2024.05.16 プレミアリーグ観戦記2023-24プレミアリーグ観戦記
チェルシー、ニューカッスル、マン・ユナイテッド…来季の欧州を争う注目の2試合をチェック!
トッテナムに0-2で完勝したマンチェスター・シティは、最終節でウェストハムに勝てば91ポイントで4連覇達成。彼らがドロー以下で、アーセナルがエヴァートンに勝ち切れば、グーナーたちが待ち焦がれた20年ぶりの戴冠となります。アンフィールドにウルヴスを迎えるリヴァプールは3位が確定しており、最注目はユルゲン・クロップとの別れを惜しむセレモニーです。
マン・シティの勝利で、アストン・ヴィラはTOP4フィニッシュ。欧州最高峰の大会への復帰は、1982-83シーズンのチャンピオンズカップ以来、42年ぶりです。プレミアリーグ創設以降のファンのなかには、ヴィラが欧州を制覇して東京でペニャロールと戦ったのを知らない人もいるかもしれません。快挙を成し遂げたウナイ・エメリは、欧州の強豪の注目を集めているようです。
さて、本日はFAカップによって延期された2試合が開催されました。ブライトンVSチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドVSニューカッスル。6位チェルシーと7位ニューカッスルは、勝てば最終節の結果次第で5位の可能性があり、敗れれば6位以下が確定します。彼らより3ポイント少ないマン・ユナイテッドは、勝てば6位の可能性が残り、ドローなら7位以下、敗れれば8位です。
ただしテン・ハフのチームは、マンチェスターダービーとなったFAカップ決勝を制すれば、ヨーロッパリーグ出場権を獲得します。あくまでも「勝てば」ですが…。3チームともに必勝だった2試合は、マンチェスター・ユナイテッドが3-2でニューカッスルを下し、チェルシーは1-2で勝ってトッテナムとの差を3ポイントに詰めました。
オールド・トラフォードの一戦は、両者合わせてシュート38本の殴り合いとなりました。マン・ユナイテッドの最初の決定機は9分。ブルーノが右から放り込んだFKをドゥブラフカがパンチでクリアすると、アムラバトが頭で前に送ったボールをカゼミーロがバイシクル。感触は悪くなかったのですが、うまく抑えられなかったボールはGKの頭上を越えていきました。
アマド・ディアロ、メイヌー、ガルナチョが躍動するホームチームは、27分にもチャンスをつかみ、ブルーノの浮き球で左から抜けたガルナチョがドゥブラフカと1対1。右脇を狙ったシュートは、GKが足でストップしました。先制は31分、右から仕掛けたアマド・ディアロが中央のブルーノにパスを出すと、スルーした8番の後ろでメイヌーがフリーです。
トリッピアーが残ってしまったため、オフサイドはなし。19歳のМFは冷静にGKの左に蹴り込みました。ハーフタイムは1-0、アウェイチームが追いついたのは後半開始から4分。オナナのフィードのクリアが前線のイサクに渡り、右に流したボールをジェイコブ・マーフィーが中央に送ると、走り込んだアントニー・ゴードンが難なくプッシュしました。
1-1からの勝ち越しゴールは57分、左からのCKのクリアがファーで待っていたアマド・ディアロに渡り、左足の鋭いダイレクトショットにドゥブラフカは触れません。73分に左から仕掛けたアンソニー・ゴードンは、カゼミーロを抜き去って縦に突破し、ファーポスト際にきわどいラストパス。詰めたアルミロンのスライディングは届かず、ボールは外に抜けていきました。
勝負を決する3点めは84分。ブルーノが左から出したボールをボックス右に持ち込んだのは、2分前にピッチに入ったばかりのホイルンドです。チェックしたダン・バーンはボールに触れず、左からフォローしたルイス・ホールは股間を抜かれてしまいました。3-1とされたアウェイチームは、92分のCKのクリアをルイス・ホールが右隅に叩き込むも、1歩及びませんでした。
