2026.02.09 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Liverpool×MAN.CITY】微妙なジャッジ連発、極上のFK、激痛のPK…乱戦を制したのはマン・シティ!
GKアリソン、DFショボスライ、コナテ、ファン・ダイク、ケルケズ、2センターにフラーフェンベルフとマック・アリスター、2列めはサラー、ヴィルツ、ガクポ、最前線はエキティケ。ベンチで出番を待つシニアプレーヤーは、ロバートソン、遠藤航、カーティス・ジョーンズ、フェデリコ・キエーザだけです。
対するペップも、負けたらアーセナルとの差は9ポイントに広がり、4位マン・ユナイテッドと3ポイント差という危険な状況となります。こちらも最強の11人で、GKドンナルンマ、DFマテウス・ヌネス、フサノフ、マーク・グエイ、アイ・ヌーリ。アンカーにロドリ、2列めにセメンヨ、ベルナルド・シウヴァ、マルムシュ、ニコ・オライリー、最前線にハーランドという布陣です。
開始1分、ベルナルド・シウヴァのスルーパスで、ケルケズの裏を取ったハーランドがいきなりアリソンと1対1。左足のシュートは守護神が体に当て、こぼれ球に先着したケルケズが必死に外に蹴り出しました。5分にボックス左でフサノフのパスをカットしたエキティケは、右足アウトのグラウンダーをベルナルド・シウヴァにクリアされました。
騒然とするアンフィールド。どちらが先にペースをつかむのか。両者ともに厳しいプレスでゴール前までDFを追い込んでおり、中盤は間延びしがちです。9分にベルナルド・シウヴァのFKに合わせたフサノフのヘッドは浮いてしまい、14分のロドリのミドルは9番に当たって右にアウト。マン・シティの2列めは、マルムシュとハーランドをラインの裏に送り出そうとしています。
アイ・ヌーリがショボスライをかわして、グラウンダーを入れたのは22分。落としを受けたマルムシュの一撃は、フラーフェンベルフのつま先に触れてCKです。レッズの久々のチャンスは25分。左にいたマック・アリスターの素晴らしいフィードが、逆サイドで最終ラインと並んでいたサラーに通りました。右足のシュートは、冷静に対応したマーク・グエイが足に当てています。
34分に右サイドに流れたロドリは、迷わずクロスをフィード。バウンドしたボールを叩いたハーランドのボレーは、アリソンが正面でキャッチしました。41分にロドリが左足で打ったミドルは、ファン・ダイクがブロック。敵陣で奪い返したボールをボックス手前に持ち込んだマルムシュは、枠に打てませんでした。
前半は0-0。後半開始直後にエキティケのパスを左で受けたガクポは、自ら打たずに中央にラストパスを通しました。サラーのダイレクトショットは、アイ・ヌーリがブロック。主導権を握ったリヴァプールは、ショボスライやエキティケが打てるようになっています。54分のヴィルツのクロスはエキティケにぴったりでしたが、飛び出したドンナルンマがパンチでクリアしました。
56分、アイ・ヌーリのグラウンダーが中央のマルムシュへ。落としたボールに反応したセメンヨは、アリソンの正面に打ってしまいました。直後のカウンターで、左に出たサラーに預けたエキティケは、左足アウトの絶妙なクロスにフリーで走り込んだのですが、渾身のヘッドを左に外してしまいました。ペップのチームにアクシデントが発生したのは、58分です。
マック・アリスターのパスでゴール前に出たガクポを止めようとしたフサノフは、飛び出したドンナルンマと接触して頭を強打。ルベン・ディアスに代えたペップは、マルムシュもシェルキにスイッチしています。64分にフラーフェンベルフがガクポに展開した速攻は、エキティケがヒールで落としたボールに走り込んだヴィルツの一撃をマーク・グエイにブロックされています。
リードしてからも攻め続けるレッズは、守備時は中央に人数を集めてスペースを消しています。シェルキのクロスがマック・アリスターに当たり、中央に浮いたのは84分。ハーランドが頭で前に送ったボールをスライディングで押し込んだのは、ベルナルド・シウヴァでした。スロット監督はここでガクポを下げ、カーティス・ジョーンズを投入しました。
90分にはケルケズが下がり、前線にフェデリコ・キエーザ。右サイドのベルナルド・シウヴァがボックス右に入れたボールを、マテウス・ヌネスが追ったのは91分でした。つま先でボールにタッチしたSBは、飛び出したアリソンと激突して転倒。クレイグ・ポーソンのジャッジはPKです。これまでアンフィールドでノーゴールだったハーランドが、落ち着いて左隅に収めました。
1-2となった98分、マック・アリスターが右足で放ったミドルは、ルベン・ディアスに当たって浮き上がる難しいボールでしたが、ドンナルンマが右に弾き出すビッグセーブ。CKでゴール前に上がったアリソンは、その後の放り込みでも前線に残っており、クリアを拾ったベルナルド・シウヴァがシェルキにつなぐと、ハーフラインの手前から無人のゴールに蹴り込みました。
このボールが一気にネットに突き刺さっていれば、文句なしの1-3でした。しかし追いつける可能性がある緩いボールで、ショボスライとハーランドがシャツを引っ張り合ったため、微妙なジャッジとなりました。最初に引っ張ったショボスライは、明らかに決定機阻止でレッドカードの対象となり、ファールがなければぶっちぎっていたはずのハーランドは、当然お咎めなしです。
またも悩ましいジャッジを求められたクレイグ・ポーソンの結論は、決定機阻止とレッドカードとFK。最終的なスコアは1-2でした。マーク・グエイはレッドか?アリソンはファールか?フェデリコ・キエーザの転倒はPKか?シェルキはゴールを認められるべきか?ショボスライはやはりレッドか?最後のジャッジの結果、ドロー決着だったら、ペップは爆発していたでしょう。
エキティケがビッグチャンスを活かせず、マック・アリスターの足に当たってハーランドの頭上に飛んだ幸運なクロスで追いつかれ、コースを切るだけでよかったシーンでアリソンがチャレンジ…。ここぞというシーンでミスが生じ、運もジャッジも味方にできなかったリヴァプールのスタッフと選手たちは、敗戦を受け入れるのに時間を要するでしょう。
最終盤の逆転劇で何とか勝ったマンチェスター・シティにとっては、とてつもなく大きな3ポイント。トロフィーを奪還できたら、ドンナルンマのセービングはいつまでも語り継がれるはずです。リヴァプールの次節は敵地でサンダーランド、マン・シティはエティハドでフラム。この結果が次にどうつながるのか、それぞれの戦い方に注目しましょう。
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