプール。それでもなお、手が届かなかったのであれば「仕方ない」としか言いようがありません。

    もちろん、思うところはあります。ただ、それは全て結果論。最終節まで優勝の可能性を信じて戦ったリヴァプールを、1人のKOPとして誇りに思います。

    今シーズンも、ユナイテッドのライバルにも関わらず、リスペクト溢れる記事で紹介してくださり、本当にありがとうございました。残るCL決勝と来シーズン以降も楽しみにしております。

  8. ガナユ より:

    グーナーですけどシティ リバプールは別格でしたね。

    個人的にはマネにMVPを挙げたいです。守備のタスクをこなしつつ、多彩な動きで前線を引っ張たのと何より後半戦フィルミーノが離脱してからの活躍は本当に素晴らしかった。また今シーズンで一皮剥けた印象です。 気持ちの強さをプレーに乗っけることが出来る素晴らしい選手です。

    今シーズンのプレミアは本当に楽しめました。素晴らしい二チームだった…

    今シーズンのリバプールに無冠は相応しくないのでCLに向けて切り替えて欲しいです。

  9. プレミアリーグ大好き! より:

    クリロナが「勝者以外は忘れ去られる。1位じゃないと意味が無い」なんて言葉を言っていましたが、今年のリヴァプールの健闘ぶりは永遠に語り継がれるでしょう。実際にジェラードスリップ事件は今も尚語り継がれておりますし。
    タイトルを逃したとしても、今のリヴァプールはクロップ効果、ネームバリュー、雰囲気等から主力が引き抜かれる可能性が低く、来年もまたチャレンジできる環境にあるのが嬉しいですね。
    来シーズンもまた、シティと共にハイレベルな優勝争いを繰り広げて欲しいです。第3、第4の勢力となる他のクラブが出てくる事を祈りつつ・・・
    ハイレベルなプレミアも好きですが、やはりビッグ6が鎬を削る方が好きなので…

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