ブライトンの本拠地アメックスに乗り込んだチェルシーは、ククレジャのアグレッシブなアタックが印象的でした。17分にボックス左でブオナノッテと絡んで転倒しますが、PKのジャッジはVARで取り消し。34分には、コナー・ギャラガーがボックス左に通した縦パスをダイレクトでニアに折り返し、コール・パルマーの先制ゴールをアシストしました。
頭を突き出し、右隅に浮かしたヘッダーはパーフェクト。トップ下で攻撃を仕切るレフティは、直近のプレミアリーグ10試合で12ゴール3アシストと絶好調です。後半が始まってしばらくは、同点をめざすブライトンのペース。51分にトレヴォ・チャロバーをかわしてゴールに迫ったジョアン・ペドロは、フォローしたククレジャに止められています。
前半から再三チャンスを創っていたランプティは、57分に絶妙なクロスをニアのパスカル・グロスに通しますが、右足のハーフボレーはミスタッチ。チェルシーの追加点は64分、ノニ・マドゥエケの縦パスで右サイドを突破したマロ・グストがグラウンダーを入れると、左からスペースに入り込んだエンクンクが右足で流し込みました。
0-2で終わりかと思いきや、86分にジョアン・ペドロと競って倒れたリース・ジェームズが足を蹴り上げ、1発レッド。追加タイムは10分で、94分にパスカル・グロスが左からファーに上げると、アディングラのボレーは左のポストにヒットしました。ウェルベックがジョアン・ペドロのグラウンダーを押し込んだのは97分。1-2となって間もなく、タイムアップの笛が鳴りました。
この結果、5位トッテナムは63ポイント、チェルシーは60、ニューカッスルとマン・ユナイテッドは57。チェルシーに逆転される可能性があるスパーズですが、最下位シェフィールド・ユナイテッドには負けないでしょう。チェルシーはドロー以上なら6位以内が確定し、FAカップでマン・シティが勝てばヨーロッパリーグ出場決定です。
ニューカッスルは、ブルーズがコケてくれなければ7位でECL。マン・ユナイテッドも、ニューカッスルのポイントロストが7位浮上の必須条件です。最終節は、チェルシーVSボーンマス、ブレントフォードVSニューカッスル、ブライトンVSマン・ユナイテッド。今の順位のままで決まりそうな雲行きですが、果たして…?
マン・シティの勝利で、アストン・ヴィラはTOP4フィニッシュ。欧州最高峰の大会への復帰は、1982-83シーズンのチャンピオンズカップ以来、42年ぶりです。プレミアリーグ創設以降のファンのなかには、ヴィラが欧州を制覇して東京でペニャロールと戦ったのを知らない人もいるかもしれません。快挙を成し遂げたウナイ・エメリは、欧州の強豪の注目を集めているようです。
さて、本日はFAカップによって延期された2試合が開催されました。ブライトンVSチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドVSニューカッスル。6位チェルシーと7位ニューカッスルは、勝てば最終節の結果次第で5位の可能性があり、敗れれば6位以下が確定します。彼らより3ポイント少ないマン・ユナイテッドは、勝てば6位の可能性が残り、ドローなら7位以下、敗れれば8位です。
ただしテン・ハフのチームは、マンチェスターダービーとなったFAカップ決勝を制すれば、ヨーロッパリーグ出場権を獲得します。あくまでも「勝てば」ですが…。3チームともに必勝だった2試合は、マンチェスター・ユナイテッドが3-2でニューカッスルを下し、チェルシーは1-2で勝ってトッテナムとの差を3ポイントに詰めました。
オールド・トラフォードの一戦は、両者合わせてシュート38本の殴り合いとなりました。マン・ユナイテッドの最初の決定機は9分。ブルーノが右から放り込んだFKをドゥブラフカがパンチでクリアすると、アムラバトが頭で前に送ったボールをカゼミーロがバイシクル。感触は悪くなかったのですが、うまく抑えられなかったボールはGKの頭上を越えていきました。
