2024.02.11 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×Brighton】三笘奮闘、しかし…!終了直前の劇的ゴールでスパーズが暫定4位に浮上!
ブライトンの左サイドに、三笘薫が帰ってきました。プレミアリーグ24節、トッテナムVSブライトン。開始1分、ハーフライン付近でファン・デ・フェンからボールを奪取したウェルベックが右からカットインし、切り返しでベンタンクールをかわして左足でファーを狙うと、ヴィカーリオが外に弾いたボールは三笘薫の目の前を通り過ぎていきました。
序盤はペドロ・ポロ、ファン・デ・フェン、ウドジェの厳しいマークを受けていた三笘薫は、ホームチームの速攻に対する戻りが速く、自陣のボックスまで下がって守備をこなしています。ブライトンが先制したのは17分。ボックスの右手前でベンタンクールからパスカル・グロスが奪うと、ブオナノッテとのパス交換から打とうとしたウェルベックが倒されました。
VARの映像を見ると、ファン・デ・フェンの足がかかっており、ジャッジはPK。パスカル・グロスがヴィカーリオの逆を突いて左に決めました。22分のジェームズ・マディソンのスルーパスで左から抜け出したリシャルリソンは、スティールとの1対1を太腿で止められ、26分のショートカウンターは、リシャルリソンからパスを受けた10番のコントロールショットが右に外れました。
三笘薫が左から突破を図ったのは29分。ヴィカーリオのスローをウェルベックがカットした速攻は、1度は止められたものの、ブオナノッテが奪い返して左につながります。ファン・ヘッケ、ウェルベック、ララナで、最後は三笘に縦パス。ペドロ・ポロをかわして放った右足アウトの一撃は、ヴィカーリオが左に飛んでセーブしました。
スパーズの2度めの決定機は38分。敵陣右サイドでインターセプトしたロメロからリシャルリソンにボールが渡り、右からボックスに入ってきたクルゼフスキにラストパスが通ると、倒れ込みながら放ったシュートはスティールがビッグセーブ。失点を喫してからペースをつかんだスパーズは、後半に入っても主導権を握っています。
48分のジェームズ・マディソンのFKは、GKがキャッチ。52分に左からカットインしたヴェルナーのシュートは、パスカル・グロスの足に触れて左に切れていきました。同点ゴールは61分。右サイドのクルゼフスキが斜めに出したボールがパペ・マタル・サールに届き、ボックス右に入ったMFが中央のリシャルリソンにグラウンダー。ルイス・ダンクがニアでカットしたのですが…!
クリアしたボールはポストにヒットし、パペ・マタル・サールの前へ。左足のシュートが無人のゴールに吸い込まれました。ポステコグルー監督は、このタイミングでヴェルナー、ベンタンクール、クルゼフスキを下げ、ソン・フンミン、ブレナン・ジョンソン、イヴ・ビスマを投入して逆転をめざします。
1-1となると、ブライトンがギアチャンジ。73分の右からのクロスを三笘がトラップし、右足のアウトにかかったボールが中央に上がりますが、惜しくもウェルベックの頭には届きませんでした。直後、三笘からウェルベック、ランプティと右にまわったアタックは、切り返しから左足を振り抜いたSBの一撃をファン・デ・フェンがブロックしました。
ブライトンのビッグチャンスは76分。パスカル・グロスが縦に転がして三笘を走らせ、ペドロ・ポロをかわした日本代表がゴールライン際からニアに送ると、アンス・ファティのダイレクトショットはファーポストすれすれを抜けていきました。これが決まっていれば、アウェイチームが3ポイントをゲットしていたのではないでしょうか。
さらに78分、三笘のスルーパスからボックス左に出たアンス・ファティが中央にラストパス。ブオナノッテの左足シュートは、またしてもファン・デ・フェンが足に当ててCKです。チャンスをものにできなかったブライトンは、6分の追加タイムが終わる寸前に、激痛の逆転ゴールを許してしまいました。
速攻の起点となったのは、自陣でソン・フンミンの落としをもらったジェームズ・マディソン。縦のフィードが左から上がったリシャルリソンに通ると、外からソン・フンミンが追い越していきます。エースはすかさず縦パス。キャプテンの渾身のクロスは、逆サイドから走り込んできたブレナン・ジョンソンにぴったりです。
2人のウインガーをつなぐラインにいたエストゥピニャンが、立ち止まってオフサイドを取りにいかなければ、クロスに触れたかもしれません。昨夏のマーケットで加わった22番が右足でプッシュして2-1。ブライトン攻撃陣のシュートの精度を咎めるより、ポステコグルーのチームの粘り強い守備と鮮やかな速攻を称えるべきでしょう。
