【Arsenal×Aston Villa】17位に枠内シュート9本を喰らったアーセナルが、終盤の猛攻で大逆転!
GKレノ、DFメートランド=ナイルズ、パパスタソプーロス、ダヴィド・ルイス、コラシナツ。グエンドゥジ、ジャカ、ダニ・セバージョスが中盤に並び、前線はオーバメヤン、ニコラ・ペペと若いサカの3枚です。2分に左から浮かしたサカのクロスがファーに落ちると、フリーだったメートランド=ナイルズのボレーはミスキック。主導権を握るかと思われたガナーズは、3分に右からドリブルで仕掛けたトレセゲに2人がかわされ、折り返しに走り込んだマッギンに誰もいけずにシュートを打たれました。
プレミアリーグ5節のワトフォード戦で31本、ELのフランクフルト戦でも24本を喰らった脆弱な守備は、この日もバイタルエリアを空けるという弱点を改善できていませんでした。10分に左から攻められたとき、ウェズレイが目の前でノーマークなのに、グエンドゥジはジョギングでゆっくり戻っていました。ニコラ・ペペがマッギンを追うのを止めた後、受け渡されたのは誰だったのか。強烈なミドルはレノがセーブして事なきを得ましたが、キックオフから15分もしないうちに、大量のオンターゲットをもらう覚悟が必要だとわかりました。
16分、ニコラ・ペペのシュートがDFに当たってファーにいたコラシナツに届くと、頭で折り返したボールを受けたオーバメヤンは打ち切れず。20分の失点は、グエンドゥジがラインの裏に走ったマッギンを見ていなかったのが原因でした。エル・ガジの正確なクロスをスコットランド代表が押し込み、ガナーズは1点を追う展開を強いられます。26分にニコラ・ペペのパスで前を向いたサカが積極的に狙ったシーンは、期待感がありました。ELのフランクフルト戦で1ゴール2アシストと抜擢に応えた18歳は、プレミアリーグでも出番が増えるのではないでしょうか。
38分に2枚めのイエローをもらったメートランド=ナイルズは、先にボールにいっていました。スライディングで外に出しただけなら、テイラーと接触してもお咎めなしだったはずですが、滑りながら縦に蹴ろうとしたために、アフターでSBを削る格好となってしまいました。足を痛め、肩車されながらピッチを去ったメートランド=ナイルズの代役として、ハーフタイムにチャンバースが呼ばれ、サカのプレミアリーグ初先発は45分で終わってしまいました。
後半に入っても、速攻を受けた際に中盤の帰陣が遅いのが気になります。レッズのヘンダーソンやワイナルドゥムは、フリーの選手が視界に入ればジョグではなくスプリントです。しかし58分、クリアをインターセプトしたグエンドゥジがするするとドリブルで上がり、ボックスに入ったところでエンゲルスに倒されます。PKキッカーはニコラ・ペペ。左足でヒートンの逆を突いた同点ゴールは、プレミアリーグ初ゴールです。
1-1とされたヴィラはすぐざま攻勢に転じ、たった2分で勝ち越しゴールをゲットします。左にいたグリーリッシュがジャカとパパスタソプーロスをかわしてニアにグラウンダーを入れると、ダヴィド・ルイスの前にいたウェズレイが巧みなタッチでコースを変え、右隅に流し込みました。苦しい、ガナーズ。69分のグェンドゥジの強烈なミドルは、ヒートンが右に弾き出すビッグセーブで阻みました。
エメリ監督は、72分にダニ・セバージョスとジャカを諦め、ルーカス・トレイラとウィロックを投入。ガナーズは、ゴール前にバスを停めずに3点めを狙いにきたヴィラに助けられ、終盤に鮮やかな逆転劇を披露します。10人とは思えない猛攻が実ったのは81分。左のグエンドゥジのサイドチェンジをダイレクトで中央に入れたチャンバースが、タイロン・ミングスの中途半端なクリアを拾って、右足アウトで巧みにプッシュしました。さらに85分、ボックス手前からのFKをゴール右隅に突き刺したのはオーバメヤン。ヴィラの壁はコースが空いており、中央に立っていたヒートンはまったく動けませんでした。