アマド・ディアロ、メイヌー、ガルナチョが躍動するホームチームは、27分にもチャンスをつかみ、ブルーノの浮き球で左から抜けたガルナチョがドゥブラフカと1対1。右脇を狙ったシュートは、GKが足でストップしました。先制は31分、右から仕掛けたアマド・ディアロが中央のブルーノにパスを出すと、スルーした8番の後ろでメイヌーがフリーです。
トリッピアーが残ってしまったため、オフサイドはなし。19歳のМFは冷静にGKの左に蹴り込みました。ハーフタイムは1-0、アウェイチームが追いついたのは後半開始から4分。オナナのフィードのクリアが前線のイサクに渡り、右に流したボールをジェイコブ・マーフィーが中央に送ると、走り込んだアントニー・ゴードンが難なくプッシュしました。
1-1からの勝ち越しゴールは57分、左からのCKのクリアがファーで待っていたアマド・ディアロに渡り、左足の鋭いダイレクトショットにドゥブラフカは触れません。73分に左から仕掛けたアンソニー・ゴードンは、カゼミーロを抜き去って縦に突破し、ファーポスト際にきわどいラストパス。詰めたアルミロンのスライディングは届かず、ボールは外に抜けていきました。
勝負を決する3点めは84分。ブルーノが左から出したボールをボックス右に持ち込んだのは、2分前にピッチに入ったばかりのホイルンドです。チェックしたダン・バーンはボールに触れず、左からフォローしたルイス・ホールは股間を抜かれてしまいました。3-1とされたアウェイチームは、92分のCKのクリアをルイス・ホールが右隅に叩き込むも、1歩及びませんでした。
ブライトンの本拠地アメックスに乗り込んだチェルシーは、ククレジャのアグレッシブなアタックが印象的でした。17分にボックス左でブオナノッテと絡んで転倒しますが、PKのジャッジはVARで取り消し。34分には、コナー・ギャラガーがボックス左に通した縦パスをダイレクトでニアに折り返し、コール・パルマーの先制ゴールをアシストしました。
頭を突き出し、右隅に浮かしたヘッダーはパーフェクト。トップ下で攻撃を仕切るレフティは、直近のプレミアリーグ10試合で12ゴール3アシストと絶好調です。後半が始まってしばらくは、同点をめざすブライトンのペース。51分にトレヴォ・チャロバーをかわしてゴールに迫ったジョアン・ペドロは、フォローしたククレジャに止められています。
前半から再三チャンスを創っていたランプティは、57分に絶妙なクロスをニアのパスカル・グロスに通しますが、右足のハーフボレーはミスタッチ。チェルシーの追加点は64分、ノニ・マドゥエケの縦パスで右サイドを突破したマロ・グストがグラウンダーを入れると、左からスペースに入り込んだエンクンクが右足で流し込みました。
0-2で終わりかと思いきや、86分にジョアン・ペドロと競って倒れたリース・ジェームズが足を蹴り上げ、1発レッド。追加タイムは10分で、94分にパスカル・グロスが左からファーに上げると、アディングラのボレーは左のポストにヒットしました。ウェルベックがジョアン・ペドロのグラウンダーを押し込んだのは97分。1-2となって間もなく、タイムアップの笛が鳴りました。
この結果、5位トッテナムは63ポイント、チェルシーは60、ニューカッスルとマン・ユナイテッドは57。チェルシーに逆転される可能性があるスパーズですが、最下位シェフィールド・ユナイテッドには負けないでしょう。チェルシーはドロー以上なら6位以内が確定し、FAカップでマン・シティが勝てばヨーロッパリーグ出場決定です。
ニューカッスルは、ブルーズがコケてくれなければ7位でECL。マン・ユナイテッドも、ニューカッスルのポイントロストが7位浮上の必須条件です。最終節は、チェルシーVSボーンマス、ブレントフォードVSニューカッスル、ブライトンVSマン・ユナイテッド。今の順位のままで決まりそうな雲行きですが、果たして…?
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