2020.06.26 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2019-20
【Chelsea×MAN.CITY】決めたのはウィリアン!チェルシー快勝で、リヴァプールがプレミアリーグ初制覇!
マンチェスター・シティが勝ち点を落とせば、リヴァプールのプレミアリーグ創設以来の初優勝が決定。マンチェスター・ユナイテッドとウルヴスが足元に迫っているチェルシーは、スタンフォード・ブリッジで負けるわけにはいきません。プレミアリーグ31節の上位対決は、どんな結果で終わろうともエキサイティング。両者とも、最前線に点取り屋を欠いています。まずは、ランパード監督のスタメンを紹介しましょう。GKケパ、DFアスピリクエタ、リュディガー、クリステンセン、マルコス・アロンソ。MFカンテ、ロス・バークリー、メイソン・マウント、FWウィリアン、ジルー、プリシッチ。大方の予想通り、ポゼッションを取ろうとするマン・シティに対して、チェルシーは直線的な速攻で勝負です。
ペップが選んだ11人は、ベストとはいえません。エデルソン、カイル・ウォーカー、フェルナンジーニョ、ラポルテ、バンジャマン・メンディ、ロドリ、ギュンドアン、デブライネ、スターリング、ベルナルド・シウヴァ、マフレズ。デブライネはハードマークをかわせるのか、急造3トップは機能するのか。5分までは、両者とも安全重視の展開。9分のバンジャマン・メンディの高速グラウンダーは、ケパが足を出してカットします。マン・シティは中盤のセンターが厚く、縦に入る楔のパスを許しません。
13分、アスピリクエタの縦パスでボックス右を突破したウィリアンは、折り返しの球足が弱く、必死に戻ったギュンドアンにクリアされてしまいます。15分、ケパのミスキックをボックス手前でマフレズがカット。ゴール前でボールをもらったベルナルド・シウヴァは打ち切れず、ホームチームは事なきをえます。18分、左からのFKに走り込んだフェルナンジーニョがニアで合わせたヘッドは、ケパが上に弾き出すビッグセーブ。チェルシー守備陣がゴール前にこもるシーンが増えています。
27分、青いシャツに久々のチャンス。サイドチェンジがマルコス・アロンソに通り、アーリークロスのこぼれ球がボックス左にいたロス・バークリーの足元に入りますが、左足でニアを狙った一撃はフェルナンジーニョがコースに入ってCKに逃れます。31分、ウィリアンのスルーパスでロス・バークリーが左からスプリント。ニアに入ったボールをプリシッチは打てず、2度めのクロスがファーのメイソン・マウントに届くも、クロスに狙ったボールは枠にいきません。
直後のCKは、マルコス・アロンソがジャストミートしたヘディングをエデルソンがビッグセーブ。ペースをつかんだチェルシーは、36分に相手のミスを突いて先制に成功します。FKのクリアから、ボールをキープしたバンジャマン・メンディとギュンドアンが意志疎通を欠くと、センターサークル手前でさらったプリシッチがドリブルで単独突破を図り、追いすがる左SBをあっさり抜き去りました。エデルソンの立ち位置を見たウインガーは、右のサイドネットを選択。波状攻撃を仕掛けるはずだったマン・シティにとっては、痛恨のエラーでした。
昨季プレミアリーグ王者の反撃は、機能的なチェルシーの最終ラインがことごとくカット。1-0で折り返したチェルシーが押し切れば、リヴァプールの優勝が決まります。両者ともハーフタイムの交代はなし。47分にバンジャマン・メンディの渾身のショットを頭で受けたクリステンセンは、笑顔を見せて持ち場に戻りました。ペップの最初の工夫は54分、ロドリとベルナルド・シウヴァに代えてガブリエウ・ジェズスとダヴィド・シルヴァ。直後に蹴ったデブライネのFKは完璧で、ケパは反応できずに左隅に吸い込まれるボールを見送りました。
ペップが選んだ11人は、ベストとはいえません。エデルソン、カイル・ウォーカー、フェルナンジーニョ、ラポルテ、バンジャマン・メンディ、ロドリ、ギュンドアン、デブライネ、スターリング、ベルナルド・シウヴァ、マフレズ。デブライネはハードマークをかわせるのか、急造3トップは機能するのか。5分までは、両者とも安全重視の展開。9分のバンジャマン・メンディの高速グラウンダーは、ケパが足を出してカットします。マン・シティは中盤のセンターが厚く、縦に入る楔のパスを許しません。
