イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【Nottingham Forest×Arsenal】ガナーズが敵地で勝利!苦しい展開を変えたジェズスのクレバーな1発!

おお、左のインサイドにスミス・ロウが入っています。プレミアリーグ22節、ノッティンガム・フォレストVSアーセナル。リヴァプールに5ポイント差の3位にいるアルテタ監督のチームは、敵地シティ・グラウンドといえども、16位との一戦でポイントを落とすわけにはいきません。

GKラヤ、DFベン・ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ。MFデクラン・ライス、ウーデゴーア、スミス・ロウ、FWサカ、ジェズス、マルティネッリ。立ち上がりから一方的に押しているアーセナルは、ジェズスが左に出てサイドを崩そうとしています。5分のフォレストのカウンターは、前線のクリス・ウッドへのラストパスが通りませんでした。

サカとマルティネッリは2人のマーカーと対峙すると、後ろに戻すしかありません。ベン・ホワイトの斜めのパスが、ボックス右のジェズスに入ったのは13分。落としを受けたウーデゴーアは、シュートをブロックされました。ジンチェンコの柔らかいパスで、スミス・ロウが縦に抜けたのは14分。ジェズスへのクロスはムリーリョがカットしてCKです。

ジンチェンコが出しどころを失い、キープしたまま止まるシーンが目立つアーセナル。強引なドリブルしかないマルティネッリより、ウーデゴーアとのポストプレーやワンツーがあるサカのほうが期待できます。ジェズスが右から中央に持ち込んだのは30分。交差するタイミングでボールを預かったスミス・ロウは、右足のミドルを打ち上げてしまいました。

前に出て楔のボールを受けようとするデクラン・ライスには、ギブス=ホワイトが着いています。35分の波状攻撃から、ジンチェンコが左のジェズスに頭で送ると、カットインからのシュートはゴール前の渋滞に引っかかりました。スミス・ロウとのパス交換でジェズスが左から突破した39分のチャンスは、ラストパスが味方に合いません。

41分、インターセプトから攻め上がったダニーロのミドルは、ラヤの頭上にアウト。直後、ジンチェンコのシュートがブロックされ、こぼれ球を拾ったウーデゴーアがゴール前に詰めたサカに預けると、右足のフィニッシュはムリーリョが足に当てました。退屈な時間が長かった前半は、両者ともにオンターゲットゼロのノーゴールで終わっています。

後半が始まって49分、スミス・ロウのボール奪取からジンチェンコにつながり、ラインの裏への浮き球がマルティネッリに届きますが、打つチャンスを逸した11番はクロスをクリアされました。ホームチームのカウンターは、ガブリエウがうまく対応して遅らせています。ガナーズのアタックは、速いボールが前線に通るようになりつつあります。

53分、ウーデゴーアのパスが右にいたサカに通ると、右足のダイレクトショットはマット・ターナーが右に弾き出しました。ベン・ホワイトがボックス右のサカに預けたのは57分。ヒールパスを受けたウーデゴーアが絶妙なラストパスを縦に転がすと、ニアを狙ったジェズスはポストにぶつけてしまいました。

65分、左からのスローインを足元に収めたジェズスは、ドリブルでゴールライン際へ。中央には誰もおらず、クロスを入れても希望はありません。CKをもらうのが精一杯かと思いきや、マット・ターナーの股間を狙うサプライズ。虚を突かれた守護神の足に触れたボールは、ファーのサイドネットに吸い込まれました。

0-1となった71分、スミス・ロウに代わってカイ・ハヴェルツ。72分のカウンターは、モンティエルのミスパスをインターセプトしたウーデゴーアが起点でした。センターサークル付近から左に浮かしたボールを追ったジェズスは、右でサカが空いているのを見て完璧なラストパス。7番が右足を思い切り振り抜くと、ボールはGKの指先を抜けて左隅に突き刺さりました。

ジェズスとマルティネッリが下がり、エンケティアとトロサールが入ったのは78分。81分に左からカットインしたトロサールのシュートは、アウトにかかって右に切れていきます。ホームチームがギャップを詰めたのは88分。右からスプリントしたモンティエルがロングフィードを受け、ヘッドで中央に送ると、サリバをかわしたアウォニイが左足で流し込みました。

何とか追いつきたいフォレストは、92分のCKから決定機を創ります。ラヤがパンチしたボールをギブス=ホワイトがダイレクトで叩くと、ガブリエウがブロック。こぼれ球が中央につながり、アウォニイが右足のボレーを放つと、右に反応したラヤががっちりキャッチしました。CKの前にピッチに入ったキヴィオルとジョルジーニョは、守備とボールキープがミッションです。

逃げ切りたいアーセナルは、マイボールの時間を増やすジョルジーニョとトロサールの冷静なプレイが目を引きます。冷静に放り込みをさばいたアーセナルが1-2で勝利。苦戦の要因のひとつは、クロスとセットピースの精度の低さでしょう。サカは8本のクロスと5本のCKを味方に合わせられず、マルティネッリも4本のクロスをすべてクリアされています。

ターニングポイントは、ジェズスのクレバーな1発。ノッティンガム・フォレストは前に出ざるを得なくなり、1本のパスミスが致命傷となりました。1ゴール1アシストのジェズスに加えて、カウンターとクロスへの対応が的確だったガブリエウと、後半からサカとウーデゴーアとの連携がスムーズになったベン・ホワイトにも拍手です。

次節は、いよいよリヴァプールとのシックスポインター。アーノルドを封じるべく、デクラン・ライスを左にまわす布陣がいいのではないかと思います。単調なプレイに終始したマルティネッリは、持ち味を発揮することができるでしょうか。敗れれば優勝争いから脱落となる一戦は、アルテタ監督の用兵と戦術に注目です。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す