プレミアリーグで活躍するには…ミナミノとブルーノ・フェルナンデスの英語レベルをチェック!
プレミアリーグにやってきた吉田麻也と岡崎慎司が、チームメイトやスタッフ、サポーターの信頼を得られた理由のひとつは、現地メディアのインタビューに対応できるレベルの英語力があったからでしょう。1月にリヴァプールに入団した南野拓実は、日本人の先輩たちと同様に英語でコミュニケーションを取れるのでしょうか。クラブ公式サイトの記事をチェックすると、答えは「微妙」です。ご本人が「自分の英語力は充分ではない」とコメント。ヘンダーソンやミルナー、ジョー・ゴメス、アーノルド、ロバートソンとのコミュニケーションを密にするためには、それなりの勉強期間が必要となるようです。
これだけ聞くとチームに溶け込めるのかと心配になりますが、先の問いを少し変えて「タキは監督やチームメイトとコミュニケーションを取れるのか」とすると、答えは一変「イエス」になります。ザルツブルグでドイツ語をマスターした日本人アタッカーは、クロップ監督とは相手の母国語でストローク。さらに、このチームには「元ザルツブルグ」が2人いるのを忘れてはなりません。クラブ公式サイトのレポートを紹介しましょう。
「リヴァプールにおけるミナミノの生活は、ケイタとマネのサポートによってスムーズになった」「トリオはメルウッドのロッカールームで隣同士。ミナミノはケイタとマネの継続的なサポートに感謝している」。チームのルールや仕組み、ミーティングの開始時刻などを教えてくれる仲間のおかげで、フットボールに集中できていると語っています。
ナビ・ケイタは、ライプツィヒに移籍するまでの1年半を南野とともに過ごしており、プレミアリーグが長いサディオ・マネはセインツにいた頃は吉田麻也の筋トレ仲間。2人ともドイツ語が堪能で、とにかくマジメなマネは日本人との付き合い方も心得ています。タキと名付けられたニューフェイスがいかに適応しているかは、ジョー・ゴメスの言葉からも伝わってきます。
「彼はハッピーでポジティブなキャラ。いいオーラがあるね」「アンフィールドにやってきてすぐに、どれほどうまくゲームに入れたか、みんなわかってるよ。プレスへの執念があり、われわれのスタイルに適応しようとしている。信じられない補強だ」。今のところは、ドイツ語で話せる選手たちとのコミュニケーションが多いアタッカーは、近い将来、英語で全員と意志の疎通を取れるようになるはずです。
マンチェスター・ユナイテッドに加わったブルーノ・フェルナンデスについても、コミュニケーションが気になっていたのですが、こちらもジオゴ・ダロトという同郷の若手がフォローしてくれているようです。クリスティアーノ・ロナウドがアイドルだったと語る25歳のゴールゲッターについて、キャリントンへの送り迎えを担当しているポルトガル人SBは、「彼は最高だね。もう2年ぐらい、ここにいるみたいだ」とコメント。「すっかり溶け込んでいるね。彼がいるのはとてもうれしいこと。プレイだけでなく、人間的にも素晴らしい」という賛辞に触れると、アレクシス・サンチェスのときのような心配は抱えずに済みそうとほっとします。
ダニエル・ジェームズによると、ブルーノ・フェルナンデスにはタキにはないアドバンテージがあるそうです。「マンチェスターでの日々は順調みたいだね。ポルトガル語が話せるチームメイトも多いし、彼は英語も素晴らしいので、しっかりコミュニケーションを取れている」。何しろイングランド、やっぱり英語は大事ですね…。エメリさんは、現在も英語を学んでいると伝えられています。プレミアリーグのクラブで指揮を取ろうとしているのでしょうか。ブログが忙しくて現地に行くヒマがないという本末転倒な状態に陥っている私も、「英語力をキープしておかないとマズイな…」と思わされる記事の数々でした。がんばれタキ、フットボールも英語も!
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