3-2で勝ったものの、オンターゲットは6対9。ガナーズは、プレミアリーグ3節のリヴァプール戦以来、5試合連続でオンターゲットの本数が相手を下回っています。後半は素晴らしいパスワークで攻撃をリードしたグエンドゥジは、守備にまわるとマークの意識が薄く、ジャカはプレイ選択を間違えるシーンが目立ちます。守備を安定させるためには、ルーカス・トレイラをアンカーに固定し、3枚の最終ラインと組ませる3-1-4-2が効果的なのではないかと思います。
開幕以来すべての試合でゴールを決めている攻撃陣が元気なので、何とか格好はついているのですが、中盤の守備の意識を変えなければ、引いてカウンター狙いのチームに苦しむ試合が減らないのではないでしょうか。次節はオールド・トラフォードでマンチェスター・ユナイテッド。決定力に勝るガナーズが順当勝ちすると思うのですが、ヴィラ戦のように先制されるとやっかいです。
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無理があります。いろいろ。
トレイラの使い方がおかしい。つまりジャカの使い方がおかしい。中盤ダイヤそのものに問題があるとは思わない。一回でいいから底にトレイラ使ってくれ。
ジャカについては完全に去年のムスタフィ枠でファンからの支持も失ってしまってるし、おそらくはもう難しいでしょう。
ジャカも、グエンも、セバージョスもDMFではない。DMFのポジションで使ったからってDMFではない。去年ようやく手に入れた中盤の守備職人を妙な使い方してあの内容。溜息。
ところでベジェリンが復活したら守備がよくなる、みたいな論調をよく見るが何でなのだろう?ナイルズもここのところ大概でしたけど。ベジェリン。自分が見てきた中でも最低レベルの守備スキルだと思ってるんですが。居ない選手の評価が上がるのは、まぁあるあるか。
狩り処はジャカ。攻めどころはベジェリン。5年前から何も変わってない・・・。ELでそこそこ戦えるのはどういうわけか他国のチームがこの「アーセナル3分クッキング」のレシピを知らないからなんだろうと思ってます。
大金を投じながら一年以上経つ。本当に信じていいのか、ウナイ?
薄氷の勝利でしたね(泣)
熱戦の続くラグビーW杯の後に見ているせいも手伝ってか、とてつもなくゲンナリする内容に感じました。
トマシュさんのおっしゃる通り、トレイラの使い方はおかしいですよね、底にいて効果的に縦を狙わせるなら分かりますが、スカスカにさせ放題では、トレイラという選手の将来のイメージ的にも悪いです。
まあ駒はあるので、あとは噛み合うのを待つばかりと思ってはいましたが、ここ数試合の内容を見ていると、エメリ監督の手腕に疑問を感じずにはいられなくなってきました。
ラカゼットの離脱から、さらにバランスを崩しているので、もう少し策を練ってもらいたいですね。
エメリさんお評価がどんどん下がってる気がしますが、致し方無しですかね?
・やらかす系の人数が多すぎる
・守備しない、出来ない人数が多すぎる
・自分のポジションから動かない人間が多すぎる
素人から見ても明らかにおかしい。
トレイラはスーパーサブ?
ジャカは何をやる人?
ジャカを批判するつもりはなく、ジャカの良さを出すなら、トレイラは必須かと。
ラカゼットいないなら、トレイラ必須かと。
ゲンドウジ使いたいなら、トレイラ必須かと。
セバージョス使うならトレイラ必須かと。
3トップにするなら、トレイラ必須かと。
ダビドルイスももちろんやらかし系ですが、だからといって、このスカスカプレスで、CBだけに責任を押し付けるのはおかしい。
トレイラ嫌いで、ロングボールが好きならば、ダビドルイスをDMFで使った方が、守備は安定すると思います。
ジャカがファーストチョイスの意味が全く理解出来ないです。
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守備出来る中盤の選手一人もいないのは問題かなとは思いますね
毎回スペース空きまくりでカバー誰も入らないので
トレイラ使わないのは謎ですね。皆さんの気持ちわかります