【Bournemouth×Liverpool】サラーとナビ・ケイタのコンビが冴えたレッズが余裕の7連勝!
最初の3分はリヴァプールのポゼッション。ボーンマスは自陣にこもり、カウンター狙いを強いられています。7分にジョー・ゴメスが右から上がり、ニアのサラーにつなぐと、左足でファーに放ったシュートはラムズデールがキャッチ。レッズの左右からのクロスはホームチームの最終ラインに捕まり、15分を過ぎてもフィニッシュは1本しかありません。18分、ヘンダーソンがボックス左のロバートソンにロングフィードを入れると、ダイレクトのラストパスは明らかにミス。20分にライアン・フレイザーの縦パスでソランケが左に流れると、中に持ち込んでデヤン・ロブレンをかわして打ったシュートはCBが冷静にブロックしました。
25分、ロバートソンのパスを受けたミルナーが左から縦に上がると、サラーをポストに使ったシュートはファーポストの外。ライアン・フレイザーのクロスに先着したダンジュマのチップキックは、アリソンの前で弾んで右に逸れていきます。32分、ナビ・ケイタのスルーパスをサラーと競り合ったナタン・アケは、ハムストリングを痛めてしまいました。今季プレミアリーグで全試合出場のCBを失ったエディ・ハウ監督は、初出場のシンプソンで穴を埋めるしかありません。その1分後、ヘンダーソンが縦に出したロングフィードを、ゴール前に走り込んだチェンバレンがボレーで叩くと、ラムズデールの左手に当たったボールがネットを揺らしました。
38分、ナビ・ケイタのスルーパスでサラーがボックス右に走り、リターンに反応した8番のシュートはビリングがブロック。デヤン・ロブランはどうやら足を痛めたようで、40分にアーノルドに後を譲りました。直後、プレミアリーグ6ゴールの右SBがサイドを突破してグラウンダーを入れると、フィルミーノは左足のボレーをメファムにぶつけてしまいます。45分、右にいたナビ・ケイタが中央のサラーに当てると、トラップしてタメを作ったサラーが完璧なヒールキックをゴール前へ。抜け出したナビ・ケイタがトーキックを右隅に決め、レッズは0-2でハーフタイムを迎えました。
後半も、レッズペースは変わらず。50分にロバートソンのクロスをフィルミーノがヘッドで逸らすと、ビリングのクリアの落下点にいたナビ・ケイタがボレー。スピードは充分だった一撃は、ラムズデールの守備範囲に飛んでしまいますが、今季プレミアリーグ初先発のMFは調子を上げてきています。54分、シンプソンのパスをインターセプトしたのはナビ・ケイタ。斜めに走ったサラーに完璧なスルーパスが通り、ボックス左でラムズデールと1対1になったエースは、落ち着いて右隅に転がしました。
ボーンマスに10人めの負傷者が出たのは63分。ボールを追うのをやめたカラム・ウィルソンがピッチに座り込み、急遽ゴズリングがピッチに送り出されます。レッズは後方を固めて速攻狙い。68分に右から仕掛けたサラーは、メファムをかわして放った左足のシュートをラムズデールにセーブされます。76分にロバートソンと代わったカーティス・ジョーンズは、記念すべきプレミアリーグデビュー。チャンピオンズリーグのザルツブルグ戦を控えたチームは、ゆっくりパスをまわす省エネサッカーで時間を潰しています。
83分、ルイス・クックのバックパスにサラーが突進すると、ラムズデールが飛び出しでクリア。87分にチェンバレンをシャキリに代えたクロップ監督は、久々のクリーンシートに満足しているのではないでしょうか。マージーサイドダービーではオリギが2発、シャキリもゴール。今日はチェンバレンとナビ・ケイタが決めており、サブの選手が活躍するいい流れが続いています。サラーとのコンビが冴えたナビ・ケイタは1ゴール1アシスト。前線を動かすスルーパスが印象的で、攻撃的に戦いたいゲームで出番を増やせるでしょう。昨シーズンから続けているプレミアリーグの無敗記録は33。12人の選手がゴールをゲットしての7連勝は、優勝チームの歩みに見えます。
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早速の更新ご苦労様です。
ご指摘とおりサブの選手がしっかり結果を出しているので
いい流れができていますね。チームとしての完成度がさらに高まった感じがします。ロブレンの状態が心配ですがCLはゴメスに頑張ってもらうしかないですね。
最速でレッズ記事の更新をありがとうございます。
冗談みたいな過密日程です。勝てば勝つほど逆境になるスケジューリング。ペップの成し遂げた2連覇と4冠の素晴らしさを感じています。
消耗の激しいベビーメタルフットボールゆえ星の取りこぼしも覚悟していたのですが、私はどうやらクロップ監督を十分に評価し足りていなかったようです。
いやぁなんとも鮮やかなターンオーバー!!結果が欲しかった控え選手が次々にゴールとアシストを重ね、ここに来てのクリーンシートにも興奮しています。もはや大エースのマネ(前節のアシスト、シビれました)を休められたのは非常に大きいです。偶然にもアドリアンまで温められましたし。笑
クロップ監督が自分の獲った選手と辛抱強く付き合って来た成果が、これ以上ないタイミングで出ているのではないでしょうか。