【MAN.UTD×Burnley】ホームでコレは…狙いなきアタック、マン・ユナイテッドは0-2完敗!
マルシアルが左の足首を痛めたのは5分。ピッチの外に出た9番は足を引きずりながら復帰し、前線で元気なのはグリーンウッドのみという最悪の事態は回避したようです。サイドを攻略しようとするマン・ユナイテッドは、ベン・ミーとタルコフスキーが仕切る中央の堅守にクロスを弾かれています。16分にマタが右のワン=ビサカを走らせたチャンスは、グラウンダーに足を出したマルシアルのボレーが左に逸れていきました。マタのミドルがDFにヒットし、フォローしたフレッジがゴール右を狙った22分のシュートが初めてのオンターゲット。28分にワン=ビサカがグラウンダーを中央に通したシーンは決定的でしたが、ダニエル・ジェームズの手前に走り込んだマタが打ち切れず、30分を過ぎてもスコアは動きません。
32分、ボックスの右脇を突破したのはまたもワン=ビサカ。ファーに上がったクロスに競り勝ったダニエル・ジェームズのヘッドは、ポープが指先で上にクリアしました。33分にマティッチの速いパスが中央に入ると、マタがスルーした後ろにいたマルシアルは、テイラーにブロックされてしまいます。38分、センターサークルからのFKをヘッドでゴール前に落としたのはベン・ミー。クリス・ウッドが左足で決めたハーフボレーは、チーム初のオンターゲットでした。過去3年のプレミアリーグで、マン・ユナイテッドはバーンリーとのホームゲームをすべてドローで終えています。前半は0-1。スールシャール監督は、ハーフタイムにアンドレアス・ペレイラを下げ、グリーンウッドを右に入れて逆転をめざします。
後半もサイドアタックを続けるマン・ユナイテッドは、クロスをことごとくカットされています。55分にジェイ・ロドリゲスが左でキープした瞬間、デ・ヘアはニアを空けていました。左足の強烈なシュートがクロスバーを叩いて0-2。オールド・トラフォードでは3シーズン連続でバーンリーが2点を先行する展開となりました。ダニエル・ジェームズは、プレミアリーグで過ごす最初のシーズンで疲れが溜まっているのでしょうか。アグレッシブに戦っているのはワン=ビサカのみ。マルシアルは消え、グリーンウッドはほしいタイミングでもらえず、マタとマティッチはつなぎ役でしかなくなっています。
63分、ダニエル・ジェームズが右足で巻いたシュートはポストの外。68分にマタが蹴った中央からのFKは、狙い通りに落ちませんでした。69分、ダニエル・ジェームズとブランドン・ウィリアムズが下がり、リンガードとルーク・ショー。攻めなければならない展開で、プレミアリーグノーゴールを2枚入れるのが最高のプランという状況に愕然とします。残り20分、グリーンウッドは、なぜタッチライン際にいるのか。最も頼れるのは、ボックス手前から放つ18歳の左足です。74分にマルシアルがニアを狙ったミドルは、ポープが安全重視でCKに逃げました。
83分、ようやくグリーンウッドが左足でシュートを放つも左にアウト。これしか希望がないとは…。ピッチの上にあるのは自由や創造性ではなく、無秩序と思いつきです。既にゲートに足を運ぶサポーターもいます。1年前のゲームで、ポグバがPKを決めた時間は過ぎました。ホームゲームの最終盤に、引いて守るのが信条のバーンリーにプレスでいじめられるとは情けない。91分にマタのロングボールをヘッドで右隅に決めたルーク・ショーは、ヘンドリックへのファールを取られました。
0-2、完敗。ルカクが懐かしくなる一戦は、夏の補強が明らかに足りなかったことを物語っています。攻めてもらわないと力を発揮できないリアクション芸のチームは、狙いなきアタックに終始。指揮官の限界を感じさせられた94分でもありました。年末に0-2で勝った相手に完敗したマンチェスター・ユナイテッドは、後半戦で2勝2分1敗と停滞しているチェルシーに引き離されつつあります。主力が復帰する2月までに、絶望的なポジションに落ちないでくれと祈るよりほかはありません。
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更新お疲れ様です。
冒頭4行目〜5行目くらい、【プレミアリーグ24節、マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプール。】となっているようですよ。
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なぜグリーンウッドを先発で使わないんでしょうかね。LSHペレイラにRSHジェームズでグリーンウッドとマルシャルの2トップでいいと思います。
そして失点が多すぎる。スールシャールには守る戦術がないように思います、攻めもですけど