2022.09.02 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Leicester×MAN.UTD】サンチョの1発を守り切ったマン・ユナイテッド、課題山積ながら3連勝。
注目のカゼミーロは控えメンバー。クリスティアーノ・ロナウドもベンチにいるということは、残留が決まったのでしょうか。プレミアリーグ5節、レスターVSマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハフ監督の11人は、0-1で勝った前節のサウサンプトン戦と同じ顔ぶれです。
GKデ・ヘア、4バックはダロト、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、タイレル・マラシア。中盤センターはエリクセンとマクトミネイ、2列めはエランガ、ブルーノ・フェルナンデス、ジェイドン・サンチョ、最前線にラシュフォードの4-2-3-1。マンチェスター・ユナイテッドの前の4人は、厳しいプレスでレスターのパスコースを切っています。
5分過ぎからは、レスターもラインを上げてプレスを強化。赤いシャツの最終ラインは、前にボールを出せなくなっています。アウェイチームの最初のチャンスは11分。マラシア、サンチョ、ブルーノが左サイドで短いパスを交換し、ニアのエリクセンにボールが渡ると、左隅を狙ったシュートがポストすれすれを抜けていきました。
20分を過ぎてもプレス合戦が続き、両者ともに打開策が見えてきません。レスターは、ジェームズ・マディソンがポジションを下げ、縦に速いボールを入れて相手の守備陣をかく乱しようとしています。21分、デューズバリー=ホールのFKはデ・ヘアがキャッチ。マンチェスター・ユナイテッドの先制ゴールは、ウォードのゴールキックをカットしてからのシンプルな速攻でした。
ダロトのパスを右サイドで受けたブルーノが、中央のラシュフォードの足元に入れると、左で空いていたサンチョが優しいスルーパスでフリー。ドリブルでGKをかわし、無人のゴールに流し込んだウインガーは、今季プレミアリーグで2発めです。26分には、エリクセンの強烈なミドルが右隅を襲いますが、ウォードが落ち着いて懐に収めました。
36分、ボックス手前でパスを受けたラシュフォードが右から突破を図り、折り返しがサンチョへ。迷いが感じられた25番は、中途半端なシュートをブロックされました。38分に左からファーを狙ったハーヴィー・バーンズのミドルは、惜しくもバーの上。シュート数2対6のつぶし合いは、後半に入ると別なゲームになっています。
両者とも、ラインの間にスペースができ始め、カウンターが威力を発揮しそうな展開。49分にヴァーディーのドリブルを止めたリサンドロ・マルティネスは、イエローカードを突き付けられました。ジェームズ・マディソンの素晴らしいFKは、コースを読んでいたデ・ヘアが左に飛んでビッグセーブ。52分に右サイドで仕掛けたデューズバリー=ホールがクロスを入れると、ヴァーディーのヘッドは浮いてしまいました。
主導権を握っているのはレスター。マン・ユナイテッドはファールが増えています。58分、何もできなかったエランガに代わってカゼミーロ。エリクセンがトップ下に上がり、ブルーノは右にまわっています。67分、ゴール正面からジェームズ・マディソンが蹴ったFKは、壁にヒット。後半に入ってテンションが落ちていたサンチョは、68分にロナウドと交代です。
マン・ユナイテッドの後半最初のチャンスは82分。ブルーノ・フェルナンデスのサイドチェンジがラシュフォードに届き、縦パスでボックス左を突破したロナウドがグラウンダー。クリアされたボールを7番がラシュフォードに落とすと、左足のシュートはミートしませんでした。さらに1分後、ダロトがファーに浮かしたクロスがロナウドへ。右足のバイシクルは、ファーポストの外に流れていきました。
87分、ラシュフォードが下がってフレッジ。92分のジェームズ・マディソンの左足ミドルは、枠の上です。1分後、左からのロングフィードをダカがダイレクトで右へ。フリーの決定機を得たジャスティンは、力んで打ち上げてしまいました。マンチェスター・ユナイテッドは2試合連続のクリーンシートで、プレミアリーグ3連勝。3位スパーズと2ポイント差の5位に浮上しました。
サンチョのゴールと、終盤のカウンターしか見どころがなかったマン・ユナイテッド。ジェームズ・マディソン、ハーヴィー・バーンズ、デューズバリー=ホールが中央に集まってくれたため、スペースを空けずに守り切りましたが、左右をワイドに使われていたら危なかったのではないでしょうか。
マクトミネイは判断ミスと不要なファールが目立ち、途中出場のカゼミーロは素晴らしいパスと意思の疎通を欠いたプレイが半々。ラシュフォードはカウンター以外で機能せず、サンチョは後半開始からのミス連発で相手に主導権を与えるきっかけとなりました。ロナウドが仕事をしたのは、82分からの5分だけ。先制ゴールに絡んだブルーノは打てるポジションに入れず、シュートゼロで終わっています。
