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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Fulham×Arsenal】圧巻トロサール、前半だけで3アシスト!エース復帰のアーセナルがダービー快勝!

ヨーロッパリーグのスポルティングCP戦から中2日。フル出場だったサカとマルティネッリは、最後までテンションを落とさず戦えるでしょうか。プレミアリーグ27節、フラムVSアーセナル。クレイヴンコテージのベンチには、ガブリエウ・ジェズスの姿があります。

アルテタ監督の11人は、いつもの顔ぶれです。GKラムズデール、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ、MFトーマス、ジャカ、ウーデゴーア、FWサカ、トロサール、マルティネッリ。キックオフから、厳しいプレスをかけるフラムに対して、ガナーズの最終ラインは中盤に預けるだけで時間がかかっています。

9分のFKから、左サイドでキープしたマルティネッリが中央に放り込むと、ボールはガブリエウの前を抜けてアウト。12分にマルティネッリの縦パスでゴールラインまで抉ったジャカは、スライディングでの折り返しをレノにキャッチされています。14分、右からのクロスをファーで受けたミトロヴィッチは、右足のシュートを浮かしてしまいました。

16分にジャカのスルーパスで抜け出したマルティネッリが右足でプッシュし、レノが弾いたボールがロビンソンに当たってネットを揺らすも、VARのジャッジはオフサイド。ガナーズが先制したのは21分でした。トロサールの3度めのCKを頭で叩き込んだのは、今季プレミアリーグで3発めとなるガブリエウ。リードしたアーセナルは、フラムのプレスをかわして速攻を続けています。

25分にドリブルで上がったサリバのミドルは、惜しくもクロスバー越え。27分にジャカのパスを左で受けたトロサールは、縦に持って完璧なクロスをファーに上げました。ヘディングで押し込んだのは、マルティネッリ。0-2とされたフラムは、プレスの位置が低くなっています。33分に左から入れたソロモンのクロスは、ファーにいた選手たちに届きません。

トーマスのカットから始まった35分のショートカウンターは、右にいたウーデゴーアが中央に走らせたパスをジャカがスルーし、トロサールの優しいタッチでジャカとレノが1対1。GKの脇に蹴れば決まるチャンスでしたが、34番のトラップが大きくなり、体勢を崩していたフラムの守護神がキャッチしました。

38分には、ウーデゴーアとの連携でサカが右サイドを突破。ニアでキープしたトロサールは、左足に持ち替えて放った一撃を右に外して頭を抱えています。42分にラムズデールのミスパスを奪ったアンドレアス・ペレイラは、右サイドから狙った無人のゴールへのシュートがバーを越えてしまいました。

44分にサカ、トロサール、ベン・ホワイトが右サイドで絡んだアタックも決定機。ベン・ホワイトの左足という珍しいクロスがマルティネッリに通り、右足で合わせたボレーが枠に飛ぶと、レノが左手でセーブしました。しかし45分、中央にいたサカが左に展開すると、マルティネッリ、トロサールと縦につながり、絶妙なクロスが中央に入ります。

腿でトラップしたウーデゴーアが中にツータッチし、冷静に左のサイドネットに突き刺しました。「アウェイゲームで前半だけで3アシスト」のトロサールは、プレミアリーグ史上初のレコードだそうです。後半開始直後、右からの折り返しを中央で受けたアンドレアス・ペレイラは、右足のダイレクトショットをサリバにブロックされました。

50分のガナーズの速攻は、中央でキープしたウーデゴーアが粘り、ボックス手前でもらったトロサールの左足ミドルをレノがキャッチ。54分にボビー・リードのクロスがミトロヴィッチに出ると、サリバが体をぶつけて封じました。前線からの囲い込みが機能しているプレミアリーグ首位チームは、右サイドを崩すシーンが目立ちますが、シュートを打てない時間が続いています。

65分、右サイドから中央に斬り込んだマルティネッリがウーデゴーアに預け、最前線に飛び出したジャカにボールが渡ると、ヒールで転がしたラストパスで11番がフリー。GKの予測の逆を突く右隅は悪くないアイデアでしたが、テテがコースに飛び込んでブロックしました。

68分、ボックス右でガブリエウの裏を取ったボビー・リードの強烈なシュートは、右に手を伸ばしたラムズデールがビッグセーブ。直後のCKで競り勝ったミトロヴィッチの渾身のヘッドは、クロスバーを叩きました。72分にサカとジンチェンコが役割を終え、ティアニーとネルソン。ガブリエウ・ジェズスがプレミアリーグに戻ってきたのは、77分でした。

ファビオ・ヴィエイラが同時に入り、マルティネッリとトロサールがアウト。80分にはベン・ホワイトが下がり、冨安健洋が右サイドの守備をまかされています。85分、富安のパスをジャズスがダイレクトでさばき、抜け出したファビオ・ヴィエイラがカットイン。右から並走したジェズスにリターンが出ると、右足のフィニッシュはレノに足でセーブされました。

悠々とゲームをコントロールしたアーセナルが0-3で快勝し、マン・シティとの5ポイント差をキープ。ティアニー、ネルソン、ファビオ・ヴィエイラ、ジェズス、富安健洋を使えたのは、前半の貯金があったからです。MVPは文句なしでトロサールでしょう。先制ゴールを生んだCKと左足で浮かした2つのクロスは、すべてパーフェクトでした。

サカは少々お疲れ気味でしたが、左サイドを制圧したマルティネッリも勝利の立役者のひとりです。前線に飛び出してチャンスに絡んだジャカ、ドリブル成功4回&パス成功率95%のトーマス、今季プレミアリーグのゴール数を2ケタに乗せたウーデゴーアもエキサイティングでした。

ネルソンとトロサールが今の調子をキープしてくれれば、サカを休ませて勝ち切るゲームを増やせるでしょう。ビッグチャンスをレノに阻まれたジェズスがトップフォームを取り戻せば、12勝1分1敗だったワールドカップ前の快進撃を再現できそうです。次節はクリスタル・パレス。ビッグ6に1度も勝っていないヴィエラのチームとのホームゲームは、もちろん必勝です。


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