三笘薫は、シュート1本はもの足りなかったものの、後半のチャンスメイクで彼らしさを発揮しました。スパーズのMVPは、決勝ゴールを生み出したソン・フンミンとブレナン・ジョンソンのコンビか、後半の的確なポジショニングで開始早々のミスを忘れさせたファン・デ・フェンか。勝負強さを見せつけたノースロンドンのクラブは、TOP4奪還に向けて視界良好です。
序盤はペドロ・ポロ、ファン・デ・フェン、ウドジェの厳しいマークを受けていた三笘薫は、ホームチームの速攻に対する戻りが速く、自陣のボックスまで下がって守備をこなしています。ブライトンが先制したのは17分。ボックスの右手前でベンタンクールからパスカル・グロスが奪うと、ブオナノッテとのパス交換から打とうとしたウェルベックが倒されました。
VARの映像を見ると、ファン・デ・フェンの足がかかっており、ジャッジはPK。パスカル・グロスがヴィカーリオの逆を突いて左に決めました。22分のジェームズ・マディソンのスルーパスで左から抜け出したリシャルリソンは、スティールとの1対1を太腿で止められ、26分のショートカウンターは、リシャルリソンからパスを受けた10番のコントロールショットが右に外れました。
三笘薫が左から突破を図ったのは29分。ヴィカーリオのスローをウェルベックがカットした速攻は、1度は止められたものの、ブオナノッテが奪い返して左につながります。ファン・ヘッケ、ウェルベック、ララナで、最後は三笘に縦パス。ペドロ・ポロをかわして放った右足アウトの一撃は、ヴィカーリオが左に飛んでセーブしました。
スパーズの2度めの決定機は38分。敵陣右サイドでインターセプトしたロメロからリシャルリソンにボールが渡り、右からボックスに入ってきたクルゼフスキにラストパスが通ると、倒れ込みながら放ったシュートはスティールがビッグセーブ。失点を喫してからペースをつかんだスパーズは、後半に入っても主導権を握っています。
48分のジェームズ・マディソンのFKは、GKがキャッチ。52分に左からカットインしたヴェルナーのシュートは、パスカル・グロスの足に触れて左に切れていきました。同点ゴールは61分。右サイドのクルゼフスキが斜めに出したボールがパペ・マタル・サールに届き、ボックス右に入ったMFが中央のリシャルリソンにグラウンダー。ルイス・ダンクがニアでカットしたのですが…!
クリアしたボールはポストにヒットし、パペ・マタル・サールの前へ。左足のシュートが無人のゴールに吸い込まれました。ポステコグルー監督は、このタイミングでヴェルナー、ベンタンクール、クルゼフスキを下げ、ソン・フンミン、ブレナン・ジョンソン、イヴ・ビスマを投入して逆転をめざします。
1-1となると、ブライトンがギアチャンジ。73分の右からのクロスを三笘がトラップし、右足のアウトにかかったボールが中央に上がりますが、惜しくもウェルベックの頭には届きませんでした。直後、三笘からウェルベック、ランプティと右にまわったアタックは、切り返しから左足を振り抜いたSBの一撃をファン・デ・フェンがブロックしました。
ブライトンのビッグチャンスは76分。パスカル・グロスが縦に転がして三笘を走らせ、ペドロ・ポロをかわした日本代表がゴールライン際からニアに送ると、アンス・ファティのダイレクトショットはファーポストすれすれを抜けていきました。これが決まっていれば、アウェイチームが3ポイントをゲットしていたのではないでしょうか。
さらに78分、三笘のスルーパスからボックス左に出たアンス・ファティが中央にラストパス。ブオナノッテの左足シュートは、またしてもファン・デ・フェンが足に当ててCKです。チャンスをものにできなかったブライトンは、6分の追加タイムが終わる寸前に、激痛の逆転ゴールを許してしまいました。
速攻の起点となったのは、自陣でソン・フンミンの落としをもらったジェームズ・マディソン。縦のフィードが左から上がったリシャルリソンに通ると、外からソン・フンミンが追い越していきます。エースはすかさず縦パス。キャプテンの渾身のクロスは、逆サイドから走り込んできたブレナン・ジョンソンにぴったりです。
2人のウインガーをつなぐラインにいたエストゥピニャンが、立ち止まってオフサイドを取りにいかなければ、クロスに触れたかもしれません。昨夏のマーケットで加わった22番が右足でプッシュして2-1。ブライトン攻撃陣のシュートの精度を咎めるより、ポステコグルーのチームの粘り強い守備と鮮やかな速攻を称えるべきでしょう。
三笘薫は、シュート1本はもの足りなかったものの、後半のチャンスメイクで彼らしさを発揮しました。スパーズのMVPは、決勝ゴールを生み出したソン・フンミンとブレナン・ジョンソンのコンビか、後半の的確なポジショニングで開始早々のミスを忘れさせたファン・デ・フェンか。勝負強さを見せつけたノースロンドンのクラブは、TOP4奪還に向けて視界良好です。
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