テン・ハフのチームは、まだまだ発展途上。今のままでは、チャンピオンズリーグの出場権には届かないでしょう。次節は首位アーセナル。狙い目はジャカの背後、ティアニーとガブリエウの間のスペースです。期待より不安が大きい一戦ですが、前からのプレスと速いアタックで、全勝の首位の足をすくっていただければと思います。
GKデ・ヘア、4バックはダロト、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、タイレル・マラシア。中盤センターはエリクセンとマクトミネイ、2列めはエランガ、ブルーノ・フェルナンデス、ジェイドン・サンチョ、最前線にラシュフォードの4-2-3-1。マンチェスター・ユナイテッドの前の4人は、厳しいプレスでレスターのパスコースを切っています。
5分過ぎからは、レスターもラインを上げてプレスを強化。赤いシャツの最終ラインは、前にボールを出せなくなっています。アウェイチームの最初のチャンスは11分。マラシア、サンチョ、ブルーノが左サイドで短いパスを交換し、ニアのエリクセンにボールが渡ると、左隅を狙ったシュートがポストすれすれを抜けていきました。
20分を過ぎてもプレス合戦が続き、両者ともに打開策が見えてきません。レスターは、ジェームズ・マディソンがポジションを下げ、縦に速いボールを入れて相手の守備陣をかく乱しようとしています。21分、デューズバリー=ホールのFKはデ・ヘアがキャッチ。マンチェスター・ユナイテッドの先制ゴールは、ウォードのゴールキックをカットしてからのシンプルな速攻でした。
ダロトのパスを右サイドで受けたブルーノが、中央のラシュフォードの足元に入れると、左で空いていたサンチョが優しいスルーパスでフリー。ドリブルでGKをかわし、無人のゴールに流し込んだウインガーは、今季プレミアリーグで2発めです。26分には、エリクセンの強烈なミドルが右隅を襲いますが、ウォードが落ち着いて懐に収めました。
36分、ボックス手前でパスを受けたラシュフォードが右から突破を図り、折り返しがサンチョへ。迷いが感じられた25番は、中途半端なシュートをブロックされました。38分に左からファーを狙ったハーヴィー・バーンズのミドルは、惜しくもバーの上。シュート数2対6のつぶし合いは、後半に入ると別なゲームになっています。
両者とも、ラインの間にスペースができ始め、カウンターが威力を発揮しそうな展開。49分にヴァーディーのドリブルを止めたリサンドロ・マルティネスは、イエローカードを突き付けられました。ジェームズ・マディソンの素晴らしいFKは、コースを読んでいたデ・ヘアが左に飛んでビッグセーブ。52分に右サイドで仕掛けたデューズバリー=ホールがクロスを入れると、ヴァーディーのヘッドは浮いてしまいました。
主導権を握っているのはレスター。マン・ユナイテッドはファールが増えています。58分、何もできなかったエランガに代わってカゼミーロ。エリクセンがトップ下に上がり、ブルーノは右にまわっています。67分、ゴール正面からジェームズ・マディソンが蹴ったFKは、壁にヒット。後半に入ってテンションが落ちていたサンチョは、68分にロナウドと交代です。
マン・ユナイテッドの後半最初のチャンスは82分。ブルーノ・フェルナンデスのサイドチェンジがラシュフォードに届き、縦パスでボックス左を突破したロナウドがグラウンダー。クリアされたボールを7番がラシュフォードに落とすと、左足のシュートはミートしませんでした。さらに1分後、ダロトがファーに浮かしたクロスがロナウドへ。右足のバイシクルは、ファーポストの外に流れていきました。
87分、ラシュフォードが下がってフレッジ。92分のジェームズ・マディソンの左足ミドルは、枠の上です。1分後、左からのロングフィードをダカがダイレクトで右へ。フリーの決定機を得たジャスティンは、力んで打ち上げてしまいました。マンチェスター・ユナイテッドは2試合連続のクリーンシートで、プレミアリーグ3連勝。3位スパーズと2ポイント差の5位に浮上しました。
サンチョのゴールと、終盤のカウンターしか見どころがなかったマン・ユナイテッド。ジェームズ・マディソン、ハーヴィー・バーンズ、デューズバリー=ホールが中央に集まってくれたため、スペースを空けずに守り切りましたが、左右をワイドに使われていたら危なかったのではないでしょうか。
マクトミネイは判断ミスと不要なファールが目立ち、途中出場のカゼミーロは素晴らしいパスと意思の疎通を欠いたプレイが半々。ラシュフォードはカウンター以外で機能せず、サンチョは後半開始からのミス連発で相手に主導権を与えるきっかけとなりました。ロナウドが仕事をしたのは、82分からの5分だけ。先制ゴールに絡んだブルーノは打てるポジションに入れず、シュートゼロで終わっています。
テン・ハフのチームは、まだまだ発展途上。今のままでは、チャンピオンズリーグの出場権には届かないでしょう。次節は首位アーセナル。狙い目はジャカの背後、ティアニーとガブリエウの間のスペースです。期待より不安が大きい一戦ですが、前からのプレスと速いアタックで、全勝の首位の足をすくっていただければと思います。
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