【Arsenal×Brighton】モペイはフリー…守れないアーセナルはホームで4戦連続勝利なし!
序盤のオーバメヤンは右サイド、エジルは左をプレイエリアにしています。10分のCKは、クリアをカットしたルーカス・トレイラが右に流すと、ダヴィド・ルイスがクロスに放ったシュートをGKマシュー・ライアンがセーブ。15分までは、アウェイのブライトンのほうがスムーズにパスがつながっています。ここぞというパスが、ことごとくオフサイドとなるガナーズ。20分までのポゼッションは42%という低い数字です。22分にパスカル・グロスがボックス手前から狙ったFKは、壁にヒット。2分後のCKに競り勝ったウェブスターのヘッドは、レノが冷静にキャッチしました。
26分、CKからムーイが左サイドでキープし、ファーにクロスを入れると、トラップしたムペイが中央に速いボールを送りますが、突っ込んだコノリーが触れません。ルーカス・トレイラが起点となった28分のアタックは、オーバメヤンが右から放ったシュートがラカゼットの目の前を抜けてポストの左にアウト。33分、FKのクイックスタートからモペイがドリブルで上がって左足で狙うと、レノが左に反応して外に弾き出します。押されているガナーズ、静かなエミレーツ。37分のCKにバーンが競り勝ち、コノリーのシュートをパパスタソプーロスが足に当てると、こぼれ球をウェブスターがプッシュしてアウェイチームが先制しました。
40分、右サイドでキープしたオーバメヤンが巧みなフェイントでバーンをかわし、完璧なクロスがフリーのウィロックに届くと、叩きつけたヘディングシュートはマシュー・ライアンが足でブロック。前半のシュート数は4対8、オンターゲットは2対5と完全なるブライトンペースです。笛が鳴った瞬間、エミレーツにブーイングが響き渡るのは致し方ありません。リュングベリ監督はハーフタイムにウィロックを下げ、ニコラ・ペペで劣勢の打開を図ります。
ニコラ・ペペに期待できそうな後半の立ち上がり。エジルをポストに使った崩しはシュートの直前でカットされ、ボックス右を切り裂いたドリブルはルーカス・トレイラが打てずに終わりますが、ガナーズは51分にセットピースから同点に追いつきました。エジルが蹴ったCKをニアのラカゼットがヘディングシュート。ボールは絶妙な高さでファーポストに向かい、マシュー・ライアンの伸ばした手は届きませんでした。55分、ボックス右で仕掛けたベジェリンのクロスはオーバメヤンの後ろ。コラシナツの速いボールも、プレミアリーグ10ゴールのエースが触れません。
61分、アルザーテが右から浮かしたクロスにムーイが飛び込んでヘディングシュート。ボールは落下点にいたモペイの足元に落ちるも、うまく収められずに決定機を逃してしまいました。右からのFKをネットに突き刺したダヴィド・ルイスには、VARがオフサイドを指摘。67分に自陣からドリブルで上がったニコラ・ペペが、オーバメヤンに絶妙なラストパスを通しますが、エースはアルザーテが体を寄せられ右足のフィニッシュを外しました。72分、コラシナツが下がってティアニー。77分には、ラカゼットに代わってマルティネッリが前線に入ります。
80分、ムーイの鋭いクロスが中央に入ると、モペイが一瞬でルーカス・トレイラのマークを外し、ダヴィド・ルイスの前で放った美しいヘディングシュートを右のサイドネットに突き刺しました。バイタルエリアでフリーになるシーンが目立っていたストライカーに対して、ガナーズ守備陣はあまりにも無警戒でした。87分、ティアニーの素晴らしいクロスをマルティネッリがヘッドで合わせると、マシュー・ライアンがしっかり足を運んで左に弾き出します。90分、ニコラ・ペペの鋭いFKは左にアウト。勝てないと見切ったグーナーが、ゲートに向かう姿が映し出されています。
追加タイムが残り1分というタイミングで、トロサールに奪われたジャカのプレイは軽率でした。ティアニーに預ければ、何かが起こりそうな展開でしたが、その機会は2回しかありませんでした。シュート数は12対20、オンターゲットは5対9、パス本数は387対412。勝者にふさわしかったのは、間違いなくアウェイチームでした。ニコラ・ペペを投入して攻撃の活性化には成功した暫定監督は、モペイとムーイをケアさせることはできずに初めての敗戦を強いられました。
公式戦は9戦連続勝利なし、エミレーツのプレミアリーグで4戦連続勝利なし。国内のクラブに最後に勝ったのは、2ヵ月も前のボーンマス戦です。ウェストハムのセバスティアン・アレの高さ、マン・シティのガブリエウ・ジェズスの抜け目なさ、エヴァートンのリシャルリソンの切れ味…これから戦うチームのエースたちを、今の最終ラインが封じられるイメージがありません。コシールニーがいかに大事な存在だったかを思い知らされた一戦。21日のエヴァートン戦は、残留を争うゲームとなるかもしれません。
