2023.03.07 プレミアリーグ観戦記2022-23プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Leeds】決勝ゴールはフォファナ…前線不発のチェルシーにドルトムント戦の快勝を期待。
勝利は7試合ぶり、ゴールは4試合ぶり。極度の不振に陥り、ポッター監督の去就が取り沙汰されていたチェルシーは、リーズに1-0で勝ってEL出場権争いに残りました。53分の決勝ゴールは、ウェズレイ・フォファナ。左からのCKに合わせたヘディングは、移籍後のプレミアリーグ初ゴールです。
プレミアリーグ17位をスタンフォード・ブリッジに迎えたチェルシーは、この日も苦しい展開を強いられました。スターリングが中央から上がった15分のカウンターは、縦のスルーパスで抜け出したカイ・ハヴェルツがジョアン・フェリックスに出すタイミングを見つけられず、右足のシュートは飛び出したGKメリエにセーブされてしまいました。
22分にチャンスを創ったのもスターリング。エンソ・フェルナンデスが右にパスを出すと、ゴール前に高速グラウンダーを入れると見せかけた17番は、ボックス入り口のジョアン・フェリックスに折り返しました。決定的だった右足のボレーは、クロスバーを直撃。ゴールがない試合を見続けてきたブルーズサポーターは、悪い結末を想像したのではないでしょうか。
カイ・ハヴェルツのロングフィードで、チルウェルがラインの裏に出たのは32分。左足で軽くタッチしたボレーは、ファーポストの外を転がっていきました。2度の決定機を活かせなかったチェルシーは、ゴールレスでハーフタイムを迎えています。
0-0のままで終わったフラム戦や、FK1発で敗れたセインツ戦を思い出させる嫌なムードを振り払ったCBのヘッドは、まさに値千金。追加点をゲットして、悠々と逃げ切りたかったチェルシーですが、セットピースをものにした後はシュート数2対8と押されました。
横からのボールに競り負けるシーンが目立ったものの、決定打を許さず1-0でタイムアップ。2023年になってからの2勝めは、カイ・ハヴェルツが決めたクリスタル・パレス戦と同じスコアです。前線でオッケーといえるのはスターリングのみ。決勝ヘッドとカイ・ハヴェルツの逸機以外のオンターゲットは、前半にエンソ・フェルナンデスが放ったミドルだけです。
「BBC」によるMVP投票のTOPが、68分からプレイしたコナー・ギャラガーだったのは、プレミアリーグ17位に対して苦戦したと感じたファンが多かったからだと思われます。「テレグラフ」のマット・ロウ記者が「グレアム・ポッターは、チェルシーを機能させるシステムを発見した」と書いていますが、その評価は時期尚早でしょう。
公式戦トータルの先発変更は110人で、プレミアリーグでは最多の82人。「テレグラフ」のレポートは、「物語の魔法使いと同じ苗字を持つチェルシーの新たなティンカーマンは、自らのマジックナンバーは『3』だと気づいたかもしれない」という表現で、バディアシル、クリバリ、トレヴォ・チャロバーの3バックがうまく機能したと評しています。
後方が3枚になると安定感が増し、WBが前に出られるという主張には賛同できるものの、個の突破力への依存度が高い前線は経過観察が必要でしょう。リーズ戦で最もシュートが多かったのは、ボックスの外から3本のエンソ・フェルナンデス。最前線のカイ・ハヴェルツは1本のみで、連携で崩してフィニッシュまでいったシーンはありませんでした。
最後に複数ゴールを決めたのは、2022年のラストゲームだったボーンマス戦。直近12試合はゼロかイチのチームに復活のハンコを捺すのは、2点差以上で快勝してからにしましょう。本日はCLラウンド16のセカンドレグ、ドルトムントとのホームゲーム。初戦を1-0で落としたブルーズが90分以内で勝ち抜けを決めるためには、追加点が必須条件です。
プレミアリーグ17位をスタンフォード・ブリッジに迎えたチェルシーは、この日も苦しい展開を強いられました。スターリングが中央から上がった15分のカウンターは、縦のスルーパスで抜け出したカイ・ハヴェルツがジョアン・フェリックスに出すタイミングを見つけられず、右足のシュートは飛び出したGKメリエにセーブされてしまいました。
22分にチャンスを創ったのもスターリング。エンソ・フェルナンデスが右にパスを出すと、ゴール前に高速グラウンダーを入れると見せかけた17番は、ボックス入り口のジョアン・フェリックスに折り返しました。決定的だった右足のボレーは、クロスバーを直撃。ゴールがない試合を見続けてきたブルーズサポーターは、悪い結末を想像したのではないでしょうか。
カイ・ハヴェルツのロングフィードで、チルウェルがラインの裏に出たのは32分。左足で軽くタッチしたボレーは、ファーポストの外を転がっていきました。2度の決定機を活かせなかったチェルシーは、ゴールレスでハーフタイムを迎えています。
0-0のままで終わったフラム戦や、FK1発で敗れたセインツ戦を思い出させる嫌なムードを振り払ったCBのヘッドは、まさに値千金。追加点をゲットして、悠々と逃げ切りたかったチェルシーですが、セットピースをものにした後はシュート数2対8と押されました。
横からのボールに競り負けるシーンが目立ったものの、決定打を許さず1-0でタイムアップ。2023年になってからの2勝めは、カイ・ハヴェルツが決めたクリスタル・パレス戦と同じスコアです。前線でオッケーといえるのはスターリングのみ。決勝ヘッドとカイ・ハヴェルツの逸機以外のオンターゲットは、前半にエンソ・フェルナンデスが放ったミドルだけです。
「BBC」によるMVP投票のTOPが、68分からプレイしたコナー・ギャラガーだったのは、プレミアリーグ17位に対して苦戦したと感じたファンが多かったからだと思われます。「テレグラフ」のマット・ロウ記者が「グレアム・ポッターは、チェルシーを機能させるシステムを発見した」と書いていますが、その評価は時期尚早でしょう。
公式戦トータルの先発変更は110人で、プレミアリーグでは最多の82人。「テレグラフ」のレポートは、「物語の魔法使いと同じ苗字を持つチェルシーの新たなティンカーマンは、自らのマジックナンバーは『3』だと気づいたかもしれない」という表現で、バディアシル、クリバリ、トレヴォ・チャロバーの3バックがうまく機能したと評しています。
後方が3枚になると安定感が増し、WBが前に出られるという主張には賛同できるものの、個の突破力への依存度が高い前線は経過観察が必要でしょう。リーズ戦で最もシュートが多かったのは、ボックスの外から3本のエンソ・フェルナンデス。最前線のカイ・ハヴェルツは1本のみで、連携で崩してフィニッシュまでいったシーンはありませんでした。
最後に複数ゴールを決めたのは、2022年のラストゲームだったボーンマス戦。直近12試合はゼロかイチのチームに復活のハンコを捺すのは、2点差以上で快勝してからにしましょう。本日はCLラウンド16のセカンドレグ、ドルトムントとのホームゲーム。初戦を1-0で落としたブルーズが90分以内で勝ち抜けを決めるためには、追加点が必須条件です。
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