13分、アスピリクエタの縦パスでボックス右を突破したウィリアンは、折り返しの球足が弱く、必死に戻ったギュンドアンにクリアされてしまいます。15分、ケパのミスキックをボックス手前でマフレズがカット。ゴール前でボールをもらったベルナルド・シウヴァは打ち切れず、ホームチームは事なきをえます。18分、左からのFKに走り込んだフェルナンジーニョがニアで合わせたヘッドは、ケパが上に弾き出すビッグセーブ。チェルシー守備陣がゴール前にこもるシーンが増えています。
27分、青いシャツに久々のチャンス。サイドチェンジがマルコス・アロンソに通り、アーリークロスのこぼれ球がボックス左にいたロス・バークリーの足元に入りますが、左足でニアを狙った一撃はフェルナンジーニョがコースに入ってCKに逃れます。31分、ウィリアンのスルーパスでロス・バークリーが左からスプリント。ニアに入ったボールをプリシッチは打てず、2度めのクロスがファーのメイソン・マウントに届くも、クロスに狙ったボールは枠にいきません。
直後のCKは、マルコス・アロンソがジャストミートしたヘディングをエデルソンがビッグセーブ。ペースをつかんだチェルシーは、36分に相手のミスを突いて先制に成功します。FKのクリアから、ボールをキープしたバンジャマン・メンディとギュンドアンが意志疎通を欠くと、センターサークル手前でさらったプリシッチがドリブルで単独突破を図り、追いすがる左SBをあっさり抜き去りました。エデルソンの立ち位置を見たウインガーは、右のサイドネットを選択。波状攻撃を仕掛けるはずだったマン・シティにとっては、痛恨のエラーでした。
昨季プレミアリーグ王者の反撃は、機能的なチェルシーの最終ラインがことごとくカット。1-0で折り返したチェルシーが押し切れば、リヴァプールの優勝が決まります。両者ともハーフタイムの交代はなし。47分にバンジャマン・メンディの渾身のショットを頭で受けたクリステンセンは、笑顔を見せて持ち場に戻りました。ペップの最初の工夫は54分、ロドリとベルナルド・シウヴァに代えてガブリエウ・ジェズスとダヴィド・シルヴァ。直後に蹴ったデブライネのFKは完璧で、ケパは反応できずに左隅に吸い込まれるボールを見送りました。
1-1となった57分、左サイドに張っていたガブリエウ・ジェズスが素晴らしいラストパスを前線に送ると、ケパと1対1になったスターリングのフィニッシュは左ポストにヒット。バンジャマン・メンディをジンチェンコという交代策は、SBを中央に絞らせて厚みを築く意図でしょうか。何としても勝ちたいランパード監督は62分にジルーを諦め、今季プレミアリーグ13発のタミー・アブラハムでゴールをめざします。エデルソンのミスキックをカットしたメイソン・マウントの左足シュートはポストの外。67分にCKがファーに流れると、スターリングのコントロールショットはポストの脇を抜けていきました。
71分、最後方からのロングフィードがフェルナンジーニョの裏に流れ、CBをかわしたプリシッチがエデルソンも抜き去ってシュートを転がしますが、間に合ったカイル・ウォーカーがゴールライン上で掻き出して勝ち越しゴールはならず。75分に右サイドでデブライネを抜いたウィリアンがボックスに侵入し、ラストパスを中央に送ると、クリアのこぼれ球に反応したタミー・アブラハムのボレーはエデルソンが止め、飛び込んだメイソン・マウントはボールに触れません。ボールはゴール前をさまよい、タミー・アブラハムが再度プッシュすると、手で弾き出したフェルナンジーニョにVARが反応しました。
ジャッジはPK、フェルナンジーニョは1発レッド。ウィリアンが確実に決め、リヴァプールが優勝に近づきました。コヴァチッチを投入していたランパード監督は、追加タイムにペドロとギルモアを入れて逃げ切りモード。93分にペドロが左から放ったコントロールショットは、エデルソンが指先で外に押し出しました。もう、時間はありません。96分が過ぎ、ケパが左にボールを出した瞬間、タイムアップの笛が鳴り響きました。リヴァプールが、30年ぶりとなるイングランドのリーグ戦制覇!終了直後のピッチで、スペイン語圏の選手とフランス語の選手が、それぞれ敵味方を交えて固まって話していたのが印象的でした。
短い時間のなかで、いろいろな感情が沸き起こりすぎて、思いを整理できません。頭に浮かんだのは、おめでとうが2つ、ありがとうが2つ。チェルシーの監督とスタッフ、選手たちへ、会心の勝利おめでとう。リヴァプールの関係者とサポーターのみなさん、待ち焦がれたプレミアリーグ初制覇おめでとう。マンチェスター・シティには、この3年間、素晴らしいフットボールでプレミアリーグを盛り上げてくれて、ありがとう。
