2024.03.03 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Nottingham Forest×Liverpool】ドロー寸前、ラストプレーで決めたのはダルウィン・ヌニェス!
0-0の94分、左からのCKをダルウィン・ヌニェスが頭で合わせると、ムリーリョに当たってゴールに向かったボールをGKセルスがビッグセーブ。この瞬間、シティ・グラウンドのホームサポーターの多くは、わがフォレストが首位から1ポイントをゲットしたと思ったでしょう。追加タイムは8分。負傷者続出のリヴァプールは、サラー、アーノルドといった飛び道具を欠いています。
96分には、左サイドでジョー・ゴメスを抜き去ったハドソン=オドイが縦に突破し、4対4のカウンター。チェルシーから来たウインガーは、逆サイドに流れたギブス=ホワイトをよく見ていました。ラストパスを受けた10番はフリー。右足を振り抜くと、ファン・ダイクがコースに入ってCKです。3ポイントのチャンスは逃したものの、ショートからサイドでキープすればOKです。
右から蹴ろうとしているギブス=ホワイトのまわりには、誰もいません。ノッティンガム・フォレストは、セットピースをものにして勝とうとしています。ニアに走り込んだイエーツが、コナテへのファールを取られてレッズボール。オモバミデレを引っ張ったジョー・ゴメスにVARのチェックが入ったようですが、どうやらお咎めなしです。
プレイが再開されたとき、残り時間は90秒を切っていました。レッズがドローで終わり、ペップがマンチェスターダービーを制すれば、首位は入れ替わります。リスクをとって攻めるしかない紫のシャツは、左サイドからアタック。ショボスライのパスを遠藤航がトラップミスして、大きくクリアされると、ケレハーがファン・ダイクにパス。時間は30秒しかありません。
ツィミカスのクロスが右に流れ、ジョー・ゴメスがCKを取ったのは98分。おそらくこれがラストプレーでしょう。ショボスライのキックがクリアされ、ファーで胸トラップしたのはツィミカス。左足のボレーはブロックされ、拾ったのはハドソン=オドイでした。大きく蹴り出せば、タイムアップを告げる笛が鳴っていたはずです。
しかし遠藤航がチャージし、こぼれたボールをアウォニイがタッチミス。奪ったマック・アリスターは、反転して左足でゴール前に浮かしました。落下点にいたのはダルウィン・ヌニェス。体を捻って左隅に落とすヘディングは、簡単ではありません。ボールがラインを越えた瞬間、アウェイサポーターは絶叫。殊勲の9番は、フェンスを蹴って歓喜を爆発させています。
チームメイトが次々に駆け寄り、セレブレーションが続くなかで、気が早いクロップ監督はスタッフと握手。大事な1ポイントを逃したヌーノ・エスピーリト・サントは微動だにせず、俯いて悔しさをこらえています。再開から20秒も経たずにホイッスル、スタンドからは大音量のブーイング。リヴァプールが苦しい試合を制して、勝ち点を63に伸ばしました。
中盤はマック・アリスター、ジョー・ゴメス、クラーク、前線はエリオット、ガクポ、ルイス・ディアス。遠藤航、ショボスライ、ダルウィン・ヌニェスがベンチに戻ってきていたものの、長い時間プレイできるコンディションではなかったのでしょう。前半でチャンスといえるのは、エリオットとのパス交換でブラッドリーが右から抜けた27分のサイドアタックぐらいです。
ファーから中に入ってグラウンダーを叩いたクラークの一撃は、オモバミデレがブロック。こぼれ球に詰めたルイス・ディアスがプッシュすると、ムリーリョが足を出してCKに逃れました。前半をオンターゲットゼロで終えた指揮官は、同じメンバーを後半のピッチに送り出しています。好調のブラッドリーは、49分にもエリオットと絡んで右サイドを崩しました。
折り返しにニコラス・ドミンゲスが触り、ファーに流れたボールをフリーのロバートソンが左足で狙いますが、GKセルスが足に当てるビッグセーブ。レッズの次のオンターゲットは、決勝ゴールです。60分に遠藤航とダルウィン・ヌニェスが入り、76分にはショボスライが投入されるも、フロントスリーが放つシュートは枠にいきませんでした。
40分のプレイで5本のシュートを放ったダルウィン・ヌニェスは、プレミアリーグで3試合連発と好調キープ。ゴールシーンでは、マック・アリスターを見ながらラインぎりぎりで動き直しを2回入れており、フィニッシュはイメージできていたのでしょう。今季プレミアリーグのトータルは25試合10ゴール7アシスト。先制4発、決勝ゴール4発とほしい状況で決めています。
次戦はいよいよマン・シティとのシックスポインター。モー・サラーは間に合うでしょうか。アンフィールドで勝ち切り、アーセナルがペップを相手にポイントを落とせば、残り10試合を9勝1敗でOKです。簡単に達成できる数字ではありませんが、クロップ退任ブーストの今なら…。そんな気分にさせられるラストプレーの劇的ゴールでした。ダルウィン・ヌニェス、素晴らしい!
96分には、左サイドでジョー・ゴメスを抜き去ったハドソン=オドイが縦に突破し、4対4のカウンター。チェルシーから来たウインガーは、逆サイドに流れたギブス=ホワイトをよく見ていました。ラストパスを受けた10番はフリー。右足を振り抜くと、ファン・ダイクがコースに入ってCKです。3ポイントのチャンスは逃したものの、ショートからサイドでキープすればOKです。
右から蹴ろうとしているギブス=ホワイトのまわりには、誰もいません。ノッティンガム・フォレストは、セットピースをものにして勝とうとしています。ニアに走り込んだイエーツが、コナテへのファールを取られてレッズボール。オモバミデレを引っ張ったジョー・ゴメスにVARのチェックが入ったようですが、どうやらお咎めなしです。
プレイが再開されたとき、残り時間は90秒を切っていました。レッズがドローで終わり、ペップがマンチェスターダービーを制すれば、首位は入れ替わります。リスクをとって攻めるしかない紫のシャツは、左サイドからアタック。ショボスライのパスを遠藤航がトラップミスして、大きくクリアされると、ケレハーがファン・ダイクにパス。時間は30秒しかありません。
ツィミカスのクロスが右に流れ、ジョー・ゴメスがCKを取ったのは98分。おそらくこれがラストプレーでしょう。ショボスライのキックがクリアされ、ファーで胸トラップしたのはツィミカス。左足のボレーはブロックされ、拾ったのはハドソン=オドイでした。大きく蹴り出せば、タイムアップを告げる笛が鳴っていたはずです。
しかし遠藤航がチャージし、こぼれたボールをアウォニイがタッチミス。奪ったマック・アリスターは、反転して左足でゴール前に浮かしました。落下点にいたのはダルウィン・ヌニェス。体を捻って左隅に落とすヘディングは、簡単ではありません。ボールがラインを越えた瞬間、アウェイサポーターは絶叫。殊勲の9番は、フェンスを蹴って歓喜を爆発させています。
チームメイトが次々に駆け寄り、セレブレーションが続くなかで、気が早いクロップ監督はスタッフと握手。大事な1ポイントを逃したヌーノ・エスピーリト・サントは微動だにせず、俯いて悔しさをこらえています。再開から20秒も経たずにホイッスル、スタンドからは大音量のブーイング。リヴァプールが苦しい試合を制して、勝ち点を63に伸ばしました。
中盤はマック・アリスター、ジョー・ゴメス、クラーク、前線はエリオット、ガクポ、ルイス・ディアス。遠藤航、ショボスライ、ダルウィン・ヌニェスがベンチに戻ってきていたものの、長い時間プレイできるコンディションではなかったのでしょう。前半でチャンスといえるのは、エリオットとのパス交換でブラッドリーが右から抜けた27分のサイドアタックぐらいです。
ファーから中に入ってグラウンダーを叩いたクラークの一撃は、オモバミデレがブロック。こぼれ球に詰めたルイス・ディアスがプッシュすると、ムリーリョが足を出してCKに逃れました。前半をオンターゲットゼロで終えた指揮官は、同じメンバーを後半のピッチに送り出しています。好調のブラッドリーは、49分にもエリオットと絡んで右サイドを崩しました。
折り返しにニコラス・ドミンゲスが触り、ファーに流れたボールをフリーのロバートソンが左足で狙いますが、GKセルスが足に当てるビッグセーブ。レッズの次のオンターゲットは、決勝ゴールです。60分に遠藤航とダルウィン・ヌニェスが入り、76分にはショボスライが投入されるも、フロントスリーが放つシュートは枠にいきませんでした。
40分のプレイで5本のシュートを放ったダルウィン・ヌニェスは、プレミアリーグで3試合連発と好調キープ。ゴールシーンでは、マック・アリスターを見ながらラインぎりぎりで動き直しを2回入れており、フィニッシュはイメージできていたのでしょう。今季プレミアリーグのトータルは25試合10ゴール7アシスト。先制4発、決勝ゴール4発とほしい状況で決めています。
次戦はいよいよマン・シティとのシックスポインター。モー・サラーは間に合うでしょうか。アンフィールドで勝ち切り、アーセナルがペップを相手にポイントを落とせば、残り10試合を9勝1敗でOKです。簡単に達成できる数字ではありませんが、クロップ退任ブーストの今なら…。そんな気分にさせられるラストプレーの劇的ゴールでした。ダルウィン・ヌニェス、素晴らしい!
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