【Norwich×Arsenal】リュングベリ、苦い初陣。レノの神セーブ連発で19位に何とかドロー!
キックオフからボールを支配するガナーズ。エジルのストップアンドゴーに、今までなかったメリハリが感じられます。ウィロックとラカゼットが絡んだ4分のアタックは、若いMFのシュートがゴール前にこぼれ、フリーだったストライカーが決めるかと思いきや、足を滑らせて左に外してしまいました。9分、ウィロックのパスでオーバメヤンがゴールライン際まで抉ると、こぼれ球を叩いたチャンバースのボレーはゴドフリーにヒット。CKがムスタフィに届き、クルルの前で合わせたヘディングシュートが枠に向かいますが、ゴールに入っていたエルナンデスが頭を突き出してクリアしました。
16分、エルナンデスが左からカウンターを仕掛けると、落としに走り込んだマクレーンの強烈なシュートはレノの正面。18分にエジルが蹴った左からのCKは、ニアに入ったチャンバースのヘッドをクルルが左手で弾き出します。21分、マクレーンの縦パスがプッキに通ると、ダヴィド・ルイスとムスタフィのポジションは中途半端。右足のシュートがムスタフィの足に当たり、レノは逆を取られてしまいました。プッキの9試合ぶりのゴールは、今季プレミアリーグで7発め。リードしたノリッジは、5分もしないうちにつまらないプレイでPKを献上してしまいます。
25分、エジルのFKがゴール前に上がると、ジマーマンが挙げた手にボールが当たり、レフェリーは迷わずスポットを指差します。オーバメヤンが左に蹴ると、PKストッパーとして定評があるクルルが右に弾きますが、VARがノリッジ守備陣のフライングを指摘して蹴り直し。2度めのキックはゴール左に決まり、グーナーの不安な時間はあっさり終わりました。37分、ジャカがボックス手前でインターセプトに成功しますが、ラストパスがラカゼットに合わず。40分のノリッジのCKは、アマドゥのシュートが右に大きく外れます。
47分、左からエルナンデスがドリブルで上がったカウンターに、ガナーズの守備陣はまずい対応をしました。プッキはコラシナツが見ており、エルナンデスに最も近かったムスタフィが間合いを詰めてディレイさせるべきシーン。ところが、ムスタフィはドリブラーを放置してゴール前に下がってしまいました。追いついたチャンバースがキャントウェルを捨ててエルナンデスに着いたために、ニアにパスが出た瞬間、キャントウェルはノーマークです。右足のコントールショットが、ファーのサイドネットに吸い込まれて2-1。ムスタフィの曖昧なプレイが、2つの失点につながってしまいました。
同点をめざすガナーズは、後半の頭から主導権を握っています。52分、コラシナツの縦パスでエジルがボックス左に出ると、クロスがジマーマンが振った手に当たるも、今度は笛は鳴りませんでした。57分、エジルのCKをムスタフィが倒れ込みながらボレー。バイラムに当たったボールは、最悪のエリアにこぼれてしまいました。待っていたのはフリーのオーバメヤン。今季プレミアリーグ10発めは、右のサイドネットに突き刺さる強烈な一撃でした。
59分、ジャカとグエンドゥジが自陣で次々にミスをし、マクレーンに中央を割られてしまいます。左足のシュートは決定的でしたが、レノが左手で押し出すビッグセーブ!2分後、アーロンズのシュートがダヴィド・ルイスにヒットし、キャントウェルがダイレクトで打った左足のシュートにレノは1歩も動けず。ボールはポストの右に切れ、アウェイチームは命拾いしました。63分、グエンドゥジが、1発で抜かれたために作動したカウンターは、ムスタフィを切り返しでかわしたプッキのシュートをレノが足でブロック。リュングベリ監督は70分にウィロックを下げ、ルーカス・トレイラで中盤の守備を強化しました。
77分、リュングベリ監督はグエンドゥジをサカで勝負。81分にサカが左サイドを突破し、クロスが逆サイドに流れると、オーバメヤンのグラウンダーをエジルがヒールで狙いますが、ゴドフリーが冷静に外に蹴り出します。88分、コラシナツを翻弄したアーロンズのクロスは、レノが触ってCK。89分にエジルが下がり、マルティネッリが前線に入ります。91分、ブエンディアをポストに使ったアーロンズが左足を振り抜くと、ルーカス・トレイラが体を張ってブロックし、レノが左に飛んでセーブしました。直後、プッキがムスタフィを抜き去ってボックス手前に上がったピンチも、11番が足に当ててGKが鋭い出足でキャッチ。「ガナーズの守護神の素晴らしいセービングで、ノリッジが勝ち点3を逃した」という表現がぴったりの一戦でした。
