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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Bournemouth×Arsenal】アーセナル、4発快勝!カイ・ハヴェルツにPKを蹴らせたのはウーデゴーア?

おお!ブカヨ・サカ、デクラン・ライス、ウィリアム・サリバは間に合ったようです。プレミアリーグ7節、ボーンマスVSアーセナル。ゴールマウスにはラヤ、最終ラインはいつもの4人。ファビオ・ヴィエイラがカイ・ハヴェルツに代わっただけで、10人はノースロンドンダービーと同じ顔ぶれです。

GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ。MFデクラン・ライス、ウーデゴーア、カイ・ハヴェルツ、FWサカ、ジェズス、エンケティア。キックオフから押しているのは、ホームのボーンマスです。2分に右から中央に持ち込んだタヴァーニアは、打つ前に止められました。

徐々にポゼッションを取り始めたアーセナルは、7分に最初のチャンスをつかみます。ラヤの素晴らしいスローがジンチェンコに通り、ドリブルで上がったSBからサカ、ベン・ホワイト。きわどいグラウンダーはエンケティアに届かず、クリアされました。11分に左のジェズスがボックス左にスルーパスを入れると、カイ・ハヴェルツのシュートはザバルニーがカットしています。

その1分後、縦パスを追ってボックス右に侵入したソランケの一撃は、サリバが的確なスライディングでブロック。アーセナルの先制は17分です。ウーデゴーアがゴール左に浮かすと、ジェズスのヘッドがポストにヒット。ゴールの真ん前でフリーだったサカは、こぼれ球を頭で押し込むだけでした。

0-1となってからは、ボーンマスが主導権を握っています。ガナーズの速攻は24分。デクラン・ライス、ウーデゴーア、ジェズスと左につながり、9番がクロスをニアに入れると、ザバルニーが足に当ててCKです。直後、ジンチェンコの強烈なシュートは右に飛んだネトがセーブ。クライファートと接触し、右足を引きずっているサカは大丈夫でしょうか。

36分、ジェズスのサイドチェンジが右のサカヘ。パス交換からボックス入り口のジンチェンコにボールが出ると、ラインの裏で受けたエンケティアは打ち切れず、ザバルニーとアーロンズにコースを遮られました。43分、左から仕掛けたエンケティアがジンチェンコとワンツー。スライディングでCKに逃げようとしたアーロンズが足を引っかけてしまい、PKです。

ウーデゴーアがネトの逆を取り、左隅に決めて0-2。追加タイム1分にアーロンズの縦パスでビリングがシュートチャンスを得るも、ガブリエウが足元に飛び込んでブロックしました。前半のポゼッションは36%対64%、シュート数は5対6。ボーンマスのオンターゲットは、前半終了間際のクリスティの当たり損ねだけでした。

後半スタートから押していたガナーズが、決定機を創ったのは47分。ジンチェンコとパス交換したウーデゴーアが絶妙なラストパスをボックス右に転がすと、走り込んだサカは飛び出したネトに当て、こぼれ球に反応したジンチェンコは左足のシュートをブロックされました。

さらに51分、波状攻撃で左にまわったサカが中央のウーデゴーアにパスを通すと、スライディングで止めようとしたクリスティはボールに触れず、2本めのPKを献上してしまいました。サカは蹴ろうとしていたので、カイ・ハヴェルツというアイデアを出したのはウーデゴーアではないでしょうか。移籍後初ゴールは、左隅に収まるきれいな弾道でした。

サリバとガブリエウがいるチームが、0-3からポイントを落とすことはないでしょう。ボーンマスはサイドで持ちすぎ、シュートレンジに出す前に奪われるシーンが目立っています。左からカットインしたエンケティアが、ファーに外したのは67分。アルテタ監督はここでエンケティアとジンチェンコを下げ、ネルソンと冨安健洋を投入しました。

ガナーズの守備陣は、サイドでは持たせても中央にボールが出たらシュートコースを切っています。76分、ピッチに座り込んだサカがアウト。ファビオ・ヴィエイラはそのまま右サイドに入るようです。78分にジェズスが右から抜けるも、ザバルニーをかわして打ったシュートはゴール前を横切っていきました。

81分にカイ・ハヴェルツとデクラン・ライスが下がり、スミス・ロウとジョルジーニョがピッチへ。87分、ファビオ・ヴィエイラの右からのパスを受けたジェズスは、トラップで裏に抜けてネトと対峙しますが、打つと見せてネルソンに出したラストパスをカットされました。

90分、敵陣で奪ったジェズスがボックス手前に持ち込み、ネルソンからラストパスをもらったスミス・ロウがネトと1対1になりますが、右隅を狙ったフィニッシュはポストの脇を抜けていきました。94分、ウーデゴーアが右から蹴ったFKをヘッドで決めたのはベン・ホワイト。ホームチームにまともなシュートを打たせなかったガナーズは、0-4でタイムアップを迎えました。

MVPは、ウーデゴーアでしょうか。最初のゴールを生んだクロス、PK、最後のFKと3ゴールに絡んだキャプテンを推すのが素直ですが、プレーメイカーのように攻撃をリードしたジンチェンコも素晴らしかったと思います。先制のサカ、パス成功率100%のエンケティア、ドリブル成功3回のジェズスは流動性が高く、マルティネッリの不在を忘れさせてくれるパフォーマンスでした。

PKを決めたカイ・ハヴェルツと、決定的なシュートを2本放ったスミス・ロウは、モチベーションが高まったのではないでしょうか。デクラン・ライスは冷静にボールを散らし続け、サリバ、ガブリエウ、ベン・ホワイトは安定品質。復帰した負傷者はまずまずの出来で、本調子ではなかった選手が次につながるプレイを披露。指揮官もグーナーも、満足度が高い一戦だったのではないかと思います。

次戦はチャンピオンズリーグ。ランスとのアウェイゲームを勝ち切れば、グループステージ突破が見えてきます。調子を上げてきているジェズス、スミス・ロウ、ファビオ・ヴィエイラ、カイ・ハヴェルツに、オープンプレーからのゴールという目に見える結果を期待しましょう。(カイ・ハヴェルツ 写真著作者/Steffen Prößdorf)


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