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今シーズン、リュングベリはチームにずっと居たわけで
戦術的に気の効いたことをできるタイプでは無さそう。
となると最初から2ndハーフ立ち上がりみたいな強度でチームを動かせないなら
彼を就任させた意味が無さ過ぎる
次の試合こそは最初から強度持って入ってほしい・・・
ブライトンは順位の割に上位を苦戦させるイメージがありますね。昨シーズンのBIG6相手の戦績を確認すると、アーセナルに2分、ユナイテッドに1勝、あとはホームでシティに1-4で負けて、それ以外が全て1点差の負けでした。
とはいえホームでブライトンに負けたBIG6は昨シーズン開始時点から見てアーセナルが始めてです。makotoさんの仰るように内容的にも完敗です。これはひどい
凄いな。完全にメンタルなんだろう。
いくらなんでも1週間すらたってないのに、この状態のチームを預けられて2試合もやらなきゃならなかった新監督をどーのこーの言いたくない。
今日の試合は少なくともエメリの時より形が見えてたと思う。しかし負け癖、というか勝てな癖が染みついてる。
アーセンの時はここまでのことはなかったけど、他のビッグチームも”名監督”でずるずる8位だの10位だのとかあったからねぇ。いくらでも。いまそのフェイズに入ってしまったんだろう。
戦術、セレクション…。いや、そこの話ができる状態じゃないんだろうと思います。どんな形でもいいから勝たないと。それもPLでね。
頑張れフレドリック!
思い返せば、ヴェンゲル時代にはここまで長期にわたって不振な時期が続くことが無かったと思うのである意味新鮮な気持ちです。(もちろんネガティブな意味で)
強豪相手に惨敗しても、下位相手にはすっきり勝ってくれることが多かったですからね。
リュングベリとまわりのスタッフにはこの後のプランがあるのでしょうか。
それが間に合わなければ、いよいよ本当に残留争いが真剣味を帯びてきます。
また「シメオネをスカウトか!?」みたいなニュースが出てきていますが、世間的には「いやいやシメオネにメリットが無いでしょ」と言われそうで悲しいです。
ここまでシーズン通して被シュート数が多いと、さすがにメンタルとか以前に、戦術や選手の能力がの問題では
そもそもエメリをサポートしてたメンツのままなんだろうし早いとこ新監督招聘とコーチ陣の刷新しないと無駄に時間が過ぎていってる気がする
エメリ解任の責任はむしろユングベリにもあると思ってしまった一戦でしたね。
トレーニング期間がないことが酷であることは重々承知の上とはいえ、ニコラぺぺ、グェンドゥジ、あるいはCB3枚にするなどの選択肢があった中でウィロック先発の意味がわからず。
リードを許してもベンチにどっしりと鎮座。
チーム得点王のオバメは仕方ないにしても、20億以上お給料もらってるエジルさんはいったいいつチームを助けてくれるんでしょうか…。
ダメだこりゃ!って、笑ってごまかしたいような酷い試合でしたねぇ(泣)
なんだか、残留争いをするようなチームって、こんな気持ちで応援してるんだろうな。という、ある意味新鮮な経験をしています。
しかし、彼らと違うのは、ワールドクラスの選手が複数いるのに、下位チームにカモにされるという、このだらしなさ。
フレディの采配や選手起用も、理解に苦しむもので、これならエメリ監督を解任する意味が無かったし、解任され損ですよね。
若手も経験の上積みが見てとれないし、覇気もない。
てめえら、なめてんじゃねえぞ!とにらみを効かせる先輩もいないし、言えるだけのプレーをしてる選手がいない。
止まらないのは愚痴だけです。
100%無いでしょうけどシメオネ来たら、ジャカやムスタフィは気持ち良いくらいに掌返されて救世主扱いされると思いますよ。
なぜ相手ウイングがSB背負った時に最初に寄せるのがCHのジャカなのか、そして何故そいつのボランチへのバックパスのコースを誰も切ってないのか。
結果見事にSBの裏を突かれ、CBは相手FW後ろ向きに追う羽目になる訳で
ラカオバメが30点取ろうが40点取ろうが、こういった仕事をしてチーム勝たせられない彼らが何故バロンドーラーみたいに崇められてるのかが正直わからないですし
その挙句0G0A(1A?)の10番にはロマンとか以前に正直失望しかありません