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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Sheff.UTD×Liverpool】ファン・ダイクが今季初ゴール!最下位を封じたリヴァプールは8戦連続無敗!

プレミアリーグ11節のルートン戦は1-1ドロー、前節のフラム戦はラスト5分まで2-3からの逆転勝ち。10月以降の公式戦で8勝3分1敗と好調のリヴァプールは、個々の試合を見ると、下位クラブに対する苦戦が目立っています

15節は、アウェイで最下位シェフィールド・ユナイテッド。ヘッキングボトム監督を切ったクラブは、既にクリス・ワイルダーを招聘しており、解任ブーストに要注意です。クロップ監督は、フラム戦で同点ゴールを決めた遠藤航を先発に抜擢しています。マック・アリスターをインサイドに上げた今日の布陣がうまくはまれば、これからの戦い方の選択肢が広がります。

ブラモール・レーンのピッチでキックオフを待つ11人をチェックしておきましょう。GKケレハー、DFアーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、MF遠藤航、マック・アリスター、ショボスライ、FWサラー、ガクポ、ルイス・ディアス。開始2分にロビンソンが左から蹴ったFKは、ゴール前に走り込んだ2人が触れませんでした。

4分に足を引っかけられて転倒したマック・アリスターは、応急処置に時間がかかっており、ピッチサイドでエリオットらがアップを始めています。ピッチに戻って走る姿を見ると、どうやら大丈夫のようです。11分のサラーのミドルは、DFに当たってCK。直後、2本めのCKのクリアからジョー・ゴメスがキャメロン・アーチャーに奪われ、2対1のカウンターが発動しました。

左でラストパスをもらったマカティーは、ケレハーと1対1。左足のシュートはGKがセーブし、いきなりのビハインドを回避しました。18分にも、左サイドで3人に囲まれたアーチャーがドリブルで打開し、一気にゴール前へ。決定的なシュートを打たれる瞬間に足を出して止めたのは、ファン・ダイクです。

21分のCKで競り勝ったファン・ダイクが肩に当てたボールは、GKフォデリンガムがゴールの裏に弾き出しています。2分後のCKからの二次攻撃は、左からのクロスをサラーが頭で折り返し、コナテがヘッドで叩くとGKがダイビングキャッチ。33分に左サイドから上がったトラスティをスライディングで削った遠藤には、イエローカードが出ています。

37分に右から中央に入ったアーノルドは、ショボスライとのパス交換からのシュートをブロックされますが、右から蹴った7本めのCKが先制点を生み出しました。中央やや左でノーマークだったファン・ダイクの右足ボレーは、今季プレミアリーグ初ゴール。42分、ショボスライのパスをセンターで受けたアーノルドのミドルは、浮いてしまいました。

45分、中央でキープしたショボスライのラストパスが右のサラーに通るも、左足のダイレクトショットはGKの正面。追加タイム5分のマック・アリスターのミドルはフォデリンガムがが上に弾き出し、前半は0-1のままで終わりました。後半も、レッズペース。53分にアーノルドが出したルイス・ディアスを走らせるロングフィードは、ボックスから出たGKがクリアしています。

55分のCKを右足で合わせたサラーの素晴らしいボレーは、フォデリンガムがビッグセーブ。57分にクロスを入れたマック・アリスターは、そのままピッチに座り込んでしまい、代役はカーティス・ジョーンズです。ポゼッションを取りながらも、シュートにつながるボールを入れられなくなったリヴァプール。クロップ監督が2度めのカードを切ったのは67分です。

ルイス・ディアスとサラーに代えて、ダルウィン・ヌニェスとエリオット。マカティーのきれいな縦パスがアーチャーにつながったのは70分。中にもってシュートコースを探した10番は、打ち切れません。レッズの久々の決定機は77分。アーノルドのスルーパスでラインの裏に出たダルウィン・ヌニェスは、GKと1対1になりながら、シュートをブロックされました。

82分のエリオットのミドルはブロックされ、89分のCKを叩きつけたアーチャーのボレーはクロスバーの上。レッズが追加点をゲットしたのは94分でした。右サイドからドリブルで突破を図ったダルウィン・ヌニェスがカットされた後、スライディングで奪い返して中央にクロス。ホームチームのDFはラインを上げようとしており、ショボスライがフリーでした。

トラップしてGKと向き合った8番が落ち着いて左隅に決め、0-2。オンターゲットを1本しか許さなかったレッズが勝ち切りました。フル出場の遠藤航は、デュエルの強さとボール奪取が目立っており、今季5回めのクリーンシートに貢献。今後は先発で起用される機会が増えそうです。

プレミアリーグで8戦連続無敗となり、アーセナルとの2ポイント差をキープ。23日のアンフィールドでの直接対決を制すれば、前半戦を首位で終えられるのではないでしょうか。週末の16節はクリスタル・パレス。10月以降、1勝しかしていない14位との一戦は、フロントスリーの爆発を期待しましょう。


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