ポゼッションはマンチェスター・シティが67%、しかしオンターゲットはチェルシーが8対4と圧倒、ペップが敗れる典型的な展開…いや、今日は、そういう話は後回しにしたい気分です。再開以降、最もエキサイティングな試合を堪能し、最もエモーショナルな時を迎えた。それだけで充分です。苦しく、せつなく、悲しく、腹立たしく、待ち遠しかった3ヵ月が、遠い昔のことのように思えました。そう、最後のありがとうは、プレミアリーグの再開に尽力した方々に。この瞬間を味わえる機会を創っていただいたことに。
71分、最後方からのロングフィードがフェルナンジーニョの裏に流れ、CBをかわしたプリシッチがエデルソンも抜き去ってシュートを転がしますが、間に合ったカイル・ウォーカーがゴールライン上で掻き出して勝ち越しゴールはならず。75分に右サイドでデブライネを抜いたウィリアンがボックスに侵入し、ラストパスを中央に送ると、クリアのこぼれ球に反応したタミー・アブラハムのボレーはエデルソンが止め、飛び込んだメイソン・マウントはボールに触れません。ボールはゴール前をさまよい、タミー・アブラハムが再度プッシュすると、手で弾き出したフェルナンジーニョにVARが反応しました。
ジャッジはPK、フェルナンジーニョは1発レッド。ウィリアンが確実に決め、リヴァプールが優勝に近づきました。コヴァチッチを投入していたランパード監督は、追加タイムにペドロとギルモアを入れて逃げ切りモード。93分にペドロが左から放ったコントロールショットは、エデルソンが指先で外に押し出しました。もう、時間はありません。96分が過ぎ、ケパが左にボールを出した瞬間、タイムアップの笛が鳴り響きました。リヴァプールが、30年ぶりとなるイングランドのリーグ戦制覇!終了直後のピッチで、スペイン語圏の選手とフランス語の選手が、それぞれ敵味方を交えて固まって話していたのが印象的でした。
短い時間のなかで、いろいろな感情が沸き起こりすぎて、思いを整理できません。頭に浮かんだのは、おめでとうが2つ、ありがとうが2つ。チェルシーの監督とスタッフ、選手たちへ、会心の勝利おめでとう。リヴァプールの関係者とサポーターのみなさん、待ち焦がれたプレミアリーグ初制覇おめでとう。マンチェスター・シティには、この3年間、素晴らしいフットボールでプレミアリーグを盛り上げてくれて、ありがとう。
ポゼッションはマンチェスター・シティが67%、しかしオンターゲットはチェルシーが8対4と圧倒、ペップが敗れる典型的な展開…いや、今日は、そういう話は後回しにしたい気分です。再開以降、最もエキサイティングな試合を堪能し、最もエモーショナルな時を迎えた。それだけで充分です。苦しく、せつなく、悲しく、腹立たしく、待ち遠しかった3ヵ月が、遠い昔のことのように思えました。そう、最後のありがとうは、プレミアリーグの再開に尽力した方々に。この瞬間を味わえる機会を創っていただいたことに。
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チェルシーサイドからいえば全く楽な展開ではありませんでしたが、シティもフィニッシュが決まらず救われました。レスターが足踏みする中、貴重な勝利だったと思います。グァルディオラの去就も気になります。プリシッチが光りましたし、デブライネのゴラッソも素晴らしかったですが、、、無観客の向こう側から押し寄せる巨大な赤い圧、この試合はその熱気が主役だったと思います。レッズサポーターの皆さん、おめでとうございます。
長く長く優勝を待ち続けたレッズファンには、久しぶりの優勝を決めたマンチェスターCのような劇的な舞台が相応しかったとは思ったりもしますが、それは贅沢すぎますかね。
レスターの優勝もそういえばTVを観戦しながらでしたね。
ではいつかアーセナルだけでも劇的な優勝を期待します。。。。
なんにせよ、今日はレッズおめでとうの一言です。
クロップはやはり世界一の監督の一人だと証明されました。
更新ご苦労様です。
コロナの影響で一時期どうなるかと思いましたが、
リーグ再開のために尽力していただいた方々に感謝したいです。長年レッズをサポートし何度も悔しい思いをしてきました。あと一歩の時もありました。苦しい時代もありました。思いもよらなかった形ですが優勝は嬉しいですね。シティと言う超がつくほどの強敵がライバルにいたから強さを積み上げられたのかもしれません。
ユナイテッドファンとしたら完全シティ応援してたけど、、、