2024.03.12 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
【Chelsea×Newcastle】素晴らしきニコラス・ジャクソン&コール・パルマー!チェルシー、3発快勝!
プレミアリーグの後半戦に入っても3勝2分2敗で、勝ったのはルートン、フラム、クリスタル・パレスというボトム10のチームのみ。苦しい展開が続いているチェルシーがニューカッスルに敗れると、6位マンチェスター・ユナイテッドまで11ポイント差という絶望的な状況に陥ってしまいます。
8人の負傷者を抱えたポチェッティーノ監督は、相変わらずやりくりに腐心しているようです。ペトロヴィッチ、マロ・グスト、ディサシ、トレヴォ・チャロバー、ククレジャ、カイセド、エンソ・フェルナンデス、スターリング、コール・パルマー、スターリング、ニコラス・ジャクソン。何としても勝ちたいチェルシーは、7分という早い時間に先制ゴールをゲットしました。
右サイドのマロ・グストがダン・バーンをかわしてクロスを入れると、ニアにいたボトマンのクリアがコール・パルマーへ。右足のシュートは、そのままいっていれば左に逸れていたはずですが、ニコラス・ジャクソンがヒールで軌道修正して左隅に収まりました。1-0となってから、押していたニューカッスルにとって痛かったのは、アンソニー・ゴードンのリタイアです。
33分にククレジャのタックルを受けた際に、左膝を捻ってしまったようです。代わって入ったのはジェイコブ・マーフィー。エディ・ハウのチームも、ジョエリントン、カラム・ウィルソン、ハーヴィー・バーンズ、ルイス・ホール、トリッピアーを欠いています。しかし43分、ブルーノ・ギマランイスの繊細なパスが、ボックス左手前のイサクに通りました。
ディサシと対峙したストライカーは、ファーのサイドネットへのコースが空いているのに気が付きました。右足の美しいショットが決まり、1-1。前半の追加タイムのロングフィードで抜け出したニコラス・ジャクソンは、左足で決めるもオフサイド。マロ・グストのクロスをコナー・ギャラガーが頭で落とし、スターリングがフリーで打ったシュートはGKドゥブラフカの正面です。
後半開始からしばらくは、イーブンの展開。勝ち越しゴールは57分、決めたのはチームで最もシュートの精度が高いレフティでした。右からのスローインを受けたカイセドが脇にいたエンソ・フェルナンデスに預けると、縦パスを足元に収めたのはコール・パルマー。中に持って左足を振り抜くと、ニアを襲ったボールにドゥブラフカは触れませんでした。
2-1となった直後、自陣左で奪ったエンソ・フェルナンデスがロングフィードを前線に送ると、ニコラス・ジャクソンのバックヘッドでラインの裏に出たスターリングがスプリント。GKの前で減速し、右に持ってかわしたスピードスターは、奪えないと判断してゴールライン際に引いたダン・バーンにクリアされてしまいました。
チェルシーの3点めは76分、またしてもロングカウンター。シュートのこぼれ球をボックス内で拾ったカイセドが、前にいたニコラス・ジャクソンにパスを通すと、ボックス脇から中央に優しいボールを転がしました。コナー・ギャラガーがトラップすると、後ろからさらったのはムドリク。シェアを股抜きで置き去りにした10番が、GKもかわして無人のゴールに流し込みました。
ジェイコブ・マーフィーが豪快なロングシュートを右隅に突き刺したのは90分。チェルシーは3-2で逃げ切り、7位ハマーズまで4ポイント差となりました。2ゴールに絡み、スターリングの決定機を演出したニコラス・ジャクソンと、1ゴール1アシストのコール・パルマーを称えたい一戦。彼らの移籍金は回収できたといっても、過言ではないでしょう。
コール・パルマーはPK5発とはいえ、プレミアリーグ24試合11ゴール8アシスト。24試合9ゴール3アシストのニコラス・ジャクソンは、ゴール前で判断が遅れるという課題はあるものの、前線で収めてくれる頼もしい存在です。点取り屋が必要といわれているチェルシーですが、彼らの成長を信じて、左サイドと最終ラインの強化を優先するという考え方は的外れではないでしょう。