やはりムスタフィは厳しかったですね…。「獲りにいく」「時間を遣わせる」「コースを切る」などの判断ミスが多く、レノの奮闘がなければ敗戦必至でした。ホールディングが戻ってくれば、ダヴィド・ルイスとのコンビの一択。コラシナツはフィジカルに問題があり、最後はエジルをマルティネッリではなく、SBをティアニーに代えるべきだったと思います。ドタバタの90分。ポジティブな感想は「負けなくてよかった」「さすがオーバメヤン」といったところでしょうか。ヨーロッパリーグの後、中2日で監督を代えるのは無謀だったと実感させられた19位との乱戦。いやー、疲れました…。
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交代策は褒められたものではありませんが、まあこの試合はリュングベリというよりもむしろエメリの責任というか尻拭いというか。
せめて一ヶ月はトレーニング期間ないと何もできないでしょうし。
ムスタフィは大惨事でしたが、他にもウィロック、チェンバース、厳しいこと言うとエジルもセットプレー以外あまり怖さがなく、やはり守備が軽い。
本当にどこでも活躍できそうなワールドクラスはオバメとレノくらいしかいませんね。
今年の低調の原因がリュングベリにもあると感じさせるスタメンと交代と戦術。哲学をきちんと持った監督を呼んで1からやり直さないとですね
個人的には、バック4及び中盤の底、合わせて5枚が
レギュラーじゃないから仕方ない、と言い聞かせて
ますが、リュングベリが違う見方なら少々厄介です
ね。
ムスタフィもですが、チェンバースもなかなかの酷
さでしたね。まあ、23番と34番も言わずもがな。
23番が交代する時、俺?見たいな表情だったのが
分からないですね。俺からしたら試合に出れる能力
なんて持ち合わせて無いですけど。
果たして、トレイラが適正ポジションで使われる日
はくるかのでしょうか?
ホントにどうにかこうにか引き分けにしてるなぁ(泣)
今年は10位以内で終われれば御の字、とか思ってましたが、いやいやヤバいかもしれない(泣)
なんか、普通にヘタクソですよね。
何位になろうが応援しますが、Jリーグのチームより組み立ても守備も拙いかも?と思えてしまうのは、切ないものがありますね。
やったら普通に負けるんじゃないかな?
フレドリックの初陣。自分は楽しめましたけどね。
いくらなんでも1日2日で何か、ってのはないような気がする。あえて変えない、という選択をしたんだろうと思います。にしてもムスタフィ、ジャカ、コラシナツ。不人気3兄弟を使ってトレイラを使わないという選択には正直驚きました。ある意味、逆に据わってるのかなとも。
レノだけでなくVARにも助けられたでしょう、今日は。
攻撃はいい形がいくつか見られたと思うし、ホントに守備(祝100万回目)。シンプルにトレイラにはCBをプロテクトする役割を与えてほしい。とにかくオバメヤン、ラカゼット、トレイラを中心にチームの構成を考えてくれ(祝200万回目)。
頑張れよ、フレドリック。
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皆さまも書かれていますが、相も変わらず不可解な選手起用。中でもジャカへの固執、コラシナツの先発起用はまったくもって解せません。
時間がなかったから前任のスタイルを踏襲したと思いたいですが、次節も同じスタメンなら流石に理解に苦しみますね。コラシナツ、ソクラティス、ムスタフィ、ウィロック、グェンドゥジ、サカはキツイ。
個人的には、バック4及び中盤の底、合わせて5枚が
レギュラーじゃないから仕方ない、と言い聞かせて
ますが、リュングベリが違う見方なら少々厄介です
ね。
ムスタフィもですが、チェンバースもなかなかの酷
さでしたね。まあ、23番と34番も言わずもがな。
23番が交代する時、俺?見たいな表情だったのが
分からないですね。俺からしたら試合に出れる能力
なんて持ち合わせて無いですけど。
果たして、トレイラが適正ポジションで使われる日
はくるかのでしょうか?
下がりながらのディフェンス時のチャレンジ&カバー。
バイタル埋める際の中盤の選手のポジショニング。この二つが毎回崩壊してるから毎回同じやられ方する。
何も変わってないけどリュングベリも同じこと言ってる。、、、けどそれならエメリに教えたれよと思ったけど、そんな簡単じゃないんだろうなぁ。
カンテで違うチームで2年連続優勝したくらい大切なポジションって思ってます。ヴィエリかカンテくらい。トレイラには可能性を凄く感じます。たぶんミスリンへの男の嫉妬で使わないと思ってます。ジャカはピルロやジョルジではない。去年エジルをコンディションって言って騙してくれたフロントと雇われた…。今後とりあえず5年トレイラお前に任せると言って欲しい。覚醒させて欲しい。リュンは清水に来たときみたいにパンツ履いて写真写るだけの男になってほしくない。ロンドンではお洒落は大切な要素なはずですし、うまくいけば人気は出る。