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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Arsenal×Crystal Palace】圧巻サカ&マルティネッリ!サイドを制したアーセナルが4発快勝!

ウィリアム・サリバと冨安健洋の負傷リタイアで、右サイドのやりくりが難しくなっています。プレミアリーグ28節、アーセナルVSクリスタル・パレス。アルテタ監督のスタメンは、CBホールディング以外はいつもの顔ぶれです。

GKラムズデール、DFベン・ホワイト、ホールディング、ガブリエウ、ジンチェンコ、MFトーマス、ジャカ、ウーデゴーア、FWサカ、トロサール、マルティネッリ。スポルティングCPとのヨーロッパリーグでPK戦まで走り抜いた選手たちは、最後までスプリントできるでしょうか。開始早々から、クリスタル・パレスの前線が厳しいプレスでパスコースを切っています。

サカのボールロストが目立っていた5分を過ぎ、9分に左サイドから仕掛けたのはマルティネッリ。ボックス左でパスを受けたトロサールは、ミリヴォイェヴィッチと競って転倒するも笛は鳴りません。11分、シュラップのスルーパスで左から上がったザハが、ベン・ホワイトをかわしてニアにシュート。ポストにヒットしたボールは、GKに当たってラインを越えました。

サカとマルティネッリがボックスに入って触るシーンはあるものの、グエイやウォードの必死のチェックでシュート体勢に入れません。18分、サカのクロスのクリアを拾ったのはウーデゴーア。ボックスの外から放った左足ミドルは、18歳の第3GKウィットワースが左に反応してセーブしました。

アーセナルの先制ゴールは28分。サカの右足のクロスがファーのマルティネッリに届き、ウォードをかわして放った美しいシュートが右のサイドネットに突き刺さりました。今季プレミアリーグで12ゴールめを決めたウインガーは、ELフル出場の疲れを感じさせないパフォーマンスを披露しています。

39分、左からFKを蹴ったのはウーデゴーア。中央で競り勝ったトーマスのヘッドは右に流れていきます。41分にベン・ホワイトの斜めのパスで、サカがゴールラインまでえぐると、折り返しのクリアをカットした8番のシュートは、惜しくも右に外れました。

43分の追加点は、左からのクロスがきっかけです。ジャカの速いボールに、中央に走り込んだ選手たちは触れず、逆サイドでキープしたのはブカヨ・サカ。後方のベン・ホワイトに戻した7番は、着いていたザハの内側に入ってリターンをもらいます。中に持ってマークを外し、左足を振り抜くと、ボールはウィットワークが出した足の先を抜けていきました。

アウェイチームの縦パスをことごとくカットし、左右に展開して攻め続けるアーセナルに、ELの激闘の後遺症は感じられません。前半のシュート数は9対2、オンターゲットは3対1。絶好調の2人のウイングに加えて、トーマスの的確なパスワークと、ベン・ホワイトのチャンスメイクが目を引きます。

後半開始早々から、アーセナルがラッシュ。左右からのクロスは、クリスタル・パレスの最終ラインがぎりぎりでクリアしています。51分にボックス左で突破を図ったザハは、戻ったサカがカット。53分にオリーセのパスを左で受けたザハの強烈なシュートは、ニアを警戒していたラムズデールがパンチしました。

勝負を決する3点めは55分。ジンチェンコの楔のパスが前にいたジャカに入り、落としをもらったトロサールがMFをフリーにする優しいラストパスをボックスに転がします。GKの前に躍り出たジャカが、倒れ込みながらニアポスト際への狭いコースを通すと、エミレーツに歓喜の叫びが響き渡りました。

3-0となった63分、CKのこぼれ球をシュラップが押し込んで3-1。アルテタ監督は、この直後にトロサールとジンチェンコを下げ、ガブリエウ・ジェズスとティアニーを投入しています。敵陣でトーマスに競り勝ったシュラップが、ザハをフリーにする縦パスを通したのは72分。ラムズデールの脇を抜いたフィニッシュは、ファーポストの外に抜けていきました。

不穏な空気を打ち消す1発が決まったのは75分。ジェズスが中央で仕掛け、クリアが左のティアニーの前に流れると、クラウンダーが中央にいたサカに通り、左足のボレーがゴール左に吸い込まれました。スロースタートだった7番は、気が付けば圧巻の2ゴール1アシスト。83分にベン・ホワイトとマルティネッリが下がり、スミス・ロウとジョルジーニョがピッチに入っています。

86分のウーデゴーアのミドルは、クロスバー越え。ガブリエウのポジションに入ったキヴィオルは、プレミアリーグデビューです。ザハとシュラップのコンビ以外に攻め手を欠いたアウェイチームは、サポーターを盛り上げることができません。4-1で勝ったアーセナルは、プレミアリーグ6連勝です。

ガナーズの勝因は、奪われた後の刈り取りの速さと、ボックスの両脇を攻めるという意志統一がなされていたことでしょう。ボックスの左右でフリーになった選手を見逃さなかった4ゴール。サイドでキープした後、内側に入った選手に最高のタイミングでパスが入るシーンが多く、人数を揃えて対応しようとしたアウェイチームは、幾度どなく後手にまわりました。

MVPは3ゴールを生んだサカ、次点は先制のマルティネッリ、中盤を制圧したトーマス、サカを活かしたベン・ホワイトといったところでしょうか。プレミアリーグの残り試合は10となり、暫定ながら2位マン・シティとの差は8ポイント。エティハドのシックスポインターに勝てば、その他の9試合を7勝2敗で優勝です。


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