2年連続で欧州へのチケットを獲り逃しそうなクラブは、伸びしろがある選手が多く、最終ラインにフォファナやリース・ジェームズが戻ってくれば充分戦えるのではないかと思います。今の彼らに足りないのは、自信とリーダーシップでしょう。夏の補強はピンポイントにして、成長と継続性を重視したほうがいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
8人の負傷者を抱えたポチェッティーノ監督は、相変わらずやりくりに腐心しているようです。ペトロヴィッチ、マロ・グスト、ディサシ、トレヴォ・チャロバー、ククレジャ、カイセド、エンソ・フェルナンデス、スターリング、コール・パルマー、スターリング、ニコラス・ジャクソン。何としても勝ちたいチェルシーは、7分という早い時間に先制ゴールをゲットしました。
右サイドのマロ・グストがダン・バーンをかわしてクロスを入れると、ニアにいたボトマンのクリアがコール・パルマーへ。右足のシュートは、そのままいっていれば左に逸れていたはずですが、ニコラス・ジャクソンがヒールで軌道修正して左隅に収まりました。1-0となってから、押していたニューカッスルにとって痛かったのは、アンソニー・ゴードンのリタイアです。
33分にククレジャのタックルを受けた際に、左膝を捻ってしまったようです。代わって入ったのはジェイコブ・マーフィー。エディ・ハウのチームも、ジョエリントン、カラム・ウィルソン、ハーヴィー・バーンズ、ルイス・ホール、トリッピアーを欠いています。しかし43分、ブルーノ・ギマランイスの繊細なパスが、ボックス左手前のイサクに通りました。
ディサシと対峙したストライカーは、ファーのサイドネットへのコースが空いているのに気が付きました。右足の美しいショットが決まり、1-1。前半の追加タイムのロングフィードで抜け出したニコラス・ジャクソンは、左足で決めるもオフサイド。マロ・グストのクロスをコナー・ギャラガーが頭で落とし、スターリングがフリーで打ったシュートはGKドゥブラフカの正面です。
後半開始からしばらくは、イーブンの展開。勝ち越しゴールは57分、決めたのはチームで最もシュートの精度が高いレフティでした。右からのスローインを受けたカイセドが脇にいたエンソ・フェルナンデスに預けると、縦パスを足元に収めたのはコール・パルマー。中に持って左足を振り抜くと、ニアを襲ったボールにドゥブラフカは触れませんでした。
2-1となった直後、自陣左で奪ったエンソ・フェルナンデスがロングフィードを前線に送ると、ニコラス・ジャクソンのバックヘッドでラインの裏に出たスターリングがスプリント。GKの前で減速し、右に持ってかわしたスピードスターは、奪えないと判断してゴールライン際に引いたダン・バーンにクリアされてしまいました。
チェルシーの3点めは76分、またしてもロングカウンター。シュートのこぼれ球をボックス内で拾ったカイセドが、前にいたニコラス・ジャクソンにパスを通すと、ボックス脇から中央に優しいボールを転がしました。コナー・ギャラガーがトラップすると、後ろからさらったのはムドリク。シェアを股抜きで置き去りにした10番が、GKもかわして無人のゴールに流し込みました。
ジェイコブ・マーフィーが豪快なロングシュートを右隅に突き刺したのは90分。チェルシーは3-2で逃げ切り、7位ハマーズまで4ポイント差となりました。2ゴールに絡み、スターリングの決定機を演出したニコラス・ジャクソンと、1ゴール1アシストのコール・パルマーを称えたい一戦。彼らの移籍金は回収できたといっても、過言ではないでしょう。
コール・パルマーはPK5発とはいえ、プレミアリーグ24試合11ゴール8アシスト。24試合9ゴール3アシストのニコラス・ジャクソンは、ゴール前で判断が遅れるという課題はあるものの、前線で収めてくれる頼もしい存在です。点取り屋が必要といわれているチェルシーですが、彼らの成長を信じて、左サイドと最終ラインの強化を優先するという考え方は的外れではないでしょう。
2年連続で欧州へのチケットを獲り逃しそうなクラブは、伸びしろがある選手が多く、最終ラインにフォファナやリース・ジェームズが戻ってくれば充分戦えるのではないかと思います。今の彼らに足りないのは、自信とリーダーシップでしょう。夏の補強はピンポイントにして、成長と継続性を重視